STAP細胞:小保方氏「申し訳ない」 CDB解体提言に

毎日新聞 2014年06月13日 11時39分(最終更新 06月13日 11時53分)

小保方晴子氏=大阪市北区で2014年4月9日、貝塚太一撮影
小保方晴子氏=大阪市北区で2014年4月9日、貝塚太一撮影

 STAP細胞の論文不正問題で、理化学研究所の改革委員会が発生・再生科学総合研究センター(CDB)の解体を求めたことについて、小保方(おぼかた)晴子・理研研究ユニットリーダー(30)の代理人の三木秀夫弁護士は13日、小保方氏が「申し訳ない」との趣旨の発言をしたことを明らかにした。同日朝、本人と電話で話したという。

 改革委は、不正が起きた背景としてセンターの構造的欠陥を指摘し、早急な解体を求めた。小保方氏は戸惑った様子だったといい、三木弁護士は「素晴らしい成果を出してきたセンターの解体の提言は唐突で、違和感を感じる」と話した。

 改革委が求めた再現実験への参加については、改めて「自分の責任で進めたい」と意欲を示したという。

【吉田卓矢】

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