ガン見フェラと69対決は楽しい☆
AV女優として仕事をして、エッチなテクニックを学んだというよりも、性について開放的な方と会う機会が増えた分、ひとつひとつの前戯やフェラに対する考えが少し変わりました。
「見かけと裏腹に、みんな何かしらの変態要素を隠し持っているのね」「人の性癖もその人の個性なんだな」と学ぶことで、ある意味での視野も広がり、そこからフェラのやり方も少しずつ変わっていった、という感じなんです。
男性は一概にフェラの「技術」だけで興奮するわけではなく、シチュエーションだったり喘ぎ声の感じだったり複合的にエッチで悦びを覚えているんですよね(当然、女性もそうだと思います。指テクや男性器のサイズだけで満足、なんてことはないですよね?)。「え、こんなことで興奮してくれるのね!(ODOROKI☆)」と意外にマニアックな相手の快感の沸点を知ったりもして、「十人十色は性器にも言えることなのだなぁ」と面白く思います。
そういった意味でも、私はあまりフェラのこだわりがないんです。どうしたら一番男性が興奮するのかといった、きちんとした正解もわからないのが本音なんですよね。だって全員、感じ方は一緒じゃありませんもの。むしろ、すればするほど、一生懸命に舐めれば舐めるほど、毎回男性器が違う生き物のように感じてしまって、一周して他人行儀な対応になってしまいがちといいますか……。なので、その人その人で、自然とフェラの仕方も変わってきているような気がします。
もちろん、なんとなく「こうしたほうが男性も興奮するんだろうな」といった軽いテクニックなどはわかるのですが(例えば、相手の目を見て舐める、緩急をつけてみる、唾をたくさん溜めて喉奥に当ててみる、テコキをしながら亀頭部分を吸い上げてみる、などなど……) 「こうしたら絶対に男性はイくよ☆」なんて絶対的なコツは未だに掴みきれないものです。この仕事をしているのに情けないことかもしれませんが、男性の性の深さを知るには私はまだまだあまちゃんなのだなあと感じる今日この頃です。
ちなみに、私が撮影中によくやってしまうのが、相手の目をめちゃくちゃガン見するフェラであります。「おらおら、見てるぞ」と監視に近い感覚で相手をガン見する。相手もタジタジ。そんな風にタジタジしながらも興奮してくれる男性がとても可愛らしく思えてしまいます。
あとは、よくシックスティナインをしている時に、「自分と相手のどちらが先に舐めるのをやめるのか対決!」を勝手にしてみたり(これが楽しい)。
まさに体力と快感勝負。ベッドの上で大運動会をされるときは、皆様にも是非この競技を取り入れてもらいたいです(白目)。
「絶対のテク」より、フェラミケーション
結局のところ、「物凄く達者なテクニックがあるから気持ちいいわけでもないのかなあ」というのが私の中での結論になります。
物凄いテクニックを併せ持っていても、相手の興奮基準とズレていればそれは「心地よいテクニック」にはならないのかなあ、だなんて思ったりもします。
「フェラ中、なんかいまいち集中できなくて、天井の染みを数え始めちゃったんだよね(滝汗)」という友達談を聞いた私としては、コミュニケーションならぬフェラミュケーションを常に図ることが大事なのかな、とも思うんです。
「これ気持ちいい?」と舐め方の具合を聞いたり、「こうしてほしい」と言われたら嫌悪感を抱かずに素直に挑戦してみたり。一緒に一番感じる「フェラどころ」を教えてもらって、どんどん相手の土地を開拓をしてみるのがフェラの醍醐味のような気がします。
精神と男性器は繋がってるんだ と聞いたこともある私としては、心から興奮させるフェラミュケーションを目指して、毎度頑張っております(敬礼)。
ところで、舐めやすい性器と舐めにくい性器ってありますよね。自分の口のサイズ・形に合った性器様と遭遇した時は「おお! ジャストフィット!(歓喜)」と安心して愛撫してしまいます。唾液が途切れなずに舐められ続けるのも、こういう性器様だったり。お互いの相性は上のお口でも、下のお口でも感じ取ることができるものですね……。
ううん、こうやって一人徹底討論してみた結果、いかに初心が大事なのかを突き付けられた気分でございます(涙)。軌道修正して、次回また戻ってきますね! あでゅおす~~!!
■紗倉まな/ 高等専門学校の土木科出身。18歳の誕生日の翌日に事務所に応募し、所属が決定。2011年にイメージビデオデビュー、翌年2月にAVデビューするや否や人気沸騰! SOD大賞2012では最優秀女優賞、優秀女優賞、最優秀セル作品賞、最優秀ノンパッケージ作品賞などなどを総なめで6冠を達成する。『ゴッドタン』キス我慢選手権でも「かわいすぎる」と話題☆ 公式ブログはコチラ
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