◆NPO法人環境微生物災害対策協会(通称:微対協)の活動
 ●住宅施設・温泉施設に関する事業者並びに利用者のための環境保全、経済活動の活性化を図り、職業能力の開発・雇用機会の拡充を支援する活動。
 ●環境微生物災害対策の相談・提案、普及活動
     1、カビ菌(真菌類)の災害対策の相談・立案
     2、レジオネラ属菌の災害対策の相談・立案
 ●カビ菌・レジオネラ属菌等の検査
 ●上記有害微生物(カビ菌・レジオネラ属菌)の対策技術者の養成講座及び団体に対しての出張講座
  ●水質抗菌活性方法 (水質浄化) 

◆【カビ菌類の同定検査】
 住宅の気密性や断熱性が向上して,一年中室内は温度が一定に保たれるようになり格段に人が住みやすくなっています。
 反面、ダニやカビにとっても大変住みやすい環境になっており、それによるカビが主因子となる喘息やアトピー性皮膚炎が小児を中心に増えています。
 まず現状を把握してカビなどのアレルゲン物質を減らす対策をとる事が重要です。
―カビ調査のステップー

◆【レジオネラ属菌の検査】
浴槽水の水質検査項目の中では、感染症を引き起こす「レジオネラ属菌」が最も重要視されています。
また、定期的な浴槽内や配管の清掃、消毒だけでは衛生的な管理が維持できているかの判断がしづらいために、水質検査による確認が必要となります。
  ―採水方法―
   
 
 ―浴槽水の自主検査―
 衛生管理要綱では水質基準の4項目にアンモニア性窒素を加えることが望ましい
 項目名
基準値
 濁度 濁度5度以下である事
 過マンガン酸カリウム消費量
過マンガン酸カリウム消費量25mg/L以下である事
 大腸菌群
大腸菌群1個/ml以下である事
 レジオネラ属菌
レジオネラ属菌10CFU/100ml未満である事


◆【技術者養成講座】防カビ技術プランナー

研修会参加・開催希望者、微対協会員になるには所定の講習会を受講します。

●微対協会員になるには虚偽、手抜き、丸投げをしない、誠実かつ確かな施工を理念とする事業者様が対象です。
 条件 ・NPO法人環境微生物災害対策協会(微対協)が開催する研修会に参加する。
     ・微生物・化学物質の基本知識の習得とモルテック工法を用いた施工ノウハウ研修を修了します。
     ・NPO法人微対協の賛助会員登録できる事業者
 
 会費 ・NPO法人微対協への会員登録
      登録料: 法人10万円  個人5千円
      年会費: 法人1万円   個人5千円
 
 講習内容
    営業又は施工責任者を2日間の講習実施
     ・ 講習費用 20万円(二日間)
     ・ 参加人員  10名まで 
 入会の流れ
  1.研修参加――――2.入会(入会費支払い)―――3.微対協会員登録