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記者100人の声

情報との距離感を間違えるとすごくうさんくさくなってしまう

「イケメン記者」「NAVERまとめ職人」「プロブロガー」…数々の呼び名を持つ@narumi氏はどんな人物なのか。

パートのおばちゃんと一緒にスポーツ用品の梱包をしていました

Qまずは@narumiさんの経歴についてお聞きしたいのですが、大学卒業後から記者に?

いえ。僕、最初に入った会社はスポーツ用品店でした。大学で就活をしないまま卒業しちゃったんですよね。卒業後は大学時代にやっていた塾の先生のアルバイトを引き続きやってました。夕方から塾の先生、終わったら友達とお酒を飲むという大学生のような生活を送っていて。まあ実家にいたんでこれで生きていけるかなと非常に甘ったれな感じで…。

Q塾では何を教えてたんですか?

英語とか現代文とか古典を教えてました。大学も文系学部でしたので。でも1年くらいでちょっと就職したくなったんで、ハローワークに行ってみたら、近所にあったスポーツ用品メーカーを紹介してくれて。おかげでなんとか念願の会社員になれました。イケダハヤトさんが聞いたらきっと激怒するような野心のない人間です(笑)

Qスポーツ用品店では何をしていたのですか?

パートのおばちゃんと一緒に商品の梱包したり。あとは小さいECサイトを作ったりしてました。けっこう楽しかったです。

QECサイト制作に抜擢されたんですね。

いや抜擢もなにも、他に人いなかったんですよね、インターネットができそうな若い人が。本を見ながら見よう見まねで作ってました。あとはSEO会社の人が営業にきた時に、いろいろ教わってました。その時に聞いた検索エンジンの広告の仕組みに感銘を受けまして。

ただ検索するだけなのに、その裏でお金が動いているってすごいなと。そこで興味を持ってインターネットの会社に行きたいと思うようになったんです。でもインターネットの会社といってもヤフーくらいしか知らなくて。ネット業界の記者になったらわかるんじゃないかなと思ったんです。だから記者になったきっかけは、「SEO会社の営業」でした。

未経験でも入れるところに入った

Qそれでjapan.internet.comへ?

はい。Yahoo!ニュースを見ていてネットメディアをいくつか見つけたんです。ITmediaとかCNET JapanとかImpress Watchとかjapan.internet.comとかあるじゃないですか。そのうち未経験者が入れるのがjapan.internet.comだけだったので応募したら、たぶん若かったからという理由だけで受かって、記者になってました。2004年の夏のことなので、もう10年前になります。

Qjapan.internet.comではいかがでしたか?

そんなに人も多くなかったので初日から発表会に連れていってもらいました。リリース起こしから発表会から取材から、1日7〜8本書く生活で、慣れなくて忙しくて楽しかったです。約2年半、ひたすらヤフトピ入りだけを目指して記事を書いていました、個人的な目標として(笑)

Q記事の書き方や業界の知識はどうやって勉強されたんですか?

他の記者が書いた記事をすごくよく読んでいましたね。自分の記事は間違ってないよなぁと(笑) あとは広報の方がいろいろ教えてくれて、本当に助かりました。

Qその後また別のメディアに転職されたんですよね。これはどういうきっかけで?

当時の編集長から連絡をいただいたのがきっかけでした。入ってみると入社初日から23時過ぎまでめちゃめちゃ赤入れされて、直属の上司がめちゃくちゃ怖かったのを覚えています。相当しごかれたような……。でもいろいろな広報の方にも会えて、取材できる幅も広がりましたし、本当に勉強させてもらいましたね。

Q当時、どんな記事が印象に残っていますか。

たとえば来日中のマーク・ザッカーバーグにインタビューできたこととかですかね。Facebook使ってなかったですけど、これはけっこうなレアな機会だよなーって内心びびってました。いま思えばそんな方々に会えるのも媒体のおかげなわけですが。

Qnarumiさんのところには常にいろいろな所から沢山の情報が送られてくると思うのですが、取り上げるかどうかの判断はどのように?

