トップページ社会ニュース一覧語り部被爆者に修学旅行生が暴言
ニュース詳細

語り部被爆者に修学旅行生が暴言
6月7日 18時41分

語り部被爆者に修学旅行生が暴言
K10050517411_1406071855_1406071900.mp4

先月、修学旅行で長崎市を訪れていた横浜市の中学生が、被爆者の男性から話を聞いていた際、態度が悪いと男性から厳しく注意されたことに対して、「死に損ない」などと言い返していたとして、学校が抗議を受けました。

中学生に話をしていた77歳の被爆者の男性や学校によりますと、先月27日、横浜市の中学3年生が修学旅行で長崎市を訪れ、語り部として活動している男性の話を聞いていました。
この際、男性は生徒たちの態度が悪いことを厳しい口調で注意したところ、5人の生徒が男性のことを「死に損ない」などと表現しながら言い返したということです。
男性はこの翌日、中学校に書面と口頭で抗議し、校長が謝罪したということです。
中学校の校長は「生徒が言ったことばは決して許されるものではなく、男性や被爆者にとって許し難い、受け入れ難いことばであり、取り返しのつかない重大なことをしてしまい、大変申し訳なく思っている。われわれの事前の指導が至らなかったことを反省し、生徒に対し粘り強く指導していきたい」と話していました。
学校は謝罪の手紙と、修学旅行に参加した生徒たちの感想文を男性に送るとしています。

[関連ニュース]
k10015051741000.html

[関連ニュース]

  自動検索

このページの先頭へ