価値のない話

思考の隔離部屋。「主食はサブカル・オカズは文学・オカルトはデザート」

コメント欄の話

 特に宣伝もしていないブログをずっとやっていて訪問者数が一日20人いれば大量だと思っていた時は、「コメント欄は閉鎖します」という言葉の意味がわからなかった。だってコメントがあるってことは読んでくれたフィードバックがあるってことじゃん? 批判を受けたくないってこと? うわぁチキン! みたいなそんな感じ。

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 でも、ここまで来て「コメント欄」の意義が見えなくなってきた。理由はふたつ。

 

1.書き捨てに返信する文面がわからない。

 前は律儀に「ありがとうございます!ありがとうございます!」と返信していたけど、無記名で「ためになるー」とか「同意!」というコメントにどう返信をしていいのかわからない。放っておいてもいいと思うんだけど、なんか気持ち悪いというのがこちらの勝手な心情的理由。

 

2.コメントになってないコメントが多すぎる。

 書き捨て前提だから起こることなんだろうと思うけど、ただの罵詈雑言や怪文書のような難解な文章、更には「この記事を読んでどうしてそこで何を思ったんだろう」と記事との関連性がわからないコメント。圧倒的に多いこの手のコメントをどうすればよいかわからなくなった。「(個人的に思うんだけど)トマトは酸っぱい」って言ったら「トマトが嫌いとか心の狭い人ね!」とか、そんな感じ。嫌いとも言っていないし仮にトマトが嫌いだからと言って心が狭いとか意味が分からない。

 

 ただの悪口よりきついのは、コメントの内容が理解できないコメントだ。思ったことをそのまま自由に書くのは悪いことではないけれど、相手に伝わるように書いてもらいたいし、賛同だろうが批判だろうができれば記事の内容にあったコメントをしてもらいたい。「面白いと思って読んだのにつまらなかった」とか、そんな個人的なクレームにどう対処すれば満足するのかさっぱりわからないよ。

 

 

 

 

 ログインユーザーだけコメント可、というのも考えたけど身元がわかっているから無責任なことはあまり言わないし、変なことを言っても非表示しやすいなどの理由でしょうか。でもそうすると通りすがりの人の意見がまったく反映されなくなるので様子を見ながら、とりあえず「承認制」にしようと思います。