1. まとめトップ

杉浦日向子「百日紅」アニメ化。しかし着物の着付けが…?

「おはしょり」から見る江戸と現代の違い。

更新日: 2014年04月25日

orememoさん

  • このまとめをはてなブックマークに追加
2 お気に入り 2296 view
お気に入り追加

杉浦日向子「百日紅」アニメ化

漫画では描かれていない「おはしょり」が

お栄の着物ね、杉浦さんのファンを自称する監督がなぜ漫画の中には描かれていない「おはしょり」を採用したのか?江戸時代におはしょり無いんだよ。裾が長い時は腰紐でたくし上げるから、外に腰紐見えるのよ。 ちなみに猫暦のおえいはおはしょりじゃなくて腰上げをしてる。子供だから肩上げ腰上げ。

おはしょりは着崩れを直すのに必要。現代は衿元とか背中とかピシッと綺麗なのはおはしょりがあるお陰。江戸後期はおはしょり無くて帯幅が広い。だから衿元はぐさぐさ。上流の人も割とぐさぐさに着付けてる。あと身幅が狭く仕立ててあるから、歩幅が広ければ裾が開いて脚も見える。

何を危惧してるかというと、そういう間違いを大多数の前で披露されると、観た人は間違ったそれを正解だと思ってしまうということ。時代劇しかり、百日紅の映画しかり。 地道に積み上げてきた江戸を目の前でガラガラと崩される辛さよ。

百日紅の「漫画」読んでね!江戸や浮世絵に興味ある人は是非読んでね!映画をきっかけに杉浦さんの漫画を読んでくれる人が増えるならそれで良いよ(T_T)

やっぱりお栄は赤い着物きてちゃダメなんじゃなかろうか。母に「少しは袖口や裾回しに赤いものをつけなよ。女は赤をつけると柔しくなれるんだよ」と指摘される場面どうすんのさ。お栄を端的に表してるエピソードなんだが。

おはしょり

1




自分用にまとめているのでまとめ方はテキトーです。
140字に収まらないのでまとめている場合もあります。



公式まとめ