(杉村)うわ〜すげぇな!さっすがここが…。
ええっ!今ここで280何メーター?いや〜大阪一望ですね。
いや〜すばらしい。
ああびっくりした。
(未知)うるさいねんもう。
いや〜〜。
大阪人もびっくりするわ。
これはこれははじめまして。
あの…誰がやこら。
おお!?おお!?いきなり初対面で「白豚」。
誰にものぬかしとんじゃこらアホほんま。
なめとったら鼻ん中割り箸突っ込んで下からカッコンしよか。
あかんぞこら。
やった〜!すばらしい!それを見たかったんです今日は!声が…。
もうノルマ達成しました!ありがとうございます!太蔵さん。
大阪弁で言う…じゃかましい。
ありがとうございます。
これね…15年前という事は今あるお店かどうかも…。
今なくなってるお店もあるって事ですよね。
そうなんですよ。
それを是非一緒に歩いて確認しに行きたいなと思ってるんですよ。
(ナレーション)夏休みを前に旅の必需品といえばガイドブック。
その歴史は古く始まりはおよそ85年前に発行された「日本案内記」。
以降…そしてこの番組は昔のガイドブックに載っているお店は今どうなっているのかネットや携帯を使わずに自分たちの足で探し回って確認するそんな旅番組。
大阪のみならず神戸広島を今昔トラベラーたちが旅をする。
昔よく通っていたあの場所は?代々受け継がれる秘伝の味に思わず感動。
時代の変化と共に変わるものとそして変わらないもの。
全ての物語は…やすえさんと太蔵君の2人旅。
更に島田洋七さんが広島へ。
およそ15年前のガイドブックを片手にあべのハルカスから大阪を巡る2人旅。
昔はねもともとここは近鉄百貨店っていわれる百貨店が入ってたんですよ。
まだこれが出来上がる前ですね。
これが今来てる辺りになるんですよ。
どうですか?この辺り。
上から見るとねいろんなまだまだ開発されてない街とかも見れるんですけど。
(杉村)ここから見ると。
そうなんですよ。
通天閣行った事ありますか?通天閣はないですね私。
また大阪の中でもすてきに魅力のある…。
行ってみて大阪ってすごいって思ってもらいたいと思います。
わかりました。
是非お願いします。
どこ行きますか?行かれた所。
あっ!この「グリル梵」洋食屋さん。
若い時に先輩方のイベントとかで楽屋に差し入れで来たカツサンドがびっくりするぐらいやらかくて美味しくて。
いつ頃行かれたんですか?2〜3年前です。
微妙なとこですね。
この15年前の情報によると毎月6・16・26が休みですって。
15年後の今も「グリル梵」は残っているのか。
あべのハルカスから「グリル梵」の住所をたどって新世界へ。
ここ通天閣界わいになるんですか?そうなんです。
もうすぐです。
ああ〜ありますね!ど〜んと。
「グリル梵」は…。
ありがとうございます。
すいません。
何で謝ってんの?「頑張っとんな」って。
「頑張っとんな」つったんですか。
違う違う。
恵美須東1−17−17。
これ1−17−14ですから。
ほな近くちゃいます?でもねこのメーン通りじゃないんですよ。
じゃあそこから入るんじゃないですか?17−17。
こんにちは。
こんにちは。
17−17。
でもね…。
あった!あったあった!早っ。
「グリル梵」ほら。
こんな雰囲気ありました?そうですそうです。
奥のねちょうど路地〜の感じなんですよ。
ええええ。
今んとここの街灯にはまだ看板残ってますよ。
ここです。
ここ!ここなのここ。
意外な…。
すごいでしょ。
雰囲気。
「梵」。
あっ!ええっ!?匂いで着いた。
これはディープというか…。
あっいます。
いますか!ブロッコリーがありましたか!ガイドブックに載っていた当時の住所に今も残っていた「グリル梵」。
こんにちは。
あっどうもこんにちは。
お父さん。
ご無沙汰です。
お父さんお父さん。
う〜わ。
オーナーさんというか。
シェフも兼ねた。
めちゃジェントルマンが出てきましたね。
ここでもう…。
以前は「Futatsui」という名で先代が四ツ橋にお店を構えていた「グリル梵」。
その後新世界に移転し55年。
当時の雰囲気のまま今も大阪の皆さんに愛され続けています。
お父さん中も変わってないですね。
そうでしょ。
開店以来ずっとそのままです。
今でこそカツサンドってあるじゃないですか。
その当時…。
それをびっくりしてお名前を見た時に「梵」やったんです。
いつか…っていう一つの目標のお店でもあるし。
憧れで。
・・あっお電話ですね。
見て。
ええ〜。
うわっほんとだ。
(二井さん)ダイヤル式。
あの黒電話は…掛かりますよ。
掛かりますか。
失礼な。
携帯にも掛けられますよ。
ヒレ肉を…焼きたてパンに挟めば完成。
(二井さん)お待ちどおさま。
来た来た来た来た。
う〜わすごい。
どうですかこれ。
見た事ないこんなカツサンド。
これが50年ほど前からあると思ったらまたすごくないですか太蔵さん。
すごい!太蔵さんいってください。
いやいやいやいや。
大阪に来ていただいてるんですから。
うわ〜。
はははははは。
でしょうね。
うわっ重いですね!熱い。
今まで食べたカツサンドでいちばんうまいですやっぱり。
(二井さん)そうですか。
よかった〜。
何ですかねこの肉のうまみとソースと。
レジェンドレジェンド。
レジェンド?師匠ちゃいますよ私。
うん。
うん!美味しい。
めちゃくちゃうまいっすね。
でもやっぱり来てみて食べてやっぱりこれやという。
(二井さん)ありがとうございます。
再確認させていただきました。
変わってませんでした?変わってないです。
ああよかったですね。
まずお父さんの顔見た時に変わってはれへんからうれしかったですもん。
(二井さん)ああいえいえ。
ありがとうございます。
また大阪に来たら寄りたくなるお店。
寄りたい寄りたい。
家族も大丈夫ですか?子供も。
(二井さん)どうぞどうぞ。
他にもどうですか?行ってみますか?気になるのがですね「戦後から変わらない人気」。
シチューの店があるんです。
ご存じですか?「いづみ」。
「いづみ」さん。
わかんない。
これ面白そうですね。
行ってみますか?ちょっと味を変えて。
あっちょっと待って。
火曜日休みだ。
今日は…びっくりする…。
完璧です完璧です完璧です。
名物シチューとはどんな味なのか?いざ「いづみ」へ。
やっぱりこの通天閣の商店街ってのはちょっとやっぱここにしかない雰囲気ありますね。
見ました?こんなん見た事あります?「生ビールテイクアウトはじめました!!」。
はっはっはっは。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
はっはっはっは。
面白いですね〜。
はい。
あっ。
これ真下。
そうこうしてる間に…。
ここが通天閣の麓ですか。
ふふっ麓。
はあ〜。
ここ真下です。
通天閣越えて。
こっちですこっち。
そのジャンジャンっていうここの通りです。
あっここの通りをジャンジャンって言うんですか。
そうです。
はあはあはあはあ。
果たして…。
の前ってなってる。
あれっここが「八重勝」さんでしょ。
あれっここも「八重勝」さんになってる。
「八重勝」さんあれっ?「八重勝」さんの向かいぐらいじゃないですか。
あっほんとだ。
あれっ?あれ?なくなってる?これひょっとしたら…かつてこの場所にあった「いづみ」は串カツで有名な「八重勝」の2号店に変わっていた。
ちょっとお聞きしていいですか?「いづみ」さんっていう…。
「いづみ」さんねもう今…えっこの「いづみ」さんって。
そうよ。
あっそうなんですか。
この「いづみ」さんやってはった人が。
貸してはんねん。
もう…ガイドブックの15年前と比べジャンジャン横丁も今はないお店も多く街の雰囲気も大きく変わったという。
そして…。
主人のお父さん終戦後からいてはったけど…。
2代目息子になるやんか。
「八重勝」の社長とか私らがもうそのお父さんの時代に。
だから大体もうお母さんで2代目という事。
いやいやでもまだお元気でね。
ありがとうございます。
その後2人は…。
あれっ?あれっ?何ですか?通天閣の心臓部はこんなんなってんですか。
はじめまして。
どうも未知やすえです。
社長ちょっといろいろお話を…。
「いづみ」って所が気になって行かしてもらったらもうお店は閉まってて隣の横の服屋さんのおば様に聞きますとこちらに社長さんがいらっしゃると。
ふ〜ん。
へえ〜。
1日にですか?1日!?
