「STAP細胞」に関する論文不正問題で、理化学研究所の改革委員会が小保方晴子ユニットリーダーの所属する、発生・再生科学研究センターの解体を求める提言をまとめる方針を決めました。
　
　また、不正の再発防止を図るためには、関係者の責任を明確にする必要があるとして、小保方さんの上司にあたる竹市雅俊センター長や、笹井芳樹副センター長の辞任も促す模様です。
　
　同委員会は論文の妥当性をチェックしたり、実験の再現性を事前に確認したりするなど、組織としての管理体制が不十分だったと判断しましたが、委員会の提言には、組織トップへの言及はなく、提言を受けた理研側が具体的にどう対応するかが注目されます。
　
（オプエド編集部）
PHOTO by TAKASHI (Adapted from 0^J-4, KANTO Area) [CC-BY-SA-3.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0)], via Wikimedia Commons