ニュース詳細
人身売買目的で比女性を監禁か6月12日 13時39分
K10051674411_1406121339_1406121348.mp4
「日本に行けば稼げる」と海外で誘われて来日したフィリピン人の女性を、人身売買する目的で自宅に住まわせ、逃げられないよう模造刀で脅したなどとして、川崎市の男ら3人が監禁傷害の疑いで警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、川崎市高津区の無職、松本功容疑者(64)ら3人です。
警視庁の調べによりますと、松本容疑者らは先月、28歳のフィリピン人の女性を自宅に住まわせ、逃げられないよう模造刀で脅したうえで、腕を引っ張るなどの暴行を加えてけがをさせたとして、監禁傷害の疑いが持たれています。警視庁によりますと、この女性を含むフィリピン人の女性3人がアラブ首長国連邦のドバイのホテルで働いていたところ、フィリピン人の男に「日本に行けば稼げる」と言われて松本容疑者を訪ねるよう指示され、先月7日に来日しましたが、1週間近く松本容疑者の自宅に監禁されたということです。3人のうち1人は、日本人の男に30万円で人身売買されましたが、逃げ出して東京のフィリピン大使館に助けを求めたため、事件が発覚したということです。
ほかにも別の女性が日本人の男に150万円で売買されていて、警視庁は、松本容疑者らが、海外で働く複数のフィリピン人女性を来日させ、人身売買を行っていたとみて捜査しています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
[関連リンク] |
|