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西之島周辺6キロ 噴火の危険性
6月11日 16時26分

西之島周辺6キロ 噴火の危険性
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活発な噴火が続く西之島について、気象庁と海上保安庁は島を中心に半径およそ6キロメートルは海底噴火など噴火活動に巻き込まれる危険性があるとして、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけています。

小笠原諸島の父島の西およそ130キロにある西之島は、去年11月以降、活発な噴火を繰り返していて、現在も流れ出た溶岩で島の面積が広がり続けています。
気象庁と海上保安庁は島の周辺は噴火活動に巻き込まれるおそれがあるとして、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけていました。
しかし今後、島に接近しようとする船が予想されるとして、気象庁と海上保安庁は新たに警戒が必要な範囲を具体的に示すことにしました。
西之島では、周辺の海底でも噴火する可能性があり、水深500メートルより浅い領域で噴火した場合、海上に影響が及ぶことがあるということです。
また噴火活動で火山ガスや火山灰を伴った高温の熱風が高速で横に広がる火砕サージと呼ばれる現象が発生した場合、火口の周囲2キロほどの範囲に影響が及ぶことがあるということです。
このため島を中心に半径およそ6キロメートルは噴火活動に巻き込まれる危険性があるとして、気象庁と海上保安庁は11日午後、火口周辺警報や航行警報を出して近づかないよう呼びかけています。

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