須藤龍也
2014年6月16日15時28分
東京電力が1月、放射性物質に関する資料を国の原子力規制委員会の専門家会合に出し、規制委はこの資料をホームページ(HP)に載せた。ところが、一般の人がHPの検索機能を使って読もうとしても見つからず、インターネット上では「資料隠しでは」との疑念が広がる事態に。何があったのか――。
原子力規制委によると、資料は東電が1月24日の専門家会合で出した「福島第一原子力発電所におけるストロンチウム分析の状況について」(表題)。
専門家会合の資料は一般の人にも関心が高いため、規制委は原則としてHPに載せている。東電の分析資料についても、ほかの資料と一緒にHPで読めるように、民間業者に作業を委託した。
おすすめコンテンツ
PR比べてお得!