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第1回 グロースハッカーって何者なのか?
グロースハッカー――。ウェブ関係の仕事をしているビジネスパーソンであれば、この言葉を耳にしたことがあるかもしれません。グロースハッカーとは何者か。グロースハッカーはどのような仕事をして、具体的にいかなる成果を出していく人材なのでしょうか。
私自身、グロースハッカーです。
本連載では、私自身がグロースハッカーとして成果を出してきた経験談や、世界中のグロースハッカーたちとの交流を通して見えてきた「グロースハッカーの考え方や手法」、その成果について紹介します。
「ハッカー」、悪い意味ではない
まず「グロースハッカー」という言葉の定義をしておきましょう。
「グロース」というのは「成長」のことです。当然のことながら、彼・彼女らは企業・団体のために働く人材なので、事業、製品・サービス、組織などの「成長」を指します。
そして「ハッカー」。この言葉になかなかマッチする日本語がなく、この時点で頭の中に「?」がたくさん浮かんでしまう方も少なくないと思います。
ハッカーというと、私達はどうしても「パソコンに不正アクセスして悪いことをするヤツ」みたいなイメージを抱いてしまいがち(どうしてそのようなイメージになってしまっているかは私も知りたいところ)ですが、元々テクノロジー業界では悪いイメージではなく、むしろ「常識にとらわれず、高度な専門知識持ち、成果を出す人」というポジティブな人材のことを指します。
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