企画展 2014/4/19~7/12 宮良瑛子展「沖縄―愛と平和と―」
長年、戦争の痛みを女性の視点から表現し続けてきた沖縄在住の画家・宮良瑛子。沖縄復帰前年に沖縄へ移住し、沖縄の女性への共感から描きはじめた「アンマー・シリーズ」をはじめ、戦禍の残るベトナムを訪ねたことを機に沖縄戦の痛みを描いた「シリーズ焦土」、さらに近年の辺野古を主題にした「漂泊の島」シリーズなどの彼女の画業を通じて、現在の米軍基地問題に代表される沖縄に犠牲を押し付ける私たちの社会の構造へと想像力を拡げる。
●学芸員によるギャラリートーク
6月29日(日)午後2時
=参加自由(当日の入館券が必要です)
2014/6/28 緊急企画 日本国憲法を考える ジャン・ユンカーマン監督講演会
集団的自衛権の行使を容認するための「解釈改憲」を急ぐ安倍政権。ドキュメンタリ映画『日本国憲法』を2005年に撮影したジャン・ユンカーマン監督を迎え、日本のみならず、世界的に大きな意味を持つ憲法9条の価値をあらためて見直し、本当の〈積極的平和〉とは何かを考える緊急企画です。
6月28日(土)午後1時 丸木美術館新館ホール
=参加自由(当日の入館券が必要です)
2014/8/30 加藤登紀子トーク&ライブ 広島 愛の川を歌う
世代を超えて国内外で読み継がれる漫画「はだしのゲン」の作者・中沢啓治が平和への願いをつづった唯一の詩に曲をつけた「広島 愛の川」(2014年6月25日CD発売予定)を、丸木夫妻の絵の前で加藤登紀子が歌う!
核なき世界への思いを込めて、ついに実現したこの夏注目の企画です。
8月30日(土) 開演午後3時 全席自由3,800円(入館料込=丸木美術館友の会会員は800円割引)
限定200席/前売予約は丸木美術館(☎ 0493-22-3266)まで
お早目にご予約ください!!
特別展示 2014/7/19~9/6 はだしのゲン絵本原画展
世代を超えて読み継がれる中沢啓治の原爆漫画『はだしのゲン』 。
●オープニング企画 講演「はだしのゲン 戦争と原爆の真実を演じる」
7月19日(土) 午後2時 神田香織(講談師)
=参加費500円(入館料別途)
当日は、午後1時に東武東上線森林公園駅南口に丸木美術館の送迎車が出ます。
●ひろしま忌講演「『はだしのゲン』をなぜ排除するのか ―日本社会・メディアでいま、起きていること」
8月6日(水) 午後3時 出演=永田浩三(武蔵大学教授・元NHKプロデューサー)
=参加費500円(入館料別途)
当日は、午前11時30分・午後1時30分・2時30分に東武東上線森林公園駅南口に丸木美術館の送迎車が出ます。
●対談「『はだしのゲン』を読み解き、読み継ぐために ―核の時代の表現として」
8月24日(日)午後3時 出演=小沢節子(歴史家)+川口隆行(広島大学准教授・原爆文学研究)
=参加自由(入館料別途)
当日は、午後2時に東武東上線森林公園駅南口に丸木美術館の送迎車が出ます。
次回企画展 2014/7/26~9/6 竹田信平 ベータ崩壊美術展
メキシコとドイツを拠点に活動するアーティスト・竹田信平は 過去8年間に渡り60人以上の南米北米に移住した広島長崎の被爆者を尋ね記録をしてきた。長編ドキュメンタリー映画”ヒロシマナガサキダウンロード“(2010年、73分)や、 声紋をモチーフにしたインストレーション”アルファ崩壊“シリーズでは、どのように原爆の記憶と向き合い共鳴するかを探求。新作品群の“ベータ崩壊”シリーズでは、メキシコ・オアハカ州の織物の町で制作したインスタレーション作品を通して記憶の紡ぎ方と時間の絡みを焦点に展開する 。
●映画『ヒロシマ・ナガサキダウンロード」上映+作家トーク
7月26日(土) 午後2時
竹田信平監督の長編ドキュメンタリー映画。
2009年春、アメリカ大陸西海岸。ヒロシマ・ナガサキの傷を抱え、元「敵国」で余生を過ごす被爆者たち。人生の岐路に差しかかった青年二人が、彼らを訪ねる旅に出た。旅路の果てに、二人が見つけたものは?核の世界を受け継ぐ世代が綴った、魂のロードムービー(73分、2010年)。
=参加自由(当日の入館券が必要です)
当日は、午後1時に東武東上線つきのわ駅南口に丸木美術館の送迎車が出ます。
●南米現代美術アートの対話“アルファ崩壊からベータ崩壊へ”
8月1日(火) 午後6時30分 会場=エスパシオ・メヒカーノ(メキシコ大使館5F)
アルファ崩壊のキュレーターであるメキシコ人キュレーターのマルセラ・キロズを交えてアルファ崩壊の原点と共にメキシコ、原爆、アートの関係性に迫る。
=入場無料(東京都千代田区永田町2-15-2 電話03-3581-1131)
夏の工作教室のお知らせ!