(西上さん)お肉とじゃがいもとたまねぎがベースになって。
和風シチューなんですね。
おだしで炊いてる感じなんですか?
(西上さん)そうですね。
想像がつかへん。
つかないですね。
「いづみ」のそのシチューといわれるものはじゃあもう食べれないんですか?それとおんなじものを提供してるお店がやっぱり…ええ〜すご〜い。
「づぼらや」さんのとこを右曲がったとこにねひらがなで…ってありますわ。
なんとおよそ10年前にお店を閉じた「いづみ」のシチューが今も新世界で食べられるという。
早速行かねば。
あっこれちゃいます?あっ。
「あづま」さん。
ありましたね。
すご〜い。
めっちゃ楽しみ。
結構立派な造りで。
こちらが…「いづみ」とは先代同士が同じ店で修業していたいわば兄弟店。
ここならおんなじ味が食べれるというので寄せていただいたんですけど。
間違いないですか?間違いないです。
どうぞ。
話が早くていいですね。
早い。
一度は諦めかけた名物シチューがこちら。
昔から具材なども変わらずお肉とじゃがいもとたまねぎだけと至ってシンプル。
見た目もまさに当時のまま。
あっ同じですね。
ほんとや〜。
失礼ですけど写真撮らしてもらっていいですか?あっほんとですね。
年ごまかしてます?いやいやいや。
これはめちゃくちゃ体に優しい味ですよ。
ほんのり塩味でね肉のうまみがよく出てて。
美味しい。
そうそうそう。
まさに。
牛肉を塩味ベースのスープでじっくり煮込んでる感じで。
あっ美味しい。
うまいっすね。
お肉もいいわ。
う〜ん!値段もずっと同じですか?今度の4月で…。
どんなに景気の変動があっても?
(節子さん)そうです。
消費税。
消費税がね。
いろいろと問題があるみたいですが。
別に僕は悪くないよ。
全く関与してませんから。
そうそうそう。
言いやすいんでしょうね。
「いづみ」はなかったが味は今でも新世界に残っていた。
ここでしか食べられないシチューを続けていってください。
これ何?まだまだ続く大阪2人旅。
衝撃の展開は番組後半で。
続いて旅するのは広島。
この街に15年前のスポットはどれだけ残っているのでしょうか。
旅をするのは…。
(はるな)きゃ〜本物だぁ!すごいうれしい。
地元なんですか。
(洋七)みんなは…。
ほんとは。
えっ何かでも…。
そう10年前から。
「がばいばあちゃん」がヒットしたら佐賀佐賀言うようになったんよ。
それまでは広島広島言うてたけど広島言わんようになってな。
いやいや…もうほんと庭。
生まれ育った。
言うよね〜。
言うよね〜。
元祖漫才ブームの立て役者島田洋七さんと元世界一のオネエはるな愛ちゃん。
やっぱりちょっと…せっかく来たから。
お好み焼き…。
私これ行った事あるんですよ。
お好み村。
お好み村あるよ。
そりゃあれだけ入ってるもん。
50店舗か何店舗か。
お好み村は私ちょっと前に行きました。
行ったん?ほんなら行かんでええやんか。
ここは絶対あるやろ有名店やもん。
「みっちゃん」。
「みっちゃん総本店」。
総本店は潰れんやろ。
めちゃ古くないですか?それ。
いやだから…。
行ってみます?うん行こう行こう。
ここ行ってみようか「みっちゃん」とこ。
とりあえず。
「みっちゃん総本店」あるかなぁ。
果たして洋七さんが小学生の時に行っていたという「みっちゃん」は今でもあるのでしょうか。
この辺はどこなんですか?これはね多分このビルの向こう側に俺が通てた小学校があるねん。
へえ〜そうなんだ。
幟町小学校。
大都会の真ん中なんですね。
そうそうそう。
どんな子やったんですか。
こんな子よ。
「こんな子」。
わんぱく?これ縮めたような子よ。
こんなんや。
はっははは。
ここが交差点ですから。
「京橋通り入り口」。
この辺やと思うよ。
あるわ。
あるあるそこそこ。
ほら。
「みっちゃん」って書いてあるもんほら。
あはははほんとだ。
「みっちゃん」書いてた。
「みっちゃん」は今でもありました。
しかも15年前の記事にもあるとおり…。
並んでる。
うわっすごい。
並んでまっせ。
どこから来たん?えっ愛媛!?愛媛。
埼玉!すごい自然に入っていく。
うわっ全部や。
全国からお客さんが集まる「みっちゃん」とは?おじゃましま〜す!こんにちは。
うわっ!すごい焼いてるお好み。
ああ〜!いっぱいや。
久しぶりです。
どうもはじめまして。
この方は?大将や。
大将?という事はみっちゃん?みっちゃんです。
この方が82歳になった今でも現役でお好み焼きを焼き続けるみっちゃん。
15年前のガイドブックを訪ねてきたんですけど何かちょっと店内は変わってますよほら。
メニューのとことか。
だから僕が…でもその屋台から始まってこんなに今大人気店ってすごいですね。
実はこのみっちゃん広島風お好み焼きの生みの親ともいうべき人で…。
えっソース?そうそうそう。
えっ?最初はね。
えっ?ええ〜っすごい!更に…。
ちょっと待って。
ええ〜っウソ!ほんまほんま。
焼きそばとお好みを食べよったわけです。
はいはい。
ある日焼きそばの上にお好み焼きを置いて食べていたらそれを見ていたお客さんも欲しがり…。
じゃあその時に上にのせなかったら広島焼きにおそばはなかったかもしれない。
なかったかもわからん。
ええ〜っ!すごい店。
洋七さんが小学生の頃から食べていた…どうですか?うまいねぇ。
変わ…味は?変わらん変わらん。
いただきます。
う〜ん!めっちゃ美味しい。
それがうまい。
(井畝さん)甘めで。
夜ね母ちゃんが11時頃終わるのよ仕事が。
「みっちゃん」とこ行ってお好み食って母ちゃんを待っててん。
母ちゃんが仕事終わったら「昭広〜」って迎えに来んねん。
屋台に。
これ以上しゃべったら泣きそうやからやめとく。
ははは。
え〜っ。
何かねやっぱりあの…えっ?あっこれですね。
これや。
これですね。
「にしき堂」さん。
でもここあるしな。
