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 宮城県警は13日、交際相手の長女に暴行してけがをさせたとして、仙台市宮城野区苦竹1丁目、建設作業員西道口(さいどうぐち)和也容疑者(32)を傷害容疑で逮捕し、発表した。女児は死亡しており、司法解剖の結果、頭を打ったことによる低酸素脳症が死因と判明した。顔には複数のあざもあった。県警は、西道口容疑者が女児に暴行を繰り返した疑いがあるとみて、死亡との関連を調べる。

 県警によると、死亡したのは同区萩野町4丁目の西塚ほたるちゃん(2)。9日未明、自宅でぐったりしていたため、母親(20)が仙台市の病院に入院させた。12日未明に死亡し、病院が県警に通報した。

 県警が西道口容疑者に事情を聴いたところ、4日午後7時~5日午前1時ごろ、容疑者宅でほたるちゃんを預かっていた際に頰をつねったと話したため、傷害容疑で逮捕した。西道口容疑者は「しつけだった」と説明、入院前日にも預かったと話しているという。