FIFA、買収疑惑捜査拒否のベッケンバウアー氏に活動禁止処分

AFP=時事

【AFP=時事】国際サッカー連盟(FIFA)は13日、2022年のW杯開催地にカタールが選ばれた際の買収疑惑に関する捜査に応じなかったとして、元ドイツ代表のフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏に90日間のサッカー活動禁止処分を科した。

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 FIFAの理事会は声明で、「フランツ・ベッケンバウアー氏は本日、暫定的に90日間のサッカー活動禁止処分を言い渡された」と発表した。

 1974年に選手として、1990年に監督としてW杯優勝を経験している現在68歳のベッケンバウアー氏は、カタールが2022年のW杯開催地に選出された2010年当時、FIFAの理事を務めており、投票に参加していた。

 ベッケンバウアー氏は、米連邦地検の元検事マイケル・ガルシア(Michael Garcia)氏が行っている捜査に応じていなかった。不正行為についての調査結果は7月に発表される予定となっている。

 ベッケンバウアー氏は今週発売されたビルト(Bild)紙のインタビューのなかで、隠していることは何もなく、捜査に応じる準備もできていたが、ガルシア氏から送られてきた質問状には複雑なケースについての法律用語が英語で書かれていたため、理解することができなかったとしている。

 ベッケンバウアー氏は、「私はドイツ語で質問してほしいと丁重にお願いした。しかし、彼には受け入れられなかった」と語っている。【翻訳編集】 AFPBB News

AFP=時事

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