えっ?俺しょっちゅう行くし。
何かちょっと珍しいものいきます?これは?「甘党たむら」。
これうまそうやな。
何?これ。
「シャーベット状にしたもの」だって。
今でも営業していれば洋七さんとほぼ同い年の「甘党たむら」。
すると愛ちゃん気になる事が。
だって…本人に言うな!どうなのかなと思って。
「ガタもきますか?」ってどんなインタビューやお前。
いやいや64年だと…。
スキップできる。
どこにガタきてんねん?まだいける?いけるがな。
二段跳びもできんねんで。
あっあっ!あっ!何がガタきてんねん。
2日後が肝心。
2日後が肝心。
じゃここ曲がったらそうなのかな右。
あってほしいなちょっともう。
やな予感。
ねえ突き当たり工事してる。
壊れてなくなってんちゃう?これほら。
工事やってる。
えっクレーンが。
ああ〜…「再ハイカツ」ちょっと待ってください。
ちょっとかんだ。
ちょっとかんだ。
カット。
「再ハイカツ」ってもう…。
うるさいそこばっかり。
65年ガタもきてますね。
やっぱり高齢者やな。
再開発の波にのまれて…え〜っこれは?「フルーツ田丸」さん。
続いて愛ちゃんが選んだのは「たむら」さんの真下に載っていた「フルーツ田丸」。
果たして「田丸」さんは今でも営業しているのか?それはあるやん。
「ニッポンレンタカー」ですよね。
という事だとこの道の角が「フルーツ田丸」。
ええっウソ!何か立ち退きか?もうこの辺も。
ここ全部隣も閉まってて。
ない。
そうそうそう閉店やね。
でも何かこの辺も全部変わったのかな?じゃあ。
ええっ?えっ書いてる。
ウソ〜。
あれあれ。
ここ倉庫やでだから。
はははは。
「卸部」って書いとったもん。
なんと…今ジュースは?隣でやっております。
やってます?やってます。
ちょっと飲みましょうよジュース。
ねえ。
「果物屋さんの一角でフレッシュジュースが100円で楽しめる」。
100円かな今も。
わからん。
15年前やから。
やっぱり100円や。
「只今のジュースはメロンジュースです」。
1種類だ。
1種類やな。
1種類だ。
「フルーツ田丸」のジュース屋さんは…しかも…。
ガイドブックなんですけど…あっほんと?あらららら。
えっ?ほんとや。
「ほんとや」ってどういう事ですか?本人本人。
「ほんとや」って15年たったって事?そうそうそうそう。
言うよね〜。
そうよねぇ〜。
(笑い)なんとおばちゃんは15年間変わらずジュースを作り続けていたのです。
いただきます。
そのお味は?うまいわ。
メロンをギュ〜ッて…。
そのまま。
(笑い)グシャグシャなるやろ。
いやイメージ。
いやそんな事をしたら子供がマネするから。
テロップ入れとかな。
影響あんねんで。
芸能人がそんな事言ったら子供がギュ〜ッてこんなんすんねん。
ほんでドロドロなんねん。
でおかんが「何してんねんこの子は!」。
どこまで話いくねん?ああ言うよね〜。
止めんか。
いやもうほんとに。
俺ウソつかしたら5時間しゃべってんで。
いやほんとすごい。
すごすぎるわ。
続いては…。
風光明媚なしまなみ海道の出発点…俺…えっどうして?うわ〜。
それでここへ来た時…。
え〜っ!そう。
そうそうそうそう。
ええ〜っ。
観たよここ。
おんなじとこ。
すご〜。
2人がいるのは15年前の「マップル」にも載っている千光寺のまさにここ。
ちょうどこれやねん。
ちょうど来たらこの位置に来るって事?来たらこの位置や。
写真と一緒や。
撮ります?ちょっとそれ。
おお。
こうだ。
おうこうだ。
わかった?ここだ。
よしよしよしよし。
はいこの辺。
えっどこ?どこ?早よ!えっちょっと待って。
行ってしもうたやないか。
撮れよ!いやちょっとボタンが…。
撮れてるかなぁ。
それ上だけやんか。
ロープウェイの…。
屋根しか写ってない。
ちょうど入り込んだとこ。
「ロープウェイ」じゃなくて「ロー」しか写ってへん。
何じゃそれ。
いやいやもうちょっと早く言ってくれないと。
言うた。
言うたって。
愛ちゃんの写真ではよくわかりませんがこの景色は…更に景色以外にも変わらないものが。
ああやっぱり長いですね。
じゃあこの本の時は…。
あれっここに女性。
これは誰ですか?これ。
ここに。
あっ!すご〜い。
写真に写ってる人とうわっ会えるのうれしいな。
こちらこそでございます。
じゃ私も。
私も愛ちゃん大好きです。
ありがとうございます。
恋愛もして結婚もしてもっともっと芸能界に残りたい。
しがみつきたい。
いや〜うれしい。
ロープウェイなんか久しぶりですよ私乗るの。
前は乗りました?いや乗ってないね。
前の時はこうほらこうやって伝って来たからね。
若かったからなあの頃。
もう〜ちょっと。
毎回毎回ちょっと私どうつっこんでいいかわかんないんですけど。
大丈夫でしょうか?若い時はそうやで。
あはははは。
まずはロープウェイが動きだす前に行き先を決める事に。
これどういう組み合わせ?「貝とジャズ」。
「海の中にいるような気分になれる」。
溺れるがな!どういう事。
これはどうですか?何て書いてある?「梟の館」。
何これ。
営業時間。
「満月」?「満月の日の日没から夜明けまで」。
難しいなこんなの。
何これ。
決まってないって事?こういうの発見せん方がよかったんや。
何でですか!?ややこしいやん電話したり。
満月まで待っとく?ここで4日間ぐらいじ〜っと。
いやでも何かロマンチックじゃないですかこれ。
満月の夜にしか営業していないという「梟の館」へロープウェイで向かう事に。
う〜わ来ますよ来ますよ。
・支柱を通過いたしますがこれよりの急勾配…。
ああ〜。
もうええ。
・約27度…。
早い!今からですから。
いやぁ…勘弁して。
もうええって。
早く立ってよ。
早く!もう老人をいじめないで。
ねえ。
こんにちは。
案内聞いて。
ちゃんと景色見て。
僕がやってあげましょか?
