ボクらの時代 2014.06.01

今日の『ボクらの時代』は同世代のこちらの3人
(中井)何となく始めましょうか。
(小泉)始めましょうか。
(宮本)もういいんですか?
(中井)初体験?テレビ出演。
(宮本)こういうのは初めてです。
どうしていいか分かんないです。
嘘つけまたまた。
ホントですよ。
またまた。
あの打ち上げの感じでいいんですよ。
いやいや。
記憶にございません。
そうですか。
私たちだけが酔っぱらってねいつも。
特にあのう…。
すいません。
違う。
この2人駄目なんですよね。
記憶がちょっとねどこかにはじけ飛んで。
飲めば飲むほど飲みたくなっちゃうんですよね。
止まらないっていうね。
止まらないんですよね。
小泉さんとは現場でも酒場でも仲のいいドラマディレクター宮本理江子さん
(反町)「季節の終わりっていうのは自分で決めればいいんじゃないかな」
入社2年目だった24歳のときにフジテレビ初の女性ディレクターとしてデビューした宮本さんは『ビーチボーイズ』や『流れ星』など月9をはじめとするヒットドラマを演出
中井さん主演のドラマ『風のガーデン』では連ドラとしては異例の全11話の演出を一人で担当
この作品はギャラクシー賞を受賞するなど幅広い支持を集めました
入社して28年
一貫してドラマ制作に携わり数多くの話題作を作り続けています
宮本さんの素性を知らないわけじゃない。
あぁそっか。
素性?見てくださってる方は。
太一の娘とか?呼び捨てにするんじゃない。
山田太一先生の。
ご…。
ご息女。
ご子息って今…。
ご息女であられ。
こんなんですいませんホントに。
俺はだから入社して最初の連ドラで一緒だったの。
私が一番下の助監督で。
主演で。
それでオーストラリアでロケがあったんだけど毎晩こいついないんだよね。
それでさ街歩いてるとさちょっとふらふらになりながらこいつ歩いてきて。
何度お前と擦れ違ったかって。
街で。
またあいつふらふらしてるよ。
何やってんだあいつみたいな。
ニースでも。
今回ニースがあったからね。
飲みに行っちゃいましたもんね。
ちょっとやっちゃいましたね。
担いで帰ってもらったのは覚えてないです。
担ぐほどじゃない。
部屋に入ってベッドに突き倒して「じゃあね」靴を脱がせて「じゃあね」って言って。
すいませんでした。
とんでもない。
同類だと思う。
そのとき俺いなかったんだよね。
海見に行っちゃったんだよ。
海見に行った。
そしたらみんないなくなっちゃって。
飯食いに行って終わって海を見に行って帰ってきたら誰もいなくて。
今日の『ボクらの時代』は気の合うアラフィフ3人が縦横無尽に語ります
どんなタイプが好きですか?久しぶりにそんな質問されたな。
まさか恋はしてないですよね。
知ってるみたいに。
知ってるみたいな言い方しちゃ。
初代レズビアン女優みたいな。
だっておかしいでしょ。
要するに事件を犯して逃げる犯人がシートベルトしちゃ。
でもホントにそう。
「急げ!」って言っててものすごいシートベルトしっかりしたらおかしい話なんだよね。
寛容さみたいなものは世の中が僕は持たなきゃいけないことだと思うし。
物語としてちゃんと見てほしい。
握手会でねケガしちゃった子たちとかもいたじゃないですか。
私たちの時代もやっぱりそういうのがあって。
何人かの人が暴行を受けたり。
あっ。
あったんですね昔から。
してましたし。
私はステージに立ってたら生卵をぶつけられたっていうのがあって。
ホント。
「何でそんな勝ち誇った顔してるんですか?」「してませんよ別に」「してますよ」「そうですか?」「だいたいね全然違いますからね45と50は」
今から2年前宮本さんが演出を担当小泉さんと中井さんがダブル主演を果たしたドラマ『最後から二番目の恋』
鎌倉を舞台にアラフィフ世代を描いた大人の青春ドラマ
そしてことし4月から続編がスタート
前作に続き小泉さん演じる吉野千明と中井さん演じる長倉和平の恋愛を軸に大人の揺れる心情を細やかに描き人気を集めていますが
このドラマって何かたたき上げの感じがしたのよ。
自分たちで言うのあれなんだけどさほど期待されないで始まったドラマのような気がするの。
ホントホント。
そういう何かちょっと扱いを感じましたね。
扱い感じた。
最初のころね。
じゃあこれをどうやってみんなで面白くしていくかっていうことをみんなで話し合って。
