松本容疑者が処分保留で釈放
何故、起訴されなかったのか?・・・を考察する。
処分保留で釈放
前回下記のように書きました。
本日1時に西川口駅でしばき隊&男組の10名に囲まれて顔に負傷した伊織さんが釈放されました。無抵抗を貫いた伊織さんが、何故相被疑で逮捕に至ったかの理由は明らかではありませんが、一応これで一安心しました。本人は元気だそうですが、目に異常を感じているので病院の診察を受け、場合によっては手術が必要かも知れないということです。
多数で取り囲んで目に執拗な攻撃を加えるなど、とても正気の沙汰とは思えず松本容疑者には厳罰で捜査当局は臨んで欲しい。最初から計画的に目を狙った卑劣な犯行でした。
これで終わりではありません。これからが捜査は本格化するものと思います。これからの捜査の展望を書いて見ます。彼らしばき隊&男組に取っては最悪、そしてこちら側には最も望ましい展開を期待します。
先ず、この松本が犯行に及んだときに、一緒に取り囲んだ9名の人物ですが、全員暴力行為の容疑で逮捕されるべきです。この中には前回地下鉄の駅で待ち伏せして暴行を働き逮捕され、前回は執行猶予の判決を受けた人物らもいたとの証言もあります。
以上
今日松本英一元容疑者が処分保留で釈放されました。この結果に驚いた人も多いと思います。起訴されるものと信じていましたが、このような結果になったことは残念ですが、これは検察官の判断ですので仕方がありませんが、納得できるものではない。
しかし、ここで憤慨したり落胆するのではなく、どうしてこのような結果になったのか?先ずはそれを考えてみる事にします。冷静に見ることで今後の対応が分かってきます。
伊織さんは10日目で釈放されていました。相互暴力の容疑での逮捕ですから、もし喧嘩両成敗なら二人とも同時に釈放されていたはずです。しかし、松本元容疑者はそれから10日間の延長となった。
何故、延長となったかと言えば、あくまでも予想ですが、検察官は起訴するつもりで延長したと思います。そして何故起訴しなかったかと言えば、公判を維持するだけの証拠を固められなかったと言う事でしょう。
今回の事件の特徴的な箇所を挙げてみます。
★監視カメラなどの映像がない場所での暴行事件である。
★相手方は10人で伊織さんは一人でこちら側の仲間の証言がない。
つまり物的証拠も目撃証言もないという最初から不利な立場でした。
仮に暴行を認めたとしても、公判で供述を覆すケースは他にもたくさんあります。「自分はやっていない・やったのは他の人だ」と言われると10名もいたので、大変面倒なことになります。
この10日間で警察がやらねばならないことは、先ずは物証を押さえること。相手方は映像を撮っていたので、それを任意で提出させるか。あるいは家宅捜査して押さえるかのどちらかになります。押さえても消されていたり、写っていなければ証拠としては使えない。
目撃証言で固めるには全員を取り調べなければなりません。しかも時間が限られていた。もし、こちらも「誰がやったか」を特定出来なければ、これも証拠にはなりません。
おそらくそのような努力を警察はしたのだと思います。しかし、結果的にはこの短期間の間にはそれだけの立証が出来ずに終わったのではないか?このように推測します。
今回、警備の警察官が翻弄されていたとする証言があります。すなわち相手方はあちこちで騒ぎを起こし、警備の警察官を分散させて警備が手薄になったところを狙ったとも考えられます。
今回分かったことが幾つかあります。
☆警備陣を分散させて手薄になった場所で襲う。
☆監視カメラなどのない場所に連れ込みそこで暴行する。
☆周りを取り囲んで誰がやったか、見えないようにしていた。
☆映像などに関してはすぐに消去するか、もしくは押さえられても再生できない機種を使用していた可能性も考えられる。
今後もこのような事を繰り返すと思いますので、その対策を早急に考えなければなりません。
以前私が新宿のデモの際に皆様にお願いしたように、駅で集合し公園に向かう。必ず映像班と行動し、彼らしばき隊の行動を常にビデオカメラに収める。
これは絶対必要だと思います。単独で行動する危険性を今回は改めて見せ付けられた思いです。自分の身は自分で守るということを心がけて行かねばなりません。
さて、今回の結果に落胆する必要は全くありません。警察も今後は反省しこの種の事件を防ぐために万全を尽くすことになるでしょう。待ち伏せしての暴力事件を今後絶対に許さないという共通の認識が警視庁、埼玉県警、そして神奈川県警においても確認されることになると思います。
警察も悔しい思いをしたと聞いています。必ずや今度は逃さないという決意で望むことになると思います。今回の相手方の釈放は我々に取って負けではありません。そう遠くない内に新しい展開が訪れると確信しております。
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