(洋七)余計な事を。
これまっすぐ行ったとこですけど。
もう潰れてるかもな。
ふふふ。
これか?ちゃうんか。
これ!?あっ!開いてるやん。
これじゃあ写真のこれ?全然日が昇ってるのに開いてるよ。
「梟の館」は今でもありました。
満月じゃないのに開いてますね。
これはね何年か前からね一般の方が入りたいと。
なかなか旅行で来れないんでね開けてほしいっつうんで…この15年前のガイドブックに載ったりした事で入りたいというお客さんが多くなり今は昼間でも喫茶店としてオープンしているんですが…。
えっ!じゃあ…。
じゃ今日…。
入りたくても入れない。
入れない。
ええ〜っ。
というわけで満月の夜にスタッフが行ってみた。
そして問題のお部屋には梟のオブジェが。
とっても貴重なものなんだそうですが…。
う〜ん…もっと見たいという方は是非満月の夜に。
ねっ。
続いては。
これ何?これ。
ええ〜。
「たかちゃんのパン」。
何で「たかちゃん」?でもここいいんじゃない。
「老舗の味を活かしたパン」行きますか。
行こうかここ。
果たして「たかちゃんのパン屋」は今でも残っているのでしょうか。
そろそろ「たかちゃんのパン屋」の場所なんですよ。
もうちょっと先だ。
すいません…「たかちゃんのパン屋」。
ここなんですけど。
あっ!昔や。
えっ。
昔ここやったん?昔ここでした。
なんと「たかちゃんのパン屋」は和食屋さんに変わってた。
なので向かいにあるお店でその情報を聞いてみた。
そうなんですか。
・「八天堂」。
「八天堂」「八天堂」。
「八天堂」。
私聞いた事ある。
東京…。
あの〜飛行機で。
くりーむパンで有名な?そうそう。
ええ。
というわけで尾道のお隣三原市にある「八天堂」に行ってみる事に。
あっここだ!「八天堂」って書いてる。
食べた事あんねやろ?自分。
あります。
すいませんこんにちは。
すんません。
すいません。
何か会議中ですか?いえいえ…終礼中だって。
いいですかねこんなタイミング。
ええの?ごめんなさい。
すいません。
皆さん勢ぞろい。
すごい。
すいませ〜ん。
ごめんなさいどうも。
まず…
(笑い)どこを見て正五郎って。
じゃあ…。
ご案内いたします。
おる!?ここの社長さん?たかちゃん社長さん?どういう事?失礼いたします。
失礼しま〜す!失礼します。
島田洋七です。
ああ〜どうも。
どうもおじゃまします。
はるな愛です。
どうもどうも。
えっ!名前がたかちゃん?こちらが「八天堂」の社長…尾道の「たかちゃんのパン屋」でもよくパンを焼いていたんだそうです。
その後経営が立ち行かなくなり…そこで名前を「八天堂」に変え勝負に出たのがこのくりーむパン。
どうです?はあ〜。
うまいわでも。
(森光さん)そうなんですよね。
何かすごい中もすっごいクリームたっぷりで。
そう。
実はこの愛ちゃんのコメントにこそ「八天堂」くりーむパンの美味しさの秘密が隠されているのです。
もともと「八天堂」は昭和8年初代の森光香さんが和菓子屋を始めたのが起源。
ところが2代目の森光義文さんは洋菓子屋更には3代目のたかちゃんはパン屋さんとそれぞれが別々の道を歩むのですが…。
たどりついたところは。
私が…やっぱりね…。
だから何かこう考えてず〜っとこういくとやっぱり…じゃあがらっと変えたんじゃなくて。
今3代目が…。
(森光さん)ええそうです。
やっぱり過去があるから今があると思いますね。
(笑い)それはないと思うんですよ。
「八天堂」ギャグを作らなあかんね。
(森光さん)是非考えていただきたい。
とりあえず新幹線の中でじっくり考えて。
映像でもお送りします。
(森光さん)よろしくお願いします。
続いて旅するのは異国情緒あふれる港町神戸。
古きよき伝統と新しい風が交差するこの街であの阪神淡路大震災から復興し始めた頃のガイドブックを片手に旅する今昔トラベラーは?学生時代に神戸に通っていた月亭方正さんと小島瑠璃子ちゃん。
(方正)いや〜いい天気ですね。
(小島)いい天気ですね。
「いい天気」って言った瞬間曇りません?そうやないきなりちょっと太陽が…。
はははは!「ははは」って笑い過ぎやろ。
ははははは…。
まず2人が旅するのは神戸に移り住んだ外国人の古い邸宅が立ち並ぶ異人館の街北野。
まずじゃあここ行ってみよか。
「山手八番館」。
うん。
「スペイン人の邸宅」ああ〜いいですね。
ここに実はすごい椅子があるんですよ。
椅子?椅子。
へえ〜!行ってみたいです。
俺これなぁ…あっそうなんですね。
やっぱり…。
ほんで…。
その時は。
何でですか?めちゃくちゃ人で。
混んでて?かつて方正さんが座れなかった願いが叶う椅子は今でもあるのか?いや〜でもこの坂とあとこの自然があってひんやりした空気で。
