欧州司法裁判所、肥満を障害とみなすかどうか検討中 46
検討 部門より
発端となったのは、肥満を理由に解雇されたと主張する保育士の男性からの訴えを受けたデンマークの裁判所が欧州司法裁判所に確認を求めたこと。男性は体重160kgだが、保育士として15年にわたりデンマーク・ビルンの地方自治体で働いており、子供たちの世話は問題なくできていたと主張する。一方、地方自治体側は少子化を理由に解雇したとしており、男性が解雇の対象として選ばれた理由は説明していないという。欧州司法裁判所ではEU雇用均等一般枠組指令(2000/78/EC)における、障害者への雇用差別を禁止する条項が適用されるかどうかを検討しているそうだ。肥満を障害とみなす判断が出た場合、肥満体の従業員専用の駐車場を設けるなど、働きやすい環境を作ることが雇用主に要求されるようになる可能性もあるとのこと。欧州司法裁判所の判断はEU域全体に適用される。