「エンジニアをつくる」という理念掲げていたら、エンジニアが社内からいなくなった件

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どうも新田です。

久しぶりのブログ投稿です。

最近とてもバタバタしていて、中々落ち着いてブログが更新できていなかったので、更新します。(めちゃくちゃ長いです。気をつけてください)

まず、タイトルの時点で、

「あっ(察し)」

ってなりますよね。

 

 

これ、まぎれもない事実なんです。

(注:細かくは”正社員として”という意味合いで、実際は今でも一緒に開発の仕事はしていますので、ご安心を。笑)

苦楽を共にした仲間が同じ会社から離れてしまったときは

手持ちのポケモンが全部ひん死状態になったサトシと同じぐらい、目の前が真っ暗になりました。

 

でも端から見て、ぶっちゃけ、笑えないですか?

 

「エンジニアをつくる」 

 

という理念を掲げている当事者で、

お客様のエンジニアの育成・採用・評価・制度設計を商品にしている会社が、

実は社内の制作という面ではエンジニアが働きやすくなかった。

っていう。

 

まあでも、結構こうゆうケースってあると思うんですよね。

 

外部の方、お客様へはきめ細かくやっているんですが、反面自分たちの組織においては凄く盲目になってしまう事。

 

とてもとても反省しています。

僕自身、誰よりもエンジニアに対しての理解力が高い自信があったものですから、

自信喪失した部分もありましたし、単純に悔しかったですね。

 

こんなんで、

「エンジニアをつくる」

を実現できるわけがない。

 

そう思ったので、色々何がいけなかったのかを自分なりに考えてみました。

 

①「エンジニアをつくる」を推進している僕が、エンジニアとしてはウンコ

これ、めっちゃ大きいと思っています。

プロダクトのハスラーをしながら、エンジニアを趣味程度にかじる。

これだけでは、甘かったと思います。

「は?信憑性ねーよ」

ってなるじゃないですか。

 

レーシックと一緒です。笑

「てめーなんで眼鏡なんだよ!!」

ってなるじゃないですか。

だから僕レーシック信用できないんですよ。

 

教育者となって人の成長を応援したいのであれば、

まずは自分自身が、その成功事例にならなければいけないんですよね。

 

高須クリニックみたいに。

 

なので、事業責任者として事業を推進する立場でありながら、

今自分たちが開発しているプロダクトの開発業務をする事に決めました。

コードが汚くったっていい。

まずは自分がエンジニアとしてもっともっと成長しよう、と。

そう心に決めました。

まあゴミみたいなコードを書くもんで、毎日怒られてますよ。笑

目指すはユビキタスエンタテイメントの清水亮さんですね。

 

②ビジョンが全然示せてない

 これも大きかったとおもいます。。。

エンジニアとして黒い画面とひたすら向き合ってプロダクトの開発をしていると、

頭の中がどうしても

「どう処理するか(どう実装するか)」

でしかなくなっちゃって、

「じゃあこれはこうゆう仕様にしよう」※ダジャレじゃないです。

 

とかって試行錯誤していくうちに、

「あれ?つくりたかったのってこれだったっけ?」

ってなってしまうことがあるんですね。

 

自分自身がもっともっとエンジニアをワクワクさせないと、

エンジニアはものづくりの楽しさから目が離れて、

「期限内につくりあげる」

ことだけに頭がいっちゃいますよね。

それってもはや受託開発と変わらなくて、

完全にエンジニアは言われた通りに実装する。

という構図が出来上がってしまったのでは?と。

結構干渉してしまうたちなので。 

 

でも、そうではなくて、

本当に僕がやるべき事は

プロダクトと事業がうみ出す世界観をただただひたすら発信する事

共感して働いてくれるすげーやつらを巻き込みまくる事

もうこれに尽きると。

そう思いました。 

 

①を解決するために、最近インプットをQiitaで情報を公開しながら自社のプロダクトを開発を進めたり、知り合いに指導をしてもらったりしています。

 

そして、②を解決するために、今回ブログを書きました。

てなわけで、

 

はい、そうです。

ここまでがプロローグなんです。

(冒頭に長いって言いましたよね?笑)

 

こっからが、本題です。

この状況下になって改めて、

 

自分自身が何を達成しいのか

 

ふかくふかく考えてみました。

そして、

「それをもっとお前は発信しなきゃダメだぞ!!」

という自虐を込めまして、ここでまとめてみたいと思います。

 

・人の成長とは何か

・これからどのような人の成長を応援すべきか

・今やっている「エンジニアをつくる」事業

・これからどうやって「エンジニアの成長エコシステム」を創造していくか

について、まとめてみました。

【文字で読むのめんどくさい人はクリック】

 

■人の成長とは何か?

教育に興味がある!

成長支援をしたい!!

学生時代からその言葉に何か魅力を感じキャリア支援事業をしていた自分。

でも、そもそも教育とか成長とかの本質って何なの?