すごくすてき。
すてきでしょ。
えっその時一緒に来たその彼女はどんな娘だったんですか?あのね…。
やさしい娘だったんだ。
う〜んだから俺やっぱりやさしい娘が合うんやな〜と思った。
へえ〜。
やっぱり…
(スタッフ笑い)そうなんですか?ここなんて有名やでちょっと。
「本家オランダ館」。
はい。
うわぁここ。
わあ〜っ。
いや〜。
えっここですかね?ここ入れないの?えっええ〜っ!「閉館しました」。
本家オランダ館?これね…。
はあ〜!?ここだ〜。
こんなにきれかってん。
十何年前…16年前17年前は。
いつ閉館したんやろ?何で閉館しちゃったんだろう?俺ここ来てるかもわからへんもん。
そうですね。
おっまた坂が急になってきた!気を付けてくださいね。
瑠璃子ちゃん瑠璃子ちゃん。
えっ何ですか?そのまま後ろ見てください。
ああ〜!えっ…この看板じゃなくて。
あっすご〜い!あっ向こうすごい!!うふふふ。
いや普通景色見るやろ。
何で看板。
違う違う違う景色景色!すっごい。
あれ海ですよね?うん海です。
これがやっぱりもうほんと神戸やね。
うろこの家から…横にあんねん。
こっちだ。
さあ瑠璃子ちゃん。
あっ!あった!どれ?どれ?あれあれ!どれ?あれですか?うん。
わあ!うわっ。
山手八番館は現存。
果たして椅子はあるのか?うわ〜!う〜ん!なるほど〜。
ええっここに住んでた人がいたって事ですよね?もうここ…これなんてもうねそのままやからね。
変わってないですか?これもおしゃれやと思わへん?方正さん念願のイスは果たして…。
かつてデートで来た方正さんが座れなかった思い出の椅子は今でもあるのか?あれあれ!どれ?あれですか?わあ!うわっ。
ありますように。
うわっもうすっごい何か…外国。
あっこれ…。
あっ!これですか?あった!これですか?えっ!あれっこれ!これこれこれこれこれ!これやんな。
えっこれ違う?これ?これやろ。
えっ違う?これじゃない?「サターンの椅子」って書いてある。
「願い事が実り叶う椅子」。
へえ〜。
全然人おらへんやん。
ほんとだ落ち着いたんですか?むっちゃくちゃ並んでたんやで。
落ち着いたんですね。
学生時代の方正さんがデートで座れなかった…。
せっかくですからね来ましたから願い事しましょうよ。
しましょう!じゃあ私右側こっちだ。
(2人)せ〜の。
よいしょ〜。
ちなみに何をお願い事したんですか?えっと…はははははは!今はいクリーンなとこだけ出しました。
そうですか。
方正さんは?ほんっと…
(スタッフ笑い)どんな仕事でもいい。
とにかくお金が貰えますように。
続いて向かったのは今も昔も変わらずに流行を発信し続ける街三宮。
「神戸牛の佃煮」。
有名ですからね神戸はチョコレートも有名やな。
「ぶどう食パンがおすすめドルメン大正5年創業」。
大正5年!?すごいですね。
今もあったらすごくないですか?ほんまやな。
大正5年創業の「ドルメン」。
そのぶどう食パンを求めていざ出発!これ左。
これ左。
私地図回しちゃうんですけどいいですか?うんどうぞナビしてくださ〜い。
「ドルメン」はパン屋さんですよ。
ちょっと待ってくださいね。
ぶどうパンやでぶどうパン。
17年前。
え〜っと。
もうそろそろ出てきてもいいんじゃないかなぁ。
えっ?あった。
ええっ?「ドルメン」あった。
えっ待って待って。
「ドルメン」ってパン…。
食パン屋さん…。
ぶどう食パンがおすすめという事は…パスタ屋さん…洋食屋さん?「ドルメン」の看板はあるがパン屋さんはなく喫茶店が。
こんにちは〜。
すいませんどうも。
こんにちは〜。
すいません。
マスターですか?はじめまして。
どうもはじめまして。
ちょっと伺いたい事があるんですけどこの本を見てちょっと今来たんですけど。
いつのやつですか?17年前です。
17年前。
結構古いですね。
古いでしょ。
ぶどう食パンが有名な「ドルメン」ってこちらのお店で合ってますか?え〜っとね…ちょっとこういろいろな事情があってもう…で今あの…。
あっ。
なんと「ドルメン」は息子さんが改装してパン屋さんから喫茶店に変わっていた。
ここに載ってる…お店が載ってたという事はまあ人気があったという事でしょ?そうですね一応老舗やったみたいなんですよ。
老舗の。
はい。
(小川さん)まあ子供心には継ぐもんやなとは思ってたんですけどこれは大変な仕事やなと。
ほんでもう普通に簡単に「やる」って言ってできるもんでもないし。
ははははは!えっちょっと待って。
そうですね。
これは無理やなとほんとにもうその時に思ったんですよ。
やっぱり…ははははは!
