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 東日本大震災 被災地レポート


津波で流された多くの瓦礫が今なお残っている状態
▲津波で流された多くの瓦礫が今なお残っている状態

 東日本大震災が発生して4ヶ月。
 井上のり子市会議員は6月15日に仙台市を訪れ、宅地被害の大きかった青葉区折立地区と津波被害の大きかった若林区荒浜地区の調査を行いました。
 山間部を開発した折立地区では、新築の住宅にも大きな被害が出ていました。
 荒浜地区には仙台市の唯一の海水浴場がありますが、美しい松並木も無残になぎ倒され、ほとんどの建物は流されてしまいました。津波という自然の脅威に言葉を失いました。


青葉区折立地区

新築住宅も倒壊
▲新築住宅も倒壊
土台から大きく崩れた住宅
▲土台から大きく崩れた住宅

若林区荒浜地区

新築住宅も倒壊
▲無残になぎ倒された松並木
土台から大きく崩れた住宅
▲荒浜小学校の体育館

 また新潟県の湯沢町が取り組んでいる「赤ちゃん一時避難プロジェクト」を調査しました。
 このプロジェクトは東日本大震災で被災された小さな子どもとお母さんを、被災地から安全で快適な環境へ一時避難させる取り組みです。
 湯沢町の町長さんが「中越地震で助けてもらった恩返しをするぞ!」と町で助成金を出して湯沢町のホテルや旅館で避災された母子を受け入れています。医師や看護師の人件費などはユニセフなどの協力によってまかなわれ、災害支援のNPOのスタッフの方々によってプロジェクトが運営されています。3月にスタートして以来、延べ200組のご家族が支援を受けられました。現在、新規の受け入れは終了し、プロジェクトの取り組みも7月末で終了の予定です。


赤ちゃん
一時避難
プロジェクト

新築住宅も倒壊
▲外遊びの遊具
土台から大きく崩れた住宅
▲紙おむつなどの救援物資

 

新築住宅も倒壊
▲プレイルームをきれいにお掃除
土台から大きく崩れた住宅
▲NPOの代表、岡野谷さん(右)と

 このプロジェクトを利用された方々からは咳が止まらなかった子やストレスでおなかをこわしていた子が元気を取り戻したことなど感謝の声がたくさん寄せられています。
 子どもたちの生命を守るためには大人の都合ではなく子ども優先の取り組みが重要だと痛感しました。
 震災発災以来、全国の多くの方々が被災地の復興のために、また、被災地の方々の支援に懸命に活動してくださっています。犠牲になられた多くの方々のためにも互いに支えあう社会を築くために井上議員は全力をあげてまいります。




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