今のドラマ界ってリハーサルってやらなくなったのを宮本理江子が復活させどんなにスケジュールがなくてもリハーサルをやってある意味みんなで作り上げていくっていう形でできたのがパート1だった。
そうですね。
でも『続』があるとはね。
思わなかったもんね。
ねぇ。
何か終わったときはすごいさみしかったからあーこういうのもう1回続けばいいなと思いつつ『続』があるとは思いませんでした正直。
何でこの世界に入ったの?やっぱお父さんの影響あるの?全然こんな仕事するつもりなかったんですけど。
だから大学でも通訳になりたくて翻訳とか通訳で生きていこうと思ってたんですけど母が「1回会社に入ってみたら?」って言って。
80年代ですもんね。
そうですそうです。
一番フジテレビが元気っていうかさ楽しい時代かもしれないですね。
そうですね。
バブルだった…。
バブルでしたね。
とにかくすごい働いてる時期だから。
昔何かねアッシー君とかメッシー君とかいってたけどそういうのはまったく関係ないけどそのころコマーシャルの女王でしたね。
そうね。
(笑い声)どんどん来ましたねコマーシャルの話が。
でも今は違う意味の女王だけどね。
いやいや。
怖い方のね。
いや。
そっちじゃない。
いや。
でもホントにだからコマーシャルとかの撮影とかももう頻繁に。
月に1本ぐらい新しいのが撮れるぐらいお金をばんばん使う。
海外ロケに行くとか。
だから丸々ひとつきコマーシャルばっかり撮ってるみたいなのが私のバブルでしたね。
私には何にも関係ないんだけどね。
俺らはホントにあんまり影響ないんですよ。
だから俳優なんて特になかったわけ。
バブルの感じはないけど何か周りのおじさんたちがものすごい浮かれてたりとか。
会社のおじさんは浮かれてましたよ。
あー浮かれてたでしょう。
でも今の子たちをね見てると結局そういう不景気であるっていうことがものすごくいろんな意味で影響してて。
それが恋愛に対してもそうだし生活設計に対してもそうだし。
すごくそこが元凶というか。
例えば男が女子の前でカッコつけなくてもいいんだ見えを張らなくてもいいんだとか非常に現実的になっていってしまったのは俺は何かそれが原因のような気がするんだよね。
それが悪いとは僕は思わない。
それもいいところもある…。
そういいところもあるんだけど俺らいっときそういうのを味わうと「男はカッコつけるんだ」って「女子の前で一応盾になれよ」っていうのをその時代に僕は教わった気がするんだよね。
男らしいです。
でもバカだといえばバカだし。
見えを張るなんていうのはバカなことだっていえばバカなことなんだけど。
あの時期が何か人生の無駄を教えてくれた感じはするなぁ。
それっていいことっていうか楽しいことだったかもしれないと思いますよね無駄って。
ずっと夢を持っていれたんですよね。
子供のころは子供のころで21世紀が来るってずっとそれに気持ちがあって。
未来ってすごいんだろうなっていう想像力を膨らませる環境だったでしょ世代的に。
21世紀が来てバブルも終わりっていうことだからずっと何か外へ外へ何かここよりまたもっと先の世界へってみんな思えてたと思うんですよ。
そうですね。
何か俺さ最近小泉もすごく仕事をしてるじゃない。
ここの2〜3年ぐらい。
してますね。
『あまちゃん』も拝見してたんです。
ありがとうございます。
わりと小泉今日子が出るものは見ようと思うわけですよ。
それでこう…。
『紅白』もね見てくださって。
『紅白』は小泉今日子見てかえたからね。
そしたらうちの家族に「お前は小泉今日子のファンか」って言われましたから。
何かそういうふうに見たときにね僕今回『続』に入って小泉今日子が変わった気がする。
あっ私も。
何だろう。
何それ。
何が変わった?何かパワーアップしてるような。
パワーアップしちゃった?何かね芝居が変わったんですよ。
ものすごい言葉悪いんだけどアイドルから女優になられたでしょ。
はい。
それで時々自分で言うんだけど。
踊りなんか踊っても例えば「私アイドルのときの癖が残っている」とかそういうことをすごく小泉さん言うんですよ自分でね。
お芝居をしてても何かそういう呼吸みたいなのが自分の中に残ってるみたいなことを前のときも言ってたんだけどそれが一切なくなったんですよ。
えぇー何でだろう。
そういうことか。
何した?何したかな。
まさか恋はしてないですよね。
してないんだよねこれが。
