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最終更新:2014年6月13日(金) 14時41分

銀行の偽サイト作成しIDなど入手、容疑の男逮捕

 インターネット・バンキングの他人のIDとパスワードを入手したうえで、200万円を不正に送金し、だまし取っていたとみられる29歳の男が、警視庁に逮捕されました。

 逮捕されたのは、愛媛県松山市の無職・藤田浩史容疑者(29)です。藤田容疑者は今年2月、ゆうちょ銀行のインターネットバンキングの偽サイトを作成したうえで、埼玉県の雑貨販売業者に『銀行からのお知らせ』などと、ログインを促すウソのメールを送り、IDとパスワードを不正に入手した疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、藤田容疑者は、同様の手口で、およそ100件のIDとパスワードを入手し、このうちの5件で、少なくとも200万円を不正に送金して、だまし取っていたとみられています。

 被害にあったのはインターネットのショッピングサイトに出店し、メールアドレスを公開していた業者ばかりでした。

 不正に送金された後、別の人物が口座から金を引き出していたということで、警視庁は藤田容疑者がグループで犯行に及んでいたとみて実態解明を進めています。(13日12:08)

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