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「近道」予備試験に受験制限を…6法科大学院
読売新聞 6月13日(金)21時37分配信
法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる予備試験の受験者が急増していることを受け、東大や京大などの6法科大学院は13日、大学院を中核とした法曹養成制度の崩壊を招きかねないとして、予備試験に受験制限を設けることなどを求める提言書を谷垣法相に提出した。
予備試験は経済的な理由などから大学院に通えない人を想定した例外措置だが、今年の受験者が初めて大学院の受験者を超過。司法試験への「近道」として人気が高まっている。
提言書は、「法科大学院の志願者が減少したのは、予備試験にも原因がある」と指摘。予備試験の科目数を増やすことや、受験資格の制限を設けることなどを求めた。
最終更新:6月13日(金)21時37分