「REAPERよーわからん!タイルン教えて!」
「エフェクトどうやって使うねん!?」
など、いろんな要望があったので、簡単に講座にしました。
本当に初歩の初歩の講座である上に、
主に"歌ってみた"についての講座なので、
内容が偏ってるかもしれませんが、お許しを\(^o^)/
【準備するもの】
・オケ
・音声データ(オケにタイミング合わせた歌声など)
【REAPER ver 0.999 のインストール】
・ここを読んで頑張って!
※verは必ず0.999にすること!!!
【エフェクターのダウンロードと配置】
・今回は、ぱっと聴いてわかりやす"リバーブ"でいきます。
使用させて頂くのは「Reverbering」というエフェクターです。
ここからダウンロードして解凍。
解凍するとこんな感じです。後で使うので、今はそのままで。
・エフェクターを入れるフォルダを作成します。
フォルダ名は「vstplugins」で、
フォルダを作成する場所は、REAPERの実行ファイルの階層(※1)がいいです。
※1…デフォルトは「C:\Program Files\REAPER」です。
「vstplugins」フォルダを作成したら、先ほどダウンロードして解凍した、
ファイルの中身を一式、作成したフォルダ内に入れてください。
【REAPERで、エフェクターフォルダの指定】
・REAPERを起動し、メニューの「オプション」→「設定」を選択。
左側の項目の「FX Plug-ins」をクリック、
右側の項目から「追加ボタン」をクリック、
先ほど作成した「vstplugins」フォルダを指定し、
中央下にある「OKボタン」をクリック。
・OKした後、一度REAPERを閉じ、起動しなおします。
【トラック追加とエフェクト設定】
・REAPERの画面で、中央左の何もないところで右クリックし、
「トラック追加」を選択。これを2回やってください。
1個目はオケ用、2個目は音声データ用に使用します。
作成したトラックに、それぞれ用意したオケと音声データを、
ドラッグ&ドロップします。
(上の画像のように、波形の塊が2本、表示されます。)
※音量調節やパンの設定も可能です。
・今回は音声データの加工を行うので、
音声データを登録したトラックの「fx」というボタンを押します。
一覧の中に「VST:Reverbering(NUSofting)」というのがあるので、
選択後にOKボタンを押します。
一番上の渦巻き?の位置をいじくると、声の響き具合が変化します。
右にいくほど響きが強く、左にいくほど響きが弱くなります。
(この画面は、以降「リバーブ調節画面」と呼びます。)
【エフェクターの調節と書き出し(レンダリング)】
・音を聴きながら、エフェクターが使われているかを確認します。
REAPERの画面左下にある再生ボタンを押し、音を流している最中に、
リバーブ調節画面の渦巻きを移動してみましょう。
たぶん、音声データの響き具合が変わったと思います。
気に入ったところで、渦巻きの位置をそのままにしておきましょう。
・オケと音声データ(リバーブ加工済み)をあわせたものを、
実際に1つのwavファイルに書き出してみます。
[注意]
一度最後まで再生しきってから、書き出しを行ってください。
途中で停止した状態で書き出したりすると、
書き出し後のファイルの出だしに、ノイズが乗る場合があります。
書き出すwavファイルの場所とファイル名を決めます。
WAVビット深度は、極力「16bit」にしてください。
※デフォルトの24bitだと、再生できないおそれがあります。
設定が全て終わったら、レンダリングボタンを押し、
バーが全て埋まったら完了です。
REAPERでのエフェクト使用方法の講座は以上ッッッ!
意外と簡単ですよ…ね??
【おまけ】
・よくありそうな質問と回答を書いとくねー。
Q1. エフェクターって一体他に何入れればいいの?
A1. 「これならOK」ってものは基本的にありません。
ただ、あったほうがいいエフェクターの種類としては、
"リバーブ"、"イコライザ"、"リミッタ"、"エンハンサ"、
このあたりを用意しておくといいです!
Q2. 例えば、リバーブでいいから、おすすめ教えて?
A2. 人それぞれ好みがあるので、いろいろ試してみて、
気に入ったものを探すのをオススメします。
試しに…「VSTLINK リバーブ」でググってみてください。
ここに★の数で評価が行われており、リンクもあります。
あとはひたすらダウンロードして、設定して、耳で聴いて…です。
Q3. 音が割れるんだけど、なんとかならない?
A3. マスタートラックに、リミッタというエフェクトを
設定してみるとたぶん幸せになります。
マスタートラックは、この講座で「トラック追加」って
選ぶときの近くに「マスタートラックを表示」ってのがあるんで、
それを選択してみてください。
何か大きめのトラックが表示されると思うので、
そのトラックの「fx」にて、リミッタを設定しましょう。
Q4. 例えば、リミッタでいいから(ry
A5. 「VSTLINK リミッタ」でググれ!!
リミッタは、別名「Maximizer」とも呼ばれてるから注意ね!!