(小川さん)それがどうしてもね。
パン屋さんっていったらそらそんなもんでしょ。
嫌だったんですね?じゃあ継ぐのが。
(小川さん)大正5年の重みよりその時の重みの方が重かったんですよね。
いやいやちょっと大将。
ヘイヘイ大将〜。
守ってくださいよ。
ほんとですか〜。
僕たちとしてはその老舗のパン屋。
ずっとぶどうパン…その味をず〜っと続けていっていただきたいなっていうのがあるんですけどいかが…。
(笑い)ここで…今いいんですか?息子さんがもうパン屋じゃないですよね。
いいんですか?いや…。
ああ〜。
そうね。
いや。
実はここ…ははははは!ええ〜っ!!ええ〜っ!?継いでないねん瑠璃子ちゃん。
「ドルメン」じゃないの。
ちなみに?「SugarBreezeCaf」です。
「SugarBreezeCaf」。
「ドルメン」何にも入ってない。
何でそれにした?ああそうなん…。
ものすごい頑張り屋。
う〜ん。
(笑い)そんな頑張り屋の店長が作る看板メニューのピラフをいただく事に。
いただきま〜す。
うまい。
味がしっかりしてるわ。
へえ〜。
美味しそうやなそれも。
うう〜んすごい美味しい。
事になるよね。
最後にあの〜もう一度聞きますけれども。
(笑い)
(小川さん)いや一瞬…。
一瞬こうねえ。
そうですね。
今のタメはもしかしたら…ひょっとしたらと思ったけど全くないんです。
(小川さん)番組に乗せられてうかつな事僕も言えませんので。
このあと震災復興に込めた店主の熱意に思わず涙。
方正さんとこじるりちゃんがおよそ15年前のガイドブック片手に続いて向かう神戸の街は…。
次はですね高架下でございます。
高架下?はい。
この高架下はもういろんなもんが売ってて。
俺らちょうど高校の時にはやったんですよやっぱり。
DCブランドとかいろんなもんが。
そん時にまあ〜ここに来た。
人気で?うん。
へえ〜。
「よし!高架下行こう」って。
もう全部そろってるから。
ナイキ専門店。
ほんとだ。
当時やで。
はい。
俺多分行ったと思うねん。
おしゃれでこういうもんもあんねん。
方正さんが買い物していたミリタリーショップはどうなっているのか。
もうとにかくおしゃれやからね。
へえ〜。
えっ?あっここここ。
方正さんが通ったモトコータウン。
そこには意外な変化が。
ちょっと。
おしゃれ…えっ?ほんとですか〜?ほんと盛り上がってて。
ほら狭いやんか。
はいはい。
通られへんねんここを。
ほんまや数えられるやん。
数えられます。
かつてはにぎわいを見せていたモトコータウンだが時代の流れと共にご覧の様子に。
さみしい。
シャッター街になってるちゅう事?さみしい!・ガタンガタン
(電車の通過する音)ほらこれがまたいいねん。
ああ〜電車の音が。
電車が今通ってるんですよ。
うわっさみしい。
僕の中ではねタイムスリップというよりも…。
ああ〜ここはあってほしいねんけどな。
かつてと様子が変わった高架下。
方正さんの通った店は残っているのか?頼むで〜。
はっ!あれ?これ?あっこれですよ。
あった〜ここや。
よかった〜!うわっ!うわ〜っ。
ほら!ほらほらほらほら。
ガイドブック掲載から17年後も方正さんが通った「イカリヤ」は変わらず営業中。
こういう…わっ!どうもこんにちは。
こういうお店がドワ〜ッとあったんやって。
あっお洋服こういう感じで。
俺らの時ってほんと服ってなかってん。
へえ〜。
こんにちは。
今来てね…久しぶりに来たんですけどシャッター通りになってしまって…。
なかなか厳しいですか?・厳しいですね。
お客さんもみんなね古いお客さんはもう年いってしまわれたしね。
これでもしょうがない事なんかな時代って。
あった。
あったけど僕ちょっと悲しい…かな。
さみしい。
う〜ん。
どこ行きましょうかね。
どこ行こうかね。
いろいろあるよ。
「福進堂やわらか焼」。
いろいろありますけどどうですか?「震災の被害が大きかった新開地で仮設店舗で営業中」。
2年後かな震災から。
「仮設店舗で営業中」。
いち早くお店をって事で頑張ってた時の記事ですね。
続いて2人が向かったのは…この辺りは’95年の…それから2年後のガイドブックで仮設店舗だったお店の現在は?どの辺ですか?この道の2本目を左ですね。
もうちょっとですね。
あれっ何か…なくないか?えっ?ああヤバい。
ここじゃないかな。
そんな事ないやろ。
でもでもでも…。
でもこの辺に店はあるよ。
ここ昔ながらのっていう感じするけどね。
あっあっあっ2階!あっ!あった。
ほんまや。
よう見つけたな。
ほんとうれしい見つけた時。
2階なんやね。
2階にあったんですね。
仮設店舗というイメージは絶対に1階やんか。
はい。
地図の場所に仮設店舗はなくきれいなマンションと「グリル一平」の看板が。
あっ!あった!これどうやって…あっこっちから入るんだ。
ここから入るんだ。
あらこれちょっと感動やね。
よかった〜。
当時仮設店舗だった「グリル一平」はマンションの2階で現在も営業中。
17年前ですから震災から大体2年後なんですよ。
仮設店舗ですか。
これどういう事でしょうか。
震災でもうやっぱりもともとの建物っていうのが…周りもそうですけどもやっぱり全部ほとんど…でもやっぱり…一気にさら地にしてしまって。
ウチの場合は…おっ!ああ〜っ!4つコンテナを重ねたら家みたいになるんですね。
(山本さん)これがまださら地の。
ここへコンテナを4つ持ってきてそういう店構えを作ったんですね。
はあ〜なるほどな。
(山本さん)これがオープン前ですね。
こういう状態でオープンしましょうって事で。
すごい変わってない。
看板が緑の看板で。
「グリル一平」さん。
はいそのままです。
そうなった時に…そしたら…ええ〜っ!すごい。
(山本さん)淡路の方から。
じゃ愛されてたんだ。
ほんで…祖母が腕利きのシェフを集めて新開地で開業した「グリル一平」。
代々その看板を守り続け現在息子さんも4代目としてシェフに。
しかしご主人は…最初喫茶店を僕やってたんですよ13年ぐらい。
それはこっから逃げてたんですけどね。
ここの料理があまりにも僕には難しすぎるんで。
うわっでも…ほんとですね。
ねっ。
でもちゃんと今はしっかり店されてるけど一緒じゃない?ちょっと。
盛り上がるかな。
何か通じ合うものがあるかもしれない。
バイトぐらいでしかやった事ない人間が。
そんな人間ができるはずがないんですよ正直。
で僕は最初やめようやめようってずっと言ってたんですよね。
でも父はやっぱりもう。
とおっしゃってんのに…
(山本さん)そして「今神戸はこんな状態なんでねやっぱウチがやめるいう事はそれもう絶対できないと思う。
だから何とか頑張ってやろう」って言われてやり始めたんですけど…。
(山本さん)最初の料理は酷かったですね。
って言われました。
う〜わぁ〜〜!突然料理長になるも…厳しいですよ〜。
すごいな〜。
で「まだまずいな。
ほとんど変わってへんな」って。
だから…ほんまですね。
育ててくれたんですね。
うわっすごいいい話。
「とにかくお前で潰すな」と。
そうです。
すごい!皆さんがこの育てた味を食べてみよ。
(山本さん)だから…ええ〜っ!これまずかったの?でももしそうやったら言おう。
そんな…お待ちどおさまでした。
はいどうもありがとう。
(山本さん)これが写真のタンシチューです。
一緒!全く一緒や。
全く一緒。
ポテトの数も一緒や。
ただパセリがいんげんに変化しました。
いくよ。
どうですか?めちゃくちゃうまい。
めちゃくちゃうまい。
よかった。
「まずい」じゃなくて。
うわぁ〜美味しい!