極端ですけど、読まれるかどうかじゃないですかね。つまりPVが取れるかどうか。あるいはシェアされるかどうか。要はそれって「読者が求めているか」に落ち着くと思います。いかに「ええ話」でも、読者に響かないだろうなと思ったら、僕も興味を失います。PVが取れない記事、つまり読者に興味を持たれなかった記事というのはそれまでのものですので。

あとはその情報をくださった広報/PRの方が、自分の会社のことでもなく、媒体のことでもなく、「媒体の読者」のことを考えてくれているのかをわりと気にしていました。お互いのことを考えるよりも、一緒に読者のことを考えられる関係の方がいいですから。

Q記者として順調な中、メディア運営の方向へ転職された動機は?

ネットメディアのコンテンツが読まれるために、記事を書くのとはまた違った工夫をしてみたいと思ったからです。記事が読者に届いて読まれるに至る方法はたくさんあって、でも書いてるだけではどうもよくわからなくて、そんな時に記者としての自分の限界をぼんやりと考えることが多かったので。もっと別の工夫をするところに関わりたいなと思うようになったんです。

QそれでNAVERまとめを始めたんですか?

いえ、たまたま3年くらい前にいまの会社に転職する際に、1カ月くらい休みがあって、ブログでもやろうかなと思ったんですけど、たぶん続かないだろうと。それでNAVERまとめは当時、周りで誰もやっていなかったので、単に趣味として始めてみました。そしたら最初の月で50〜60万PVくらいヒットして、これは面白いなと。いつのまにか「まとめ職人」と言われるようになっていました。

出来事や情報に対して、そんなに入れ込まない

Q今はブログも書かれていますが、ブログを始められたきっかけは?

NAVERまとめを十分に楽しんだので違うことをやりたいなと思ったのと、あとドメインを先に取ったので、じゃあブログをやろうかなと。それ以来、風邪をひいたりしてないときは毎日書くのを目標にしています。

Q現在PVはどのくらいですか?

月間40万PVくらいですかね。

Qそれはもうメディアですね。ブログ宛にリリースも送られてきたりするんでしょうか?

そうですね、NAVERまとめの頃からいただいています。ネットサービスを運営されている会社ですとか、あと飲食系の記事も多いので、飲食店の方からもいただきます。「あなたのブログにはこういう読者がいるから、この情報は刺さると思いました」という感じで情報提供してもらえることがあって助かります。ブログをちゃんと読んでくれていて、読者にいいものを届けたいという方が多いですね。

Q記者、NAVERまとめ、ブロガー。いろいろ経験されていますが、どれがご自身で一番しっくりきていますか?

難しいですけど、僕の場合はその3つの順番が逆だったらあまりうまくいかなかったと思うんです。記者をやってなかったら、すぐに情報をまとめられなかったと思いますし、まとめを作っていたから、ブログのネタ・書き方がわりと思いつくようになったのかもしれません。順番的なちょうど良さがブログに出てるんじゃないかと思います。

Qたとえばどういうところでしょうか…?

NAVERまとめって、自分の意見が入る場所がないじゃないですか。客観的に情報を集めてつぎはぎして、一連のトーンは作るけれど、そのトーンは自分のものじゃない。少なくとも第3者的に見える。僕のブログも、第3者的な距離感をおそらく意識している気がします。

たとえば企業の方も、ブロガーや記者に異様に褒められるより、適切な距離感で扱ってもらった方がいいと思うんですよね。過度に批判されても、褒められ過ぎても困る。距離感が近いと広報誌っぽくなって読者が離れてしまう。逆に遠いと面白みがない。入り込みつつも客観視する工夫を心がけねば、とは思っています。

Qなるほど、そのバランスは難しそうですね…

僕もできてるとは思いませんが、情報との距離感って難しいですね。僕の場合はあまり自分の意見を出さないように教えられてきたなので、もともとそんなに入れ込めない性分というのもありますけど。なんかすごくわかりづらい話をしてすみません(笑)

自分の作法、表現の文法みたいなものを実験したい

Q@narumiさんが今後目指しているものは?

ブログにもそんなにこだわっているわけではないので、今までみたいに、またどこか違うところに移動したいと思っています。また違うプラットフォームを使っても、自分の作法、表現の文法みたいなものを、誰かに真似されるようなメソッドのようなものをたくさん作っていきたいなと思いますね。そのために日々いろいろ実験している感じです。

(取材日:2014年6月5日)

blog@narumi
媒体名
blog@narumi
媒体・関連サイト
・blog@narumi http://narumi.blog.jp/

@narumi

媒体名
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