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LINEのID 乗っ取り被害相次ぐ6月13日 17時13分
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スマートフォンの無料通話アプリ、LINEの利用者のIDが何者かに乗っ取られ、その友人などが電子マネーを購入するよう持ちかけられる被害が相次いでいることが分かり、LINEの運営会社が注意を呼びかけています。
LINEの運営会社によりますと、先月下旬ごろから「自分のIDを何者かに乗っ取られ、友人らが、電子マネーの購入を持ちかけられた」という利用者からの相談が相次いでいるということです。
被害にあった20代の会社員の女性は、「友人など100人ほどにメッセージを送られてしまい、実際に電子マネーを購入してしまった友人もいました。乗っ取られたIDは勝手に消されてしまい、連絡を取れない人もいます。便利なサービスなので毎日使っていましたが、突然、このようなことが起きて怖い思いがします」と話しています。
LINEの運営会社によりますと、こうした乗っ取りは、他社のサービスから流出したIDとパスワードを使って行われているとみられるということで、複数のサービスで、同じパスワードを使っている利用者が被害に遭った可能性が高いということです。
こうした被害は現在も続いていて、LINEの運営会社は被害の状況を調べるとともに、利用者に対して、パスワードは他社のサービスとは違うものを使うよう呼びかけています。
LINEは、スマートフォンなどで無料で通話したり、メッセージをやり取りしたりできる人気のアプリで、国内では、およそ5200万人が利用しています。
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