「ウクライナの親ロシア派に武器提供」、米がロシアを批判

2014年06月14日 21:16 発信地:キエフ/ウクライナ

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×ロシア南部ボルゴグラード(Volgograd)地方で行われた軍事演習でロケット弾を発射するBM21自走式ロケット砲(2014年4月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDREY KRONBERG

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【6月14日 AFP】米国務省のマリー・ハーフ(Marie Harf )副報道官は13日、ロシアがウクライナの親ロシア派武装勢力に戦車や自走式ロケット砲を提供していると批判した。

 ハーフ副報道官は、「ロシアが、すでに自国軍が使用をやめた種類の戦車をロシア南西部の1か所に集めているとの情報を得ている。さらに、これらの戦車の一部は先ごろ、この場所から出発した」と述べ、この地域にはウクライナ軍は展開していないとして「これらの戦車はロシア軍のものだと確信している」と付け加えた。

 同副報道官はこれに先立ち、T64戦車3台と複数のBM21自走式ロケット砲(グラート、Grad )、その他の軍用車両からなる車列が国境を越え、ロシアからウクライナに入ったと報道陣に明かにしていた。

 ウクライナ政府は12日、ロシアの戦車3台が自国領内に侵入したと発表。その翌日の13日にはロシア政府が、ウクライナの戦車2台が13日にロシア領に侵入し、国境警備隊が阻止したと発表するなど、両国間の緊張は一層の高まりをみせている。(c)AFP

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