ってところから日々考えています。

シンプルに言うと

「お金を稼ぐため」に人は成長しなければいけないんです。

もちろんNPOがあったり、非営利な世界も沢山あるので、

極論的ではあるんですけど、

 

お金を稼ぐ=社会で価値を提供する

 

というロジックで落ち着きました。

例えば、

サッカーをめちゃくちゃ練習する

という成長があったとします。

なぜ練習して成長するのか、というと、

その先に

プロサッカー選手になる→年俸をもらう

を目指しているからです。

じゃあなんでプロサッカー選手はお金がもらえるの?

それは、自分のプレー、チームのプレーを、お金を払って観戦をするサポーター(ユーザー)、

そのユーザーに向けて、自分たちのサービスやブランドを告知したいスポンサー(広告主)

そういったお金が生まれるほど、

プロサッカーの試合には価値があるんです。

これって、Webサービスであったとしても何もかも変わらないですよね。

だから人は社会で自己承認欲求と自己実現欲求を満たして幸せになるために、

社会を幸せにしてお金を得るために、成長が必要なんです。

 

■これからどのような人の成長を応援すべきか

社会を幸せにしてお金を稼げる人の成長を応援する。

その最もシンプルな手段は何か。それがエンジニアリングでした。

これから、20年先を考えた上でも、ITはどんどんインフラになります。

(この辺りの資料はほとんどソフトバンクの30カ年ビジョンにインスパイアされています。鳥肌もんなので一度みてみてください。)

じゃあその世界で、

社会で価値を提供するための最も近道は何か?

それは、エンジニアリングのスキルでしかないと確信しています。

 

ひとつ事例を挙げましょう。

僕はTsukuba Engineer Labを運営しています。

そこで、ひとつのサービスが生まれました。

Primo

です。

「プリ詐欺腹立つよね。元の顔が見てみたい」

なんていう誰でも思いついてもおかしくないアイディア。

誰でも一度は思った事あるんじゃないでしょうか。

でも、そこにエンジニアリングというスキルが加わるだけで、

70万人を超えるユーザーに、

国境を超えて、台湾でも2万を超えるユーザーに

ダウンロードされました。

そして、SMAPさんも使ってくれました。笑

僕はあの事件が起きたときに確信しましたね。

 

「世の中全ての人がこの力を得たら、世界はどれだけ面白くなるんだろう?」

 

想像しただけで、ワクワクしますよね!!

英語が読めるだけで、友達になれる人数が70倍にふくれあがるのと同じように、

エンジニアリングが出来るだけで、友達とのくだらないアイディアが、70万人の体験を生み出すんです。

だから僕は、生涯をかけて、この成長を実現し、

社会で価値を提供できる人を増やす

そう決心しました。

 

■今やっている「エンジニアをつくる」事業

そうして、キャリア支援に始まり、

DMTCというハッカソンが生まれ、

CODEPREPというプログラミング教育サービスが生まれました。

 

これからどうやって「エンジニアの成長エコシステム」を創造していくか

 

CODEPREPを提供したときに、僕個人の①と同じ悩みをサービスにも抱きました。

要するに、

「ユーザーが最終的にどのように成長したら僕らとして達成なのか」

がわからなかったんですね。

楽しくプログラミングを学べる!!!

多くの方にそういっていただけて、とても嬉しかったのですが、

CODEPREPを学び続ける事によって

「本当に社会で価値を提供できる力を身につけられるのか?」

という問いに対して、YES、と答えられませんでした。

そもそも

「社会で求められるスキルって何?」

の実態を知らなかったからです。

そうして生まれたのが、

Cody’sCheckです。

僕らの強みはDMTCを通じて、沢山のお客様とのつながりがあること

このつながりを活かして、

国内外のIT企業で働くエンジニアのスキルを定量化しよう

というひとつのテーマにいきつきました。

このプロダクトによって、エンジニアの採用と評価にイノベーションを起こせると、

そう思っています。

このプロダクトを通じて、

社会で求められるエンジニアリングスキルを丸裸にしたいと。

そう思っています。

そうすれば、

「社会で必要となるスキルを身につける教育コンテンツ」

をつくり出す事が出来る!!

と、確信しています。

そうして、

「エンジニアの教育評価プラットフォームを創る」

これがファーストステージです。この1年、2年が勝負です。

5年後、10年後についてももちろん考えています。

自分の頭の中で、明確なビジョンがあります。

これ以上文字で説明しても、皆さんお疲れかと思いますので、

少しでも、興味を持ってくださった方、

直接お話ししましょう!!!

Facebookからでも、何からでもかまいません!!!

熱く語れる仲間、こんな未熟な僕を技術で支えてくれる方(社外取締役でもCTOでもコンサルでも結構です)

ご一報いただけると嬉しいです!!

Wantedlyでも一応求人を出しています!!

また、

「お前とは別に一緒に働きたくはないんだけど、ちょっと惨めだから協力してやっても良いZE☆」

という方は、このブログをシェアしていただけると嬉しいです!!

最後までお読みいただき本当にありがとうございます!!

何回も何回もこのブログを読み返し、

自分の気を引き締めてこれからも「エンジニアをつくる」を達成するために頑張っていきます。

皆さんこれからもどうぞよろしくお願いします。

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