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カヌーのスラロームの会場 都が変更検討6月13日 17時45分
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6年後の東京オリンピックとパラリンピックで使用される競技会場の整備計画の見直しを始めた東京都は、カヌーのスラロームの競技会場に予定されている江戸川区の葛西臨海公園について野鳥が生息するなどの自然環境に配慮するため隣接する都有地に変更する方向で検討していることが分かりました。
6年後の東京オリンピックとパラリンピックに向けて整備される競技会場を巡っては東京都の舛添知事が今月10日に開かれた都議会でコストや環境への影響などを踏まえて計画を見直していく考えを示し、都や大会の準備を担う組織委員会が会場の見直しを始めています。
このうち東京都が整備するカヌーのスラロームの会場は、江戸川区の葛西臨海公園に整備される計画ですが、公園の中に多くの渡り鳥が飛来するなど豊かな自然が残されているため地元の江戸川区や自然保護団体などから自然環境への影響を懸念する声が出ています。こうした指摘も踏まえて東京都は、スラロームの会場を公園に隣接している都の下水処理場周辺の都有地に変更する方向で検討を進めていることが分かりました。
東京都などはスラロームの会場を含め変更を検討する競技会場の整備計画を速やかにまとめ、IOC=国際オリンピック委員会や国内外の競技団体に示して、理解を求めていくことにしています。
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