これ俺も聞き方いけないよね。
「まさか恋はしてないよね」もう知ってるみたいに。
知ってるみたいな言い方…。
してないんだよなー何でだろう。
だってモテるでしょう。
いやー。
興味は持たれるかもしれないけどそれも80%ぐらい何かキョンキョンとしてね。
フフフフフ。
それどういうこと?いや。
何か一応だってキョンキョンと酒飲みたいとか思うじゃないですか普通。
ハハハハハ。
そんな感じの興味はあると思うけどそこから先の20%はねやっぱ何かめんどくさいじゃない?こんな女と向き合おうとすること自体。
…と思うよ。
俺全然そう思わねえからな。
そうっすかねぇ。
小泉さん自身を知ってたらね。
でもキョンキョンっていうとこから入るとハードルがきっと高い。
ねぇそうだと思いますよね。
いや。
だからちょっとめんどくさいな自分も。
あぁそう。
うん。
何かまた一から始めるのかよみたいな。
もうだからその顔が…しかめっ面から始まってるからね。
駄目なのね。
いつかね。
芝居してるとね役者って飯食いに行くよりも本質が見えてくるわけですよ。
なるほど。
それよくおっしゃいます。
食事なんかに…。
撮影入るんで懇親会的に食事しましょうとかって言うじゃない。
あんなのって…。
あんまり意味感じないですよね。
装ってるんだからみんな飯食ってるときに。
でも芝居してるときって芝居に集中してるから本人が浮き上がってくるんですよ。
見てると。
俺もたぶん小泉さんもそうなんだけどあんまり実像と芝居しないタイプ。
えっどういうことですか?ものすごい変な人だと思わないでくださいね。
これ話すときっていつも変な人だと思われるだろうなと思うんですけど。
僕はこの辺と芝居するんですよ。
あぁー。
へぇー。
小泉さんが持っている役を背負っている…。
言葉で表すとホント分かんないんですけど何ていうんですかねこの辺と。
だから実像は僕にとってあんまり関係ないんですよ。
ものすごく役を持ってる人はここが大きいんですよ。
だから余計に本人が浮き出てくるわけですよね。
それを見てて小泉今日子という人の弱さだったり真面目さだったりっていうのをたぶん今この世の中に存在する男子の中で一番知ってると僕は思ってる。
おぉー。
一番近くにいて感じてますもんね。
だからそれこそキョンキョンと酒飲みたいっていうこと以上に俺はこの人の本質の方に魅力があると思ってるのね。
だから小泉今日子と付き合いたい人は小泉今日子と芝居すればいいんだ。
ハハハハハ。
そっか。
そうそうそうそう。
そうすると本質が見えてくる気がする。
どんなタイプが好きですか?女性。
数少ない恋愛経験の中から。
えっ俺何かさものすごく久しぶりにそんな質問されたな。
えっちょっと待って。
好きな女性のタイプ?どんなタイプが好きですか?女性。
久しぶりにそんな質問されたな。
えっちょっと待って。
えぇー!難しいよね。
えっちょっと待ってね。
えっどんなの?あのう最近そう聞かれることもないですけどあんまりなくなりましたね。
タイプが?タイプが。
例えば10代の後半とか20代の前半とかどんなタイプですか?って言われると髪がこんなんで何とかで性格はこんなんでってあったけどもう50年半世紀以上生きてくると自分がヤダなと思ってることを持っててもすてきな人がいたりとか。
自分がいいなと思ってるところを持ってても嫌な人がいたりとかっていう出会いをいろんな経験してくるじゃない。
そうすると何がタイプなんだか分かんなくなってくるんだよね。
だから一緒にぱってそこに立ったときに分かんないけどその空気感みたいなものが自分と合うっていうのがたぶん一番自分のタイプの人なのかな。
そうかもしれないですね。
若いときは頭で考えてる感じがしますよね。
自分はこういうのが好きって。
それが取れてくるっていうか。
机上の空論っていうか何かこう考えてることが絵空事であるっていうことがすごく分かってくるんだね。
どういうあれですか?タイプが好きなんですか?男性。
だからホントに私も具体性がまったくなくなってきてテレビの中に映ってる人で十分なんですよね。
韓国ドラマとか。
韓流スターお好きでいらっしゃいますもんね。
ええ。
いっときものすごく好きになって。
別に現実にいらないみたいな。
妄想狂?妄想…。
もうそこの域に入っちゃう。
1回おばさんの域に本気で入っちゃったんでしょうね。
心置きなくいけますよね何か。
そうなんだよね。
