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【福井】

「反原発理由にアート展却下」 県文化事業団に主催者ら抗議

 福井市今市町のハーモニーホールふくい(県立音楽堂)でアート展を開くため、同音楽堂を運営する県文化振興事業団に提出した申請が、アート展が反原発を副題にしているなどの理由で却下されたとして、主催者や反原発団体の関係者らが十三日、同事業団に公開質問状を提出。「表現の自由」「思想信条の自由」を侵害するとして抗議した。回答期限は二十七日。

 アート展は鯖江市を拠点に活動する北野アートセンターが、代表で彫刻家の高嶋茜さん(65)と生徒の作品発表の場として「北野アートセンター・ビエンナーレ」と銘打って二〇〇八年から二年ごとに音楽堂のロビーで開催。

 一二年の開催時、副題に「核アレバ子供の未来は無い!!」としたことや、高嶋さんの作品が反原発を訴えているなどの点から、施設利用者のアンケートで「音楽堂にふさわしくない」との意見が二件寄せられた。これを受け、同事業団は「安らぎを得る施設本来の目的にそぐわない」として拒否していた。

 この日、高嶋さんや共同提出者の反原発団体関係者ら十二人が音楽堂を訪問。高嶋さんは「芸術表現の自由を狭めると考えないのか」など、事業団の川田達男理事長あてた六項目の公開質問状を事業団の小林正能専務理事に手渡した。

 高嶋さんは、アート展を十五〜二十九日まで鯖江市本町三丁目のギャラリー新で開くが、「申請が認められれば、鯖江の後に音楽堂でも一週間程度開きたい」と話した。

(山内道朗)

 

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