永島学
2014年6月13日19時10分
総務省は2020年の東京五輪に向け、日本を訪れた外国人がスマートフォンやインターネットを安く快適に使えるようにする「サクサク・ジャパン・プロジェクト」をまとめた。政府の成長戦略に盛り込む見通し。
プロジェクトでは、海外の携帯電話を日本でも使える「国際ローミングサービス」の料金引き下げを検討する。このサービスは相手国とお互いに料金を決めるため、日本人が携帯電話を海外で使う場合の料金も安くなりそうだ。総務省は今後、シンガポールやマレーシア、オーストラリアとの協議を始めるという。
観光地や飲食店のような外国人が訪れるスポットで、無料の公衆無線LAN(WiFi)の拠点を増やす。この無料LANを使うための手続きを簡単にしたり、日本に来る前にネットを通じてできるようにしたりする。(永島学)
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