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エイドで東北のうまい物が食えて、走り終わったらうまい酒が飲める大会です。
マラソンの大会と言えば、自分の限界まで走り続け、より良いタイムや順位を狙う厳しい物と思っている方が多くいるのではないでしょうか?
もちろんそういうシリアスな大会は多くあります。また、タイムや順位を狙って日々厳しい練習を積み、大会で成果を出そうと挑んでいる方も多くいます。 しかし、マラソンの大会というのは、そんな厳しく辛いものばかりじゃありません。うまい物を食べたり、うまい酒が飲めたりする楽しく気軽な大会も沢山あります。 今回はそんな大会を走ってきました。腹いっぱいかつ、酔いました。 フランスにはワインが飲める大会もある今回参加した大会は「東北風土マラソン2014」という大会。
フルマラソンにエントリー。いつもは長いマラソンばかりなので2度目のフルマラソン。
東北の魅力を全国に、全世界に向けて発信するということで、コース途中のエイドステーションでは東北各地の名産品が食べられる。日本酒の仕込み水が飲めるエイドも有ります。
通常エントリーしましたが、事務局に取材の旨を伝えてオフィシャルカメラマンの腕章貰いました。これを付けて出走。
更に、この大会では会場内で同時開催されている「東北日本酒フェスティバル」でゴール直後から日本酒を飲むことが出来るのです!走りながらうまい物を食い、走り終わったらうまい日本酒が飲める。走るのも酒を飲むのも好きなランナーにはお得過ぎ。
スタートゴール地点近くの東北日本酒フェスティバル会場。走り終わったら飲む!
ちなみに、こちらの大会はフランスのボルドーで開催されるメドックマラソンとタイアップしています。
メドックマラソンは、各エイドステーションでワインとそれに合う料理が提供されるという、酒飲みランナー憧れの大会。ワイン好きの地元の医者達が始めたという、走りながら酒が飲めるとんでもない大会なのです。 メドックマラソンの大会Tシャツを着た経験者も今大会で走っていました。私も出たいぞメドックマラソン!
今回の大会はその日本版という訳ですが、走っている最中に飲むと日本だと色々問題が起こりそうなので、走り終わってから飲む形式です。それでも走り終わったら即飲酒。いいね!
スタートゴール地点は色々賑わっているそれでは実際の大会の様子をお伝えしていきます。東北風土マラソンの会場は宮城県登米市の長沼フートピア公園。
湖のほとりののどかな広場がメイン会場。
長沼フートピア公園まではJR東北本線の瀬峰駅か東北新幹線くりこま高原駅からシャトルバスでの移動となります。
高速バスを使いましたが、開場に着いて30分ほどでスタートするタイトスケジュールになります。ゴールして飲んでしまえばそんなことはどうでもいい。
東京からの参加だと、仙台辺りか会場近くに前泊する。または深夜高速バスで早朝に仙台駅に着いて電車とシャトルバスでの移動となります。
色々食べられてマラソン参加者以外も楽しめます。
スタートゴール地点周囲では東北日本酒フェスティバルの他、登米風土博覧会なるイベントも開催されていました。応援で来た人もこれなら飲み食いしながらゴールを待てます。
スタート前から色々うまそうな物の仕込みが始まっている。こちらも走り終わってからのお楽しみ。
スタート前の会場は既にお祭りムード。
開会式中。初号機もゼッケンつけてフルマラソンを走ります。
開会式が終わり、ゲストの歌に見送られながら順次スタートしていきます。
ライブのゲストはサンプラザ中野くん。歌う曲はもちろん「Runner」。個人的には「45歳の地図COME BACK 青春!」とか歌ってくれたら面白かったが、それはありえない。
さあ、42.195kmの食いまくりマラソンの始まりです。もちろん全エイドの食べ物制覇を目指します。そして、ゴールしたら飲む!
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