暴言帳

日常を斬る。時々キレる(ぇ。暴言は、清く真面目に鋭くお茶目でありたい。

斉藤氏の「はてブオフ会」に物申す。

あまり個人に対して公開でどうこう言いたくはないのです。
でもそろそろ私も、ぶちかまさなきゃならん時期が来たようです。

斉藤氏( id:netcraft )が主催しようとしている「はてブオフ会」について、あえて物申してみたいと思うのです。

はてなブックマーク・ユーザー会のオフ会を7月12日に開催します! - はてな村定点観測所

以前当ブログのエントリで氏の事について言及し、その際「無茶すんなよ」と釘を刺しておいたつもりでした。また過去の氏のエントリに対しても

WEB業界の黒歴史 ヤラセ投稿 - はてな村定点観測所

論は認める。気概は買う。ただ前のめりには気をつけろよ。転ぶなよ。

と釘を刺したつもりではいました。

しかしそれも「糠に釘」だったようです。少し残念です。

 

私自身がはてなでのアイコンを今の「K-Jey」に変更したのが斉藤氏のアイコン変更の直後、そして私自身がこれまで斉藤氏に対して「支援寄りのコメント」を寄せていたことから、一部はてブユーザーは私を「斉藤氏シンパ」扱いに短絡視している傾向も見られます(「グラサンアイコン」がどうたらなんてブコメもお見かけしています)。

また、

ネット学級委員長が醜い! - Hagex-day info

これが発表されて以降、私が付けていたブコメに対するスターの量が激減し、「ああ、さすがはてな首領 id:hagex 氏、影響力は半端じゃないな~」と肩を落としたものです。(恐縮ですがあえてIDコールさせて貰いました>hagex 氏)
hagex 氏が具体的に誰をターゲットとして言及されたか(そもそも発端のエントリに私はコメントしていない)はともかくとして、常日頃「低学歴・低脳ヘイトに対して反発姿勢を取っていた」私が、おそらく「ネット学級委員長」と同一視されてしまったのだろうとは思っています。私はプロブロガーどころか、しがない泡沫ブロガーなんですがね(プロになる気など毛頭無い)。それに過去エントリを見て頂ければ「私がいかなる人間か」というのはご理解頂けるんでしょうが、あいにくそれをご覧になられた方はろくにおられないご様子。
ま、それを嘆いても仕方ないことです。私は今まで背負ってきた人生をベースに事を語ってきただけですから、因果応報。それを受け入れてもらえないというのなら、価値観の相違ですので、それを尊重するしか無いでしょう。
人の価値観に土足で踏み込んでそれを矯正しようと目論むのは「支配欲」にも似ています。また傲慢とも言えるでしょう。

 

ちょっと話が脱線してしまいましたね。本題に戻りましょう。

今回の

古参ブロガーと株式会社はてなは全力でスルーしかしない - はてな村定点観測所

このエントリで、さすがに私の堪忍袋の緒が切れました。
参加を検討していたオフ会ですが、真剣に辞退しようかと考えています。
斉藤氏は「致命的な勘違い」を犯していると認識せざるを得ません。

物事に「不満」はつきまとうもの。そしてその「不満」の背景に「相互の価値観の相違」はあって当然。一方の主張をゴリ押ししたり、また「強引に相手の思想を変えさせようと試みる」事は、ただの傲慢でしかありません。
そんな傲慢な心を持つ人の主張に、相手が素直に耳を貸すとでもお思いですか?

斉藤氏の言論・主張は、イソップ物語「北風と太陽」の北風と同じです。
そんな強面な論調振りかざしてたら、相手だって「呑める者も呑めない」ですよ。「売り言葉に買い言葉」の世界になってしまいますからね。
はてな社がどうたらだとか、古参ブロガーがどうたらだとか、そんなの愚痴ってどうするんです? かえって敵をむやみに増やすだけでしょ?

斉藤氏がオフ会の狙いとしている「みんなトモダチ」の趣旨はある程度理解します。
ただ、それに納得しない、もしくは異論を唱えるはてブユーザーもいるでしょう。その人達にはその人達なりの価値観があるわけですよ。その人達の価値観に土足で踏み込むなんてもってのほか!!
「来たくなきゃ来なければ良い、スルーしたきゃすれば良い」それで良いじゃ無いですか。「その価値観を尊重する真摯な姿勢を持ちなさい」と斉藤氏には申したいのです。

私なら「みんなトモダチ」ではなく、はてブ的表現として「『人』にリアルブックマーク」というスタイルの方が望ましいと思っています。集まる人の個性も様々、全て友達なんて無理。けど気になる人と関われる機会は生まれる。当然そこに選り好みは生まれるかも知れない.だけどそれは人である以上避けようが無い。ならそれで良しとするのが本筋でしょうよ。

はてな社だってはっきり言ってどうでも良いこと。絡みたかったら向こうから絡んで括るし、経営方針に叶わなければスルーする.それも当たり前のこと。

で、私がこのオフ会ですごく期待し重要視しているのは、「オフ会から生まれるムーブメント」なのです。ここから生まれるムーブメントは「小さな種」かも知れません。しかしこの「小さな種」がどう育っていくかが実は最も重要で、育った結果が大きなムーブメントとなってはてブ界やはてな社を動かしていく可能性だってあるわけです。
「オフ会」が到達点では無いはずです。到達点はもっと先にあるのでは無いのですか?
そしてその到達点はひょっとすると斉藤氏やはてな社の予想を超えた方向に行くのかも知れません。それでもその方向性こそが「あるべき姿」なのではありませんか?

斉藤氏には、真摯にこの事を考えて頂きたく思います。