(山本さん)ありがとうございます。
すっごい美味しい!めちゃくちゃうまいわ。
ちょっと…。
私たちそこそこ食べてきたんですよ。
これが初め「まずい食べられへん」っていう事やったんですか。
それをどんどんどんどん修業で?でもそれでももう行かないってならないで通い続けて育てようって思うのはほんとに愛がありますよね。
ほんとにそのお店を愛してないとしないですよね。
そうやな。
だってお金もかかるしなぁ。
は〜い。
そうですよ。
(笑い)いやそらそうですよ。
商売ですからねぇ。
誰か映画化してくれません?「グリル一平」。
おやできるね。
ほんとにストーリーがね。
続いては未知やすえさん杉村太蔵君による大阪の旅後半戦。
(杉村)さあ続いてどこ行きましょう。
うめだ花月シアター行ってみたいです。
(未知)えっ?でもこれは今もうなくなってるんですよ。
今どうなってんですか?えっどうなってんねやろ?あった時は行かれた事あります?うめだ花月シアター跡地は今どうなっているのか?やすえさんが昔毎日のように通っていた梅田。
劇場近くの商店街を歩きながら当時を振り返る。
もう変わってる。
どう変わってますか?ここはね阪急東通り商店街っていうんですけどこれを抜けて右に曲がったらうめだ花月なんですがまずねここ多分富国生命ビルっていわれるビルなんです。
確かにきれいになったのは知ってたんですけどこんなふうになってるって知らなかったです。
どのくらいぶりですか?この辺は。
6年近く。
こっちがうめだ花月なんですけどあれ?あっどうもありがとうございます。
ああどうもどうも。
あれここ喫茶店…。
ここはねあっでも「カンパーニュ」じゃない。
これ「田園ビル」ってなってるじゃないですか。
はいはい「田園ビル」はい。
ここは「田園」っていう喫茶店やったんですよ。
すっごいここに大きな喫茶店があって。
変わっちゃった。
変わってる。
あっあった「田園」。
ここここ。
ほんとほんと。
え〜っなくなってる。
1人でぽっつり泣いてたりするぐらいの。
ねえいろいろウケへんかった時とか。
ええ。
はあ〜。
そんな時とかにも来てたから。
青春が…。
1つ…ビル名は変わっていなかったが喫茶店はなかった。
ではいざうめだ花月へ。
この前が曽根崎でお初天神通りで。
あそこですあそこ。
ここがうめだ花月で。
あれ?待って。
わっ!大丈夫ですか?はは…ははは。
ズッコケじゃない。
日頃から鍛えてるだけあって。
違う違う違う。
これ何?何ですか?ここに何があったんですか?うめだ花月ですよ。
うめだ花月跡地は現在「リズミックボクシング」というスポーツジムに変わっていた。
ああだいぶ雰囲気変わりましたね。
違うよ。
寄席小屋ですからここは。
ここ以前うめだ花月があったのご存じですか?もちろんはい。
あっ知ってはります?いつからこのお店に?えっとこちら…2年前ですか。
はい。
ちなみにこちらが…。
では実際に当時のフロアへと行ってみましょう。
向こうが舞台で。
あっちが舞台ですか?そうですそうです。
こんな事なりましたか。
たははははははっ!な〜んですか?1人で。
舞台があって。
舞台でたまにこけるじゃないですか。
こうやって新喜劇で。
はいはいはい。
こけてわっと見たらここにお客さんの顔あるんですよ。
それぐらいうめだ花月はお客さんとの距離が近くて。
近いんですか。
当時舞台上から客席を撮った写真がこちら。
本当に跡形もなく全てが変わってしまいました。
ちょっと悲しいけどまた違う…やっぱりね新しいものがどんどん。
あら〜。
他にこの辺でよく行ったとこってありますか?当時。
ここはねここも喫茶店が…。
今これ「風月」さんってなってるんですけど「アメリカン」っていう喫茶店で。
こっちはねこの…。
あれ?あれ?変わってます?違う違う。
えっ?どうしました?何がなくなってますか?ビルが。
「桃花園」っていう中華料理屋さんだったんですよ。
あっこれこれ「桃花園」って書いてあるでしょ。
ありますあります。
そう。
ちょっと高級な感じなんですけど私ら若い時はお給料日になったら…。
そこの牛肉飯ていうのがあるんですけどそれを食べるという。
あとは先輩に「ご飯行こか」って言われてここって言われたらもうすごいうれしかった。
富国生命ビルの方行ってみていいですか?もちろん。
違う違う違う。
「違う違う違う」。
何が違いますか?そうそうそう「ニューコロンビア」。
よく行ってましたね。
今度こそ残っていてほしい思い出の地。
多分全然違う。
え〜っ!あっもうわからへん。
全然わからへん。
何か普通ビルが変わってもまた新しいテナントとして入るっていう事もありますからね。
「ロッサ」。
こちら。
富国生命の中にあったと思う。
必死に…どうでした?はいはい。
やっぱりこの「ロッサ」というお店は…ああ〜昔!いくよねえさんとかのお衣装をやってらっしゃったって言ってました。
だからそうです…。
ああ〜よかった。
やっと知ってるお店に出会った。
「ニューコロンビア」ありました?結局。
ないって?何を聞いてたんですか?長い時間。
その後結局「ニューコロンビア」は見つからず…。
どっか行ってみたい所ありますか?元気出して!まだあるって!何か残ってますよ何かありませんか?あの〜うめだ花月にある…。
近くで…。
私の主人の内場君が大好きなラーメン屋さんがあるんですよ。
時々たまに梅田に2人で来たら「何か食べよか」言うたら「そこのラーメン」って言うラーメン屋さんがあるんですよ。
そこはね絶対にある!と思う。
ことごとく思い出の地がなくなっているやすえさん。
今度こそ!最近行かれました?最近と言っても…わあ〜3年か!ちなみに「揚子江」さんどんなお味なんですか?スープがほんとに透明なんですよ。
結構中入りますね。
ここも有名や。
果たして…。
えっ!?ウソ!ウソ〜!ないの!?ウソでしょう?あかんて。
ほらほらほら。
あったあった!これや!あるある!ここ!うまそう!おねえ様!おねえ様!嫌や〜。
おねえ様!書いてある。
何て?「店舗移転のご案内」。
へえ〜っ!!店舗移転?「揚子江」は今もあるのかないのか?ヤバい。
今日木曜日だよね。
今日木曜日。
木曜日休みだ。
ん?大丈夫だ。
ああ〜っ。
よ〜し!ここの並びですねじゃあ。
ここず〜っと行って…。
あったあった!あった?「揚子江ラーメン」。
ほら。
ああっ!あった。
ほんとや。
徒歩3分の位置にようやく残っていた思い出の店。
向こうの方の「揚子江」によく寄せていただいてたんです。
ご主人も来てましたよ。
そうでしょ。
内場君来てたでしょ。
随分変わりましたね〜今と。
