W杯開催都市でデモ隊が暴徒化、警察と衝突 ブラジル

2014年06月13日 11:42 発信地:ベロオリゾンテ/ブラジル

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×ブラジル・ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)で行われたサッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)への抗議デモで、ポーズをとるデモ参加者(2014年6月12日撮影)。(c)AFP/Juan Mabromata

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【6月13日 AFP】サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)開催12都市の1つ、ブラジル南東部ベロオリゾンテ(Belo Horizonte)で12日、W杯に巨額の予算を投じたことに抗議するデモが行われ、参加者の一部が暴徒化し店舗や銀行を襲撃して警官隊と衝突した。

 約200人のデモ隊が「W杯を潰せ」などと書かれたプラカードを掲げて大通りを行進、警察当局はトラックやヘリコプター、警官数十人を出動させた。

 デモ隊と警官隊の衝突は、サンパウロ(Sao Paulo)でW杯開会式が行われている最中に始まり、開幕戦のブラジル対クロアチア戦のキックオフ後も続いた。

 デモ隊は警察車両1台を横倒しにし、ビジネス街の建物の窓ガラスを割った。地元紙エスタド・ジ・ミナス(Estado de Minas)によると、デモ隊の投石によりロイター(Reuters)通信のカメラマンが頭部にけがをした。警官隊はデモ参加者4人の身柄を拘束したという。

 ブラジルではW杯開幕に合わせサンパウロなど各地で抗議デモが発生。同市では、開幕戦の行われるアレーナ・デ・サンパウロ(Arena de Sao Paulo)に行進するデモ隊に、機動隊が催涙ガスや威嚇用手投げ弾、ゴム弾を使用する衝突があった。(c)AFP

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