関東 夜遅くにかけ激しい雨のおそれ

6月13日 19時27分

１３日の関東地方は晴れて各地で３０度以上の真夏日になりましたが、上空の寒気の影響で局地的にひょうが降るなど、大気の状態が不安定になっています。
１３日夜遅くにかけて局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、関東地方は広い範囲で晴れて気温が上がり、日中の最高気温は、▽群馬県館林市と栃木県佐野市で３２度６分、▽埼玉県熊谷市で３１度３分、▽神奈川県海老名市で３１度２分、それに、▽東京の都心で３０度３分などと各地で真夏日となりました。
一方、上空の寒気の影響で、昼前からは大気の状態が不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。東京・稲城市では、正午ごろに雨や風が急に強まり、直径２センチほどの大きさの「ひょう」が降りました。
関東地方は、１３日夜遅くにかけて、局地的に雷を伴って１時間に３０ミリ以上の激しい雨やひょうが降るおそれがあり、茨城県などでは、このあと数時間は１時間に５０ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水に注意するとともに、天気が急に変化した場合には落雷や竜巻などの突風に十分注意し、頑丈な建物に入るなど安全を確保するよう呼びかけています。