2011年09月20日

REAPER講座(エフェクターの使い方編)

マイミクさんたちから、

 「REAPERよーわからん!タイルン教えて!」

 「エフェクトどうやって使うねん!?」

など、いろんな要望があったので、簡単に講座にしました。

本当に初歩の初歩の講座である上に、
主に"歌ってみた"についての講座なので、
内容が偏ってるかもしれませんが、お許しを\(^o^)/


【準備するもの】

・オケ
・音声データ(オケにタイミング合わせた歌声など)


【REAPER ver 0.999 のインストール】

ここを読んで頑張って!
 ※verは必ず0.999にすること!!!


【エフェクターのダウンロードと配置】

・今回は、ぱっと聴いてわかりやす"リバーブ"でいきます。
 使用させて頂くのは「Reverbering」というエフェクターです。

01_サイト


 ここからダウンロードして解凍。

02_解凍後


 解凍するとこんな感じです。後で使うので、今はそのままで。

・エフェクターを入れるフォルダを作成します。

03_フォルダ作成


 フォルダ名は「vstplugins」で、
 フォルダを作成する場所は、REAPERの実行ファイルの階層(※1)がいいです。

  ※1…デフォルトは「C:\Program Files\REAPER」です。

 「vstplugins」フォルダを作成したら、先ほどダウンロードして解凍した、
 ファイルの中身を一式、作成したフォルダ内に入れてください。


【REAPERで、エフェクターフォルダの指定】

・REAPERを起動し、メニューの「オプション」→「設定」を選択。
 
04_フォルダ指定


 左側の項目の「FX Plug-ins」をクリック、
 右側の項目から「追加ボタン」をクリック、
 先ほど作成した「vstplugins」フォルダを指定し、
 中央下にある「OKボタン」をクリック。

OKした後、一度REAPERを閉じ、起動しなおします。


【トラック追加とエフェクト設定】

・REAPERの画面で、中央左の何もないところで右クリックし、
 「トラック追加」を選択。これを2回やってください。
 1個目はオケ用、2個目は音声データ用に使用します。

05_fx


 作成したトラックに、それぞれ用意したオケと音声データを、
 ドラッグ&ドロップします。
 (上の画像のように、波形の塊が2本、表示されます。)

  ※音量調節やパンの設定も可能です。

・今回は音声データの加工を行うので、
 音声データを登録したトラックの「fx」というボタンを押します。

06_選択


 一覧の中に「VST:Reverbering(NUSofting)」というのがあるので、
 選択後にOKボタンを押します。

07_リバーブ調整


 一番上の渦巻き?の位置をいじくると、声の響き具合が変化します。
 右にいくほど響きが強く、左にいくほど響きが弱くなります。
 (この画面は、以降「リバーブ調節画面」と呼びます。)


【エフェクターの調節と書き出し(レンダリング)】

・音を聴きながら、エフェクターが使われているかを確認します。

08_再生


 REAPERの画面左下にある再生ボタンを押し、音を流している最中に、
 リバーブ調節画面の渦巻きを移動してみましょう。

 たぶん、音声データの響き具合が変わったと思います。

 気に入ったところで、渦巻きの位置をそのままにしておきましょう。

・オケと音声データ(リバーブ加工済み)をあわせたものを、
 実際に1つのwavファイルに書き出してみます。

  [注意]
   一度最後まで再生しきってから、書き出しを行ってください。
   途中で停止した状態で書き出したりすると、
   書き出し後のファイルの出だしに、ノイズが乗る場合があります。


09_レンダリング


 書き出すwavファイルの場所とファイル名を決めます。

 WAVビット深度は、極力「16bit」にしてください。
  ※デフォルトの24bitだと、再生できないおそれがあります。

 設定が全て終わったら、レンダリングボタンを押し、
 バーが全て埋まったら完了です。



REAPERでのエフェクト使用方法の講座は以上ッッッ!
意外と簡単ですよ…ね??


【おまけ】

・よくありそうな質問と回答を書いとくねー。


 Q1. エフェクターって一体他に何入れればいいの?

 A1. 「これならOK」ってものは基本的にありません。
   ただ、あったほうがいいエフェクターの種類としては、
   "リバーブ"、"イコライザ"、"リミッタ"、"エンハンサ"、
   このあたりを用意しておくといいです!


 Q2. 例えば、リバーブでいいから、おすすめ教えて?

 A2. 人それぞれ好みがあるので、いろいろ試してみて、
   気に入ったものを探すのをオススメします。

   試しに…「VSTLINK リバーブ」でググってみてください。
   ここに★の数で評価が行われており、リンクもあります。
   あとはひたすらダウンロードして、設定して、耳で聴いて…です。


 Q3. 音が割れるんだけど、なんとかならない?

 A3. マスタートラックに、リミッタというエフェクトを
   設定してみるとたぶん幸せになります。

   マスタートラックは、この講座で「トラック追加」って
   選ぶときの近くに「マスタートラックを表示」ってのがあるんで、
   それを選択してみてください。
   何か大きめのトラックが表示されると思うので、
   そのトラックの「fx」にて、リミッタを設定しましょう。


 Q4. 例えば、リミッタでいいから(ry

 A5. 「VSTLINK リミッタ」でググれ!!
   リミッタは、別名「Maximizer」とも呼ばれてるから注意ね!!

Posted by f_0202 at 00:10│Comments(0)TrackBack(0)役に立たない講座 

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