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50歳未満の胆管がん患者、職種の広がりなし 学会調査
大阪市の印刷会社の従業員に胆管がんの患者が相次いだ問題を受け、日本肝胆膵(かんたんすい)外科学会は、全国の50歳未満の胆管がん患者の背景を調査し、結果をまとめた。職業歴を追跡できた患者777人について、印刷業など有機溶剤を扱う職業に偏って多発する傾向はみられなかった。
胆管がんは通常、高齢者に多いが、大阪市中央区の印刷会社「SANYO―CYP(サンヨー・シーワイピー)」の校正部門の従業員では、20~40代でも発症。有機溶剤の「1、2ジクロロプロパン」が原因と推定されている。
学会は、高度な治療ができる全国の病院を対象に、1997年から2011年で、胆管がんと診断された50歳未満の患者の人数や職業歴などをアンケート。116病院から回答を得た。
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