壁もこういう柄のタイルでしたね。
(福嶋さん)そうそう。
タイルタイル。
そして思い出の詰まったラーメンがこちら。
すごい〜!これ色…あると思いますか?めちゃくちゃ透き通ってますね。
ねっ。
これきれいな。
うわ〜きれいなラーメンだな〜。
いっていっていって。
絶対通う。
こ〜んなきれいなラーメン初めて見ますね。
すごいでしょこの透明感。
お美しいですね〜。
めちゃくちゃすっきりしてうまいっすね〜。
これはうまいラーメンだわ。
この麺もどうですか。
細麺。
ちょっとアルデンテでね。
ラーメンをアルデンテで例えた。
うん!あっちのお店に通ったので最後内場君と…。
ちょうど…あっ!わかった。
これでガーリック…じゃないオニオンでしたっけ?ほんとに3年ちょっと前ですね。
ああ〜また香りが。
全然聞いてません。
私と内場君の思い出の話。
ええどうぞ続けてください。
よかったですね〜でも変わってなくて。
これでみそラーメンだったらちょっとね。
ちょっと待って。
もう多分梅田の街を歩けなくなると思う。
喫茶店探してましたしコーヒー飲みたくないですか。
どこ行きます?これどうですか?「アラビヤコーヒー」。
「アラビヤコーヒー」。
ちょっと待って。
聞いた事ある。
わぁあった!「昭和26年オープン」。
あっ…。
産まれてます。
あっ産まれてない。
はははっ。
梅田では思い出の喫茶店が2軒ともなかったが…。
2人は「アラビヤコーヒー」の住所をたどって難波へ。
難波1−6−7。
1−6−7。
いやこの辺じゃないですか?どう考えても。
なくなってる。
なくなってる?いやいやいやいや。
これを右。
そっち行きます?あった!あったあったあった。
あった〜。
おお〜すばらしい!ありましたありました。
ガイドブックの住所に今も残っていた「アラビヤコーヒー」。
来た事はないんですけど何でか知ってるんですよ。
NGKやっぱり近い関係で芸人さんとかやっぱよく来ていただいてますよ。
ねえ南の方に行ったらNGKですけど左に行くとね北の方に行ったら松竹座があって。
そうそう。
藤山寛美師匠とかこの辺はやっぱりね。
あっそうなんですか〜。
だからウチよう…毎朝来てはりました。
(高坂さん)直美ちゃんも仲いいですよ。
あっそうですか〜。
ウチ来てはおっきい声で…。
とかね。
面白い。
(未知・杉村)ええ〜っ。
そんな芸人さんたちからも愛され続ける歴史ある「アラビヤコーヒー」。
喫茶店といわれるものがなくなってきてカフェ的なものに流れたりとかいう事もすごい私の中では感じるんですよ。
いざ劇場の周りで「喫茶店行こう」言ったらほんとになくなってしまってて。
(高坂さん)そうでしょうね。
何かさみしいですし。
と思ってますんで。
味だけやなしにねやっぱり雰囲気空間とかがすごい大事なんやなと最近すごく思いますね。
太蔵さん気付いてます?何か音楽ないですもんね。
(高坂さん)そうです。
おお〜そういえばそうですね。
ねえ。
では先代から63年受け継がれているブレンドコーヒーをいただきましょう。
すっきりした飲み心地を大切にこだわり抜いた「アラビヤ」の味。
芸人さんたちからも愛され続けるそのお味は?あっ濃すぎずちょうどいい。
カフェでは出ない味ですね〜これは。
深い〜。
あっ…。
いいね〜これが先代がこだわった…。
最高のコーヒーです。
このあと「アラビヤ」の…難波に今も残る「アラビヤコーヒー」。
創業63年の歴史を感じここで未知やすえさんから質問が。
ここまで歴史のある…お父様からね継がれたお店ですけど。
やっぱり長くやってきてうれしかった事ってどういう事ですか?あああのね…この商売っていうのんが…こちらが17年前お客さんが帰られたあとテーブルにそっと残されていた手紙。
「コーヒー好きの主人と10年ほど前よくここに来ました。
当時コーヒーの飲めない私は」…。
はあ〜。
お名前も何も書かれてない。
そうですねん。
まあウチに限らず長い事商売してるっていう事はこういうつながりをお客さんと知らず知らずのうちに持っていく事なんやなと思てね。
いいお話。
太蔵さんどうですか?いや〜。
どんな思いでお書きになったのかなと思いましてね。
これ何か捜してあげたいね。
太蔵さん。
他局です。
あれ他局ですか。
このあと大いに…太蔵さんも大阪遊びに来たら…。
ありがとうございます。
いろいろお店回ってくださいね。
今日はいい店ばっかり…。
最初のあべのハルカスからスタートしましてね。
どこ行きました?どこ行きましたかね。
(笑い)
奇妙な事件の発端は11年前に起こったひき逃げ事故だった
2014/05/31(土) 15:00〜16:25
関西テレビ1
昔のガイドブック片手にちょっと旅してみました。[字]
大阪&神戸&広島を昔のガイドブック片手に街歩き!当時人気のグルメ店や観光スポットの現在は?!洋七・やすえ・方正の思い出のお店は?調査&ふれあいの旅バラエティ!
詳細情報
出演者
【大阪】
未知やすえ
杉村太蔵
【神戸】
月亭方正
小島瑠璃子
【広島】
島田洋七
はるな愛
番組内容
約15年前のガイドブックにスポットをあて、大阪、神戸、広島の当時の観光名所を巡る旅を敢行!かつての観光スポットの今は…そこには意外な人間ドラマが隠されていた!?
昔のガイドブックで紹介されている当時人気のグルメ店や観光スポットを訪ねたらどうなるのか?大阪&神戸&広島の約15年前のガイドブックを片手に大阪編は大阪出身の未知やすえと杉村太蔵が、神戸編は兵庫出身の月亭方正と小島瑠璃子が、
番組内容2
広島編は広島出身の島田洋七とはるな愛がそれぞれ調査の旅をスタート!
約15年前のガイドブックに取り上げられている記事は「定番のモノ」「懐かしいモノ」「初めて知るような驚きをもったモノ」など様々!気になるお店やスポットをチェックして突撃調査!大阪は梅田、あべの、新世界、神戸は北野、元町、新開地、広島は広島市、尾道でガイドブック片手に大調査!洋七が小学生の頃に食べていたお好み焼き店の現在は?
番組内容3
未知やすえが昔食べたカツサンドの現在は?大正5年創業の歴史ある神戸のパン屋さんの現在は…!?
ガイドブック記載の住所を尋ねたら…変わらず営業しているお店、移転しているお店、残念ながら閉店してしまったお店などなど、それぞれのお店&スポットにそれぞれの15年間のドラマが…!
懐かし調査&ふれあいの新・旅バラエティです!
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
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