国際通貨基金-IMFが住宅市場ウォッチを発表しました。
グラフがわかりやすくて、非常に興味深いのでぜひ一読してみてください。
グローバル住宅価格指数として
こんなグラフを作っていますが、リーマンショック(サブプライム)後の急落をその後の回復を良く現してします。でも、アメリカはさまざまな経済指標や株価水準がリーマンショック前まで戻ってきているわけですが、住宅はさすがにサブプライム問題の震源地だけあって、完全復調には至っていません。
未だに、米銀は住宅市場取得者向けのローンは絞っているとの話ですし、投資目的の中古住宅取得が一巡しつつある現状、もう一段の回復には力不足のようです。
上の表の他にも、
・住宅価格の対所得比
・住宅価格の対賃料比率
などのチャートもおもしろいです。
この辺の指標でみると、(ヒストリカルに見れば)日本の住宅は割安な水準といえそうです。