「金銭」以外の報酬を使いこなしているか?
本『脳内麻薬 人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体』は、TV「ホンマでっか!?TV」でも人気の脳科学者・中野信子さんの本。
“脳内麻薬”ドーパミンの役割など詳しく書かれています。
人が感じる「気持ちよさ」についてもっと理解すると、自分や他人をもっとうまく動かせるのではないでしょうか。
社会的報酬を受けたときも脳の快楽物質が分泌される
人生の目的のために真摯に努力することと、快楽に我を忘れることーーには、同じ脳内物質が関わっているのです。
何かを成し遂げ、社会的に評価されて喜びを感じるとき、友人や家族や恋人から感謝やお祝いの言葉を聞いて幸福感に包まれるとき、私たちの脳の中では、快楽をもたらす物質「ドーパミン」が大量に分泌されています。
この物質は食事やセックス、そのほかの生物的な快楽を脳が感じるときに分泌されている物質、またギャンブルやゲームに我を忘れているときに分泌されている物質とまったく同じなのです。P.4
会社が高い金銭的報酬を払うことができないとか、自分がそういう立場にないとかいう場合でも、社会的報酬なら与えることができます。ビジネスの世界ではモチベーション(やる気)のもとになる要素として、「収入」「地位(キャリアアップ)」「周囲の賞賛や感謝」の3要素がよく挙げられます。このうち後の二者は社会的報酬です。
実生活では金銭的報酬と社会的報酬は比例することも多いのですが、必ずしも金銭的利益が伴わなくても、社会的報酬が満たされるのであれば、人は熱心に行動するのです。P.143
お金「以外」でも、人を動かせるのです。
恐怖政治ではなく、相手の脳を「快」にすることを意識することが大切ですね。
フェイスブックページには、本書をまとめたマインドマップを掲載しています。
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管理人コウスケのひとこと
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— Kosuke (Ko's Style) (@kosstyle) 2014, 6月 12
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