ハハハハハ。
ねぇ何も嫌な目にも遭わないじゃないそれだと。
現実で恋愛とかしたら絶対嫌な思いするもん。
ハハハハハ。
そこを乗り越えようって意識はないんですか?もう飽きた!みたいな。
フフフフフ。
飽きた?もうそれにも飽きたっていうかいねえのかホントに!っていう感じね。
でもさ何か分からないでしょ。
可能性としては。
だからチャレンジする気力がなくなっちゃってる。
向こうからものすごい押されたとするじゃない。
でも押されて行くタイプじゃないんじゃないですか。
…と思うでしょ?あれ?違うんだ。
いやいや。
押されて行くタイプではないけど意外と押されることには嫌いじゃないタイプ。
何かこう引っ張るタイプに見えるでしょ。
でも引っ張られるのも好きなタイプなの。
エヘヘヘ。
いやいやいや。
分かんない。
私自分…。
例えば「いいよこれ俺がやるから全部」っていうその男らしさみたいなものにキュンとするタイプなんですよ。
エヘヘヘヘ。
そうだったんだ。
何ていうの?世の中は姉御肌で自分で全部仕切ってやるみたいな人って思われてるじゃないですか。
実は僕はそうじゃないと思う。
なるほど。
分からない。
アハハハ。
両面だからあるんだよね。
そうだね。
うーんでも。
僕はねだからね小泉さんが恋愛に向かないっていう話をするでしょ。
自分恋愛に興味がないっていうじゃない。
もうさ…。
人間の中には男と女って両方いるわけですよ。
俺も自分の中にすげぇおばさんみたいな自分が…。
いるいる。
アハハハハ。
アハハハ。
思うわけ。
ねっ。
それは何かみんなそれぞれそうだと思うんですよ。
小泉今日子の中に今男と女がものすごいバランスいいんだよね。
あぁそれはそうかも。
そういう感じに見える。
どっちかのバランスが崩れたときに恋愛にいくんですよ。
なるほど!今ぴったり上手にこの…いるのよ。
そういう感じ。
すっごい上手にバランス取っちゃってるんだね。
だから余計にいかないんだよね。
これじゃあでも男の方にいっちゃったら。
そっちいく?そっちいっちゃう?禁断の?それちょっと見てみたい。
新しい扉を?開くの?お友達のマツコさんとかいらっしゃるしね。
いますよね。
じゃあいつかバランスが崩れたら報告します。
アメリカの女優さんなんかわりとほら。
同性婚したりしてますね今ね。
ジョディ・フォスターも結婚したっていってたもんね。
あっしましたよね。
そういうこと考えればあんまり日本の女優さんでそういう方はいらっしゃらないじゃない。
カミングアウトする人もいないですもんねまだ。
だから初のみたいな。
私?そっちに?男の方に傾いちゃったら?男性ホルモンがすごくなっちゃったら?だったら。
分かった。
じゃあ私初代…。
初代レズビアン女優みたいな。
何かパイオニア的な感じ?やっぱここでも小泉今日子パイオニアかみたいな。
そこいった?みたいな。
死ぬまでパイオニアってどう?みんなに勇気を与えちゃう?うん。
いいですねぜひ撮らせてください。
そんな可能性も秘めながら。
僕たちはそばで見守りますよ。
どっちに傾くか楽しみにしててください。
小泉さんと中井さんはドラマ『続・最後から二番目の恋』の劇中歌をデュエット
息の合った歌声を披露していますが
すてきでした。
すっごくエレガントなんですよね。
動きも歌もそうだけど。
普段もレディーファーストみたいなのをねすっといやらしくなく下心なく。
アハハハハ。
いや。
下心はありますよ。
フフッ。
それを何かうち…。
私のマネジャーとか今若いんです。
まだ30代前半なんですけど。
そういうのをね何となくこう会話の中とかで教えてくださるんですよね。
おしゃれのこととかもそうだけど。
そういうの見てるとうわー何かこういう大人にみんな会ってほしいなって思うんですよ男の人特に。
貴一さんとかすごく…。
今すごく人気のあるアイドル嵐の人たちとかSMAPの人たちとかとすごい共演なさってるじゃないですか。
みんなやっぱ貴一さんのこと好きですもんね。
ホントですかね。
木村君とかも今湾岸スタジオで時々会うけどやっぱり「貴一さんは?」みたいな感じだし。
でもそれはそう思ってくれるとうれしいなと思うけど。
昔ね長嶋茂雄さんとお食事を一緒にしたときにねほとんどのみんなが長嶋茂雄が目標で長嶋茂雄が好きだったわけじゃない。
だから「長嶋さんが僕はこの人みたいになりたい」「こういう人になりたいって誰ですか?」って。
