殺人未遂:入院患者の首をフォークで刺す 同部屋の男逮捕

毎日新聞 2014年06月09日 12時27分(最終更新 06月09日 21時08分)

 9日午前5時20分ごろ、大阪府松原市岡7の寺下病院から「患者がフォークで人を刺した」と府警松原署に通報があった。3階で入院していた男性(71)が首を刺されて軽傷。駆け付けた署員が、男性と同じ部屋に入院していた住所不定、無職で朝鮮籍の金泰官容疑者(63)を殺人未遂の疑いで緊急逮捕した。

 逮捕容疑は9日午前4時20分ごろ、フォークで男性の首を1カ所刺し、殺害しようとしたとしている。金容疑者は「刑務所に恨みがあった。大きな事件を起こそうと思った」と容疑を認めているという。府警刑事総務課によると、金容疑者は先月24日に大阪刑務所を出所。府警捜査員に「事件を起こす」と漏らしていたため、府警などが24時間態勢で行動を監視。今月3日に「手がしびれた」として入院していた。

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