Windows8/8.1の起動時に、署名制限の無効化やセーフモードを選択できるようにする小技
2013/10/22: コマンドのパラメータを2種類発見したので追記。
(両者の違いについては未検証です)
MSDN内に参考にできるリンクを発見したので追加。
Windows8で、セーフモードで起動したり、ドライバの署名制限を無効化する場合に、「いちいち起動オプション画面を経由するのが面倒臭い・・・!」って場合のTipsです。
このページ内の手順を実行すると・・・
▲PCが起動時に、毎回この画面(スタートアップ設定)が表示され、起動モードを選択できるようになります。
注意事項
このページの情報は、自己責任でご利用下さい。- オプション選択画面の操作には、キーボードが必要です。
タブレットPCを利用している場合は、このページで紹介したコマンドを実行しないで下さい。キーボードの無いPCでは、オプション選択画面から先に進めなくなります。 - 署名制限を無効化を指定すると、PC のセキュリティが甘くなり、悪意のあるプログラムが実行されやすいPC環境になります。
実行方法
コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを入力します
bcdedit /set {default} advancedoptions yes
または
bcdedit /set advancedoptions on
▲クリックで拡大
「この操作を正しく終了しました」とメッセージが出ればOKです。
この状態でPCを再起動すると、以下の様になります。
起動直後の画面
▲以降は、PCを起動した直後はこの画面が出るようになります。
元に戻す方法
上と同じく、コマンドプロンプトを管理者権限で起動し、以下のコマンドを入力します
bcdedit /set {default} advancedoptions no
または
bcdedit /set advancedoptions off
▲クリックで拡大
「この操作を正しく終了しました」とメッセージが出ればOKです。
毎回起動モードを選択する必要があるってのも鬱陶しい事ですが、セーフモードやドライバー署名無効を多用したい人にとっては、この起動方法の方が何かと便利が良さそうです (^_^;
サイト内関連ページ
Windows8で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法
MSDM参考ページ(英文)
このページで紹介しているコマンドやパラメータに関する記述は殆どありませんが、参考にできるので追記しておきます。
BCDEdit /set (Windows Drivers)
誤字脱字を発見した場合、お気軽にご報告下さい。お礼にMonacoin差し上げます(Monacoinアドレスが必要です。詳細ページ)
このブログを応援する・このブログに寄付する
関連記事(ぜんぶ見る>> 各種起動オプションと復旧関連)
Windows8/8.1の起動時に、署名制限の無効化やセーフモードを選択できるようにする小技
Windows8の shutdown コマンドのパラメーター
Windows8がセーフモードでも起動できない時の対処方法
Windows8のセーフモード起動方法・PC復旧方法
Windows7/8のシステムイメージからの復元とバックアップの違いについてメモ
Windows8/8.1で署名なしドライバをインストールする方法/テストモードにする方法