聞いたの?聞いたんですよ。
「イチロー」って言ったの。
ふーん。
僕それ聞いたときにものすげぇ鳥肌が立って。
私も今ぐーっと来た。
それで「彼の努力とセンスと。
あれは秀逸だ」って。
うん。
ふーん。
俺なんかは木村君なんかと共演したときにやっぱりすごく学ぶことが多い。
へぇー。
へぇー!年下の俳優さんだとか…。
年功序列って僕はあった方がいいと思うんだけど役者ってもう表に出たら上下ないじゃないですか映ったら。
実力の世界だから。
そのときにやっぱり後輩の俳優の感性だったり。
自分もそれを目指そうって思うから。
小泉さんもそういうのはありますか?後輩のアイドルとか。
あぁアイドルね。
何か子供だけじゃなくて大人たちの…何ていうのかな。
厳しい目とか好奇心とかにもさらされて頑張っているから何か応援はしたくなりますねいつも。
ホントについこの間もファンの人の…ファンの人っていうか握手会でねケガしちゃった子たちとかもいたじゃないですか。
私たちの時代もやっぱりそういうのがあって。
握手会だとかそういうのってすっごい日常的に私たちもやっていて。
何人かの人がやっぱり暴行を受けたり。
あっ。
あったんですね昔から。
してましたし。
私は有名な話だとステージに立ってたら生卵をぶつけられたっていうのがあって。
ホント。
私を狙ったわけじゃないんでしょうけどたまたま私に当たっちゃったっていう。
ラインアップしてるときに。
そういうのってあったから。
今の最近のアイドルブームみたいになってから結構長い。
もう何年かたってるじゃないですか。
だから今までなかったのが嘘ぐらいの感じで。
ここでもう一度ね大人の人たちも考え直してぐっと…ねっ。
守ってあげるような感じになるといいなみたいに勝手に思いました。
でもなくしちゃ駄目だよね。
アイドルでしょ。
っていう文化でしょ。
これすごい大事なことだと思うんですよね。
私も小さいころテレビとか見て憧れたりしてたわけじゃないですか。
それが何かを育てたもんね。
うん。
だから…。
漫画とかさ日本の中におけるアニメーションとかアイドルっていうのは文化だと思うし。
通る道として絶対あってほしいなと思うから。
それは見手側も出る側も両方にとってあるべきだと思うし。
そうですね。
この間みたいな事件が起きてこういうことやめましょうとは思わない方が僕はいいと思う。
俺らの仕事っていろんな世の中の規制が多くなっていくとどんどん規制されていってドラマにできるものも少なくなってったり表現できるものも少なくなっていく。
だからある舞台やってるときにたばこで煙がもくもくっていう設定だけどたばこの煙がヤダからたばこは使えないっていうふうになったりする。
なるんですよ今。
ドラマでもそうじゃないですか。
そういう表現とかそういうものっていうのは別だっていうふうに考えないと。
だっておかしいでしょ。
要するに事件を犯して逃げる犯人がシートベルトしちゃ。
絶対的に。
でもホントにそう。
ねっ。
追う刑事が「急げ!」って言っててものすごいシートベルトしっかりしたらおかしい話なんだよね実際は。
でもそういうことの寛容さみたいなものは世の中が僕は持たなきゃいけないことだと思うし。
物語としてちゃんと見てほしいとは思いますよね。
俺らの世界だけではなくて息苦しい社会にしないってことは俺らの世代のテーマだと思う。
そうかもね。
そうですね。
ねっ。
いいところをちゃんと残してあげるっていうのはしないとね。
うん。
「若いやつは」とかって言うよりもてめえがどうなんだよっていうことなんだと思うな。
頑張ります!みたいなね。
フフフフ。
今週に引き続き来週もこちらのアラフィフ3人が語ります
自分の子供を持つってことがずっと怖いと思ってた気がします。
分かります。
私もちょっと…。
ただ今ここまで来てやり残したことあるかなと思うとやっぱりそれが出てきますよね。
頭の中に。
それでは今日も素晴らしい一日を
2014/06/01(日) 07:00〜07:30
関西テレビ1
ボクらの時代[字]

小泉今日子×中井貴一×宮本理江子

詳細情報
番組内容
これは、毎回、様々なジャンルで活躍する3人が集い、多彩な話題や事象を取り上げていくトーク番組です。出演していただくのは、学者、デザイナー、ビジネスマン、アーティスト、政治家、教師、映画監督、タレント…。一つのジャンルにとらわれることなく