夏休みには親子で丸木美術館へ! 特別企画工作教室のお知らせです。
参加費500円 定員10名程度 お気軽にお問合せ、お申し込みください!(電話0493-22-3266)
●夏の工作教室①「見えない絵本?を作ろう!」 8月9日(土)午後1時
講師=奈良幸子(アトリエ・パンセ主宰)
何が書いてあるのかな?見えない不思議な絵本を作ります。
●夏の工作教室②「箱型カメラを作って写真を撮ろう!」 8月23日(土)午後1時
講師=小原佐和子(写真家)
牛乳パックを使って、手製のカメラを作ります。みんなで外に出て写真を撮ろう!
新作グッズ:丸木美術館クリアファイルのご紹介
丸木美術館クリアファイル 350円
丸木美術館の新しいオリジナルグッズとして、丸木俊による平和の鳩と母子像の絵画をデザインしたA4サイズのクリアファイルを製作しました。1冊350円ですが、3冊セットは1000円となります。
贈り物やお土産にも喜ばれる色彩鮮やかなファイルです。電話・FAXでの御注文も受け付けます。
お問い合わせは丸木美術館事務局(電話0493-22-3266・FAX 0493-24-8371)まで。
三岸節子記念美術館「丸木俊展」図録のご紹介
丸木俊展図録 1800円
2012年に一宮市三岸節子記念美術館で開催された「生誕100年記念丸木俊展」の図録を、丸木美術館で販売しています。丸木俊にとっては初めての個展図録。87点におよぶ油彩や絵本原画の図版はもちろん、小沢節子さん(近現代史研究者)による論考や、モスクワ、パラオを訪れた際の俊のノートの書き起こしなど、貴重な資料も充実しています。
電話・FAXでの御注文も受け付けます。お問い合わせは丸木美術館事務局まで。
丸木スマ画集のご紹介
丸木スマ画集 2700円
2008年に埼玉県立近代美術館で開催された「丸木スマ展」の図録を、丸木美術館から画集として再編集して刊行しています。会期中に完売となった人気の図録です。掲載図版は80点。あらたに詩人のアーサー・ビナードさんのエッセイを採録しています。
電話・FAXでの御注文も受け付けます。お問い合わせは丸木美術館事務局まで。
丸木美術館紹介ビデオDVDのご案内
2012年春、東松山ケーブルテレビの制作により、丸木美術館を紹介するビデオ映像(全6巻、各15分番組)ができました。
第1巻の「丸木美術館」からはじまり、第2巻「原爆の図(上)」、第3巻「原爆の図(下)」、第4巻「丸木位里」、 第5巻「丸木俊」、第6巻「丸木スマ」というテーマごとに編集されています。
そのビデオDVDを2000円+税で販売しています。
また、団体来館者向けに、このビデオ映像のDVD・ブルーレイの貸出も行っています。
学校団体の美術館見学のための事前学習や、遠くてなかなか来館できない方のための映像鑑賞などに活用して頂きたい
と思っています。
詳しくは、丸木美術館事務局(0493-22-3266)までお問い合わせください。
映像制作にご尽力下さった東松山ケーブルテレビの皆さまに、心から感謝いたします。
団体来館のご相談をどうぞ
丸木美術館では学校はじめ各種団体のご来館をお待ちしています。詳しくは、以下のファイルをご覧下さい。
団体見学の概要はこちらから
団体見学予約申し込み用紙はこちらから
その他、ご不明な点は、丸木美術館事務局までご連絡ください。
パネル展のご相談をどうぞ
丸木美術館では資料展示のための複製パネルの貸出を行っています。
料金等の詳細はこちら
7~8月は混み合いますので、お早めにご相談ください。