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JTF基調講演を聴いてきました。その2 [セミナー報告]

ひとつ前のエントリでは、報告書の内容を引用できないこと、IJETに行かれる方は直接報告を聴いた方がよい、と思うため、歯切れが悪い説明になっていました。このエントリでは、報告書からは一旦離れて、いま私のなかにある情報をもとに、私が現在考える「私自身が取りうる道」、についてまとめます。

今回の基調講演を聴いて、私のなかで起こった気づきは大きく分けて以下3点です。
1.全体像がみえた(山)
2.さてどうやって攻略するか(方法論、ルート)
3.自分はどの位置にいたいか

1.の全体像に関しては、又聞きになるよりも直接ソースから情報を得た方がよいので、報告書を読み、IJET、翻訳祭などで井口さんの話を聴いてください。

2.さてどうやって攻略するか(方法論)
3.のどこに行きたいか(山)が定まらないと、攻略法(山を登るルート)が定まらないため、ここはあとにします。

3.自分はどの位置にいたいか
今回、レートに関しては、英日で3円未満から35円以上、収入に関しては、100万未満から2000万円以上のデータが提示されました。自分のレート、自分の収入と照らし合わせると、自分の現在の立ち位置が把握できます。では、この先どこに行きたいのか?

ここで気をつけたいことは、一喜一憂しないこと。データが提示されただけですので、自分のライフステージ、キャリアプラン、取り巻く環境を考慮し、「自分はどこに行きたいのか」、を決めればいいのです。

自分の環境を考慮して、以下のような理由から、私自身は次の価格帯にチャレンジした方がよい、と考えています。

理由:
・子育てが一段落すること
・13年目であること
・自分の年齢
・10年、20年の中長期で考えると、オーバーホールは早い方がよい
・日本市場における需要と供給のミスマッチを感じる
・全体的にレートが下降傾向にあるため、現状維持だと収入減のリスクが増える

それでは目指す山が決まったので、山を登るルートを考えます。

2.さてどうやって攻略するか(方法論)

・日本語、英語のさらなる強化:
私の場合は、日本語、英語ともに紙で印刷できるレベルを目指します。あちこちの和訳の勉強会にも参加しているので、一緒に勉強しましょう。

・ツールなどによる凡ミス撲滅:
原稿の量が多くても、凡ミスを限りなくゼロに。ツールでチェックできることは、ツールでチェックします。

・新規開拓:
チーズはどこに行った?といつまでも同じところに留まっていても始まりません。日本市場における需要と供給のミスマッチを感じるため、新規開拓をしています。13年目ですが、最近またトライアルを受けるようになりました。平行して、海外のエージェントさんとの取引、紹介経由、直取引なども増やしています。引き合いがありましたら、ぜひご連絡ください。

それぞれのライフステージに合わせて、登る山、登るルートは異なります。ひとりひとりの個人事業主として、ほかのひとの意見に惑わされず、報告書のデータを使って、現在位置を把握し、自分が登る山を決めて、登るルートを決めたらよいと思います。

話はつきないですね。またリアルで会ったときにでも、みなさんの意見も聴かせてください。IJETでお目にかかりましょう。


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