『ルパン三世officialマガジン』連載、「警部銭形」の"10番街の殺人編"です。
ルパン三世の宿敵・銭形警部を主役にした推理漫画。去年9月に1巻が出てようやく2巻目。これというのも季刊雑誌に掲載していることからどうしても間が空いてしまいますよ。参考までに1巻のレビュー記事は下記に。
警部銭形 星屑のレクイエム編 銭形がルパンを名乗る殺人事件に挑む
1巻と同様に全3話を収録。いずれもルパンの犯行予告が残った強盗殺人事件が発生し、銭形が捜査に乗り出してくる。でもそれはルパンに罪を着せるトリック犯罪で、事の真相を銭形が解き明かし真犯人を捕らえるというもの。
ストーリーは刑事コロンボや古畑任三郎と同様に犯人が最初に犯罪を犯す場面を見せていることから、銭形がどのように真犯人を追い詰めていくかに読者の視点が注がれます。
犯人とおぼしき人物に何度も会って徐々に核心に近付いていく描写はオーソドックスながらも推理物の醍醐味充分。違和感を実証し、点と点を繋ぎ合わせて線として結びつける銭形は、渋いオヤジの魅力も相成ってかっこよくさえ思えます。ルパンとの追いかけっこではドジな描写になっているけれど、ここでの銭形はまるで別人で名推理が冴え渡る! これが本当の銭形の実力なんだと知って欲しいね。
また犯人を追い詰めるにしたって一方的にまくしたてず、思いやりもあるのがまた魅力。
2話は容疑者を弁護をしている弁護士が真犯人というものなんですが、理由を訊くその姿勢はあくまで落ち着いており、問い詰めることなどしていません。これは犯人がなぜ犯行に及んでしまったのか並々ならぬ理由がしっかり描かれていることも重なり、優しさが感じられます。
ルパンが全く出てこない銭形が主役のこの漫画を読んで、銭形の真の姿を是非とも知っていただきたい!
双葉社 (2012-06-28)
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>「ビヨンドの挑発に応じれば世界に」
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