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東京女子医大児童死亡で理事長と学長の内部対立が表面化!
DAILY NOBORDER 6月13日(金)14時21分配信
東京女子医大病院(東京都新宿区)で子どもへの投与が禁止されている麻酔薬を投与された2歳の男の子が死亡し、他にも同じ薬を投与された12人の児童患者が死んでいた問題を巡って、同医大の笠貫宏学長が、同大学校法人トップの吉岡俊正理事長ら理事全員に退任要求を突きつける事態になっている。
笠貫学長が12日、会見で明らかにした。
理由は、「患者の命を軽視する事態が相次いでいるのに、対応が不適切。大きな社会的責任と高い公共性がある女子医大を運営する立場にあって、社会正義に反した責任がある」というもの。
笠貫学長らによると、学長側は2歳児死亡事故直後に速やかに会見して説明責任を果たすよう理事長側に再三求めたが、「見解の相違」を理由に聞き入れられなかった。12人が亡くなっていることも、理事長側の会見(12日)まで知らされていなかったと言い、「驚愕で怒りさえ覚える」(笠貫学長)と批判している。
いずれにしても、なぜこのような事故が起きたのか、真相究明と再発防止が急がれる。内部でケンカしている場合ではないのである。
DAILY NOBORDER編集部
最終更新:6月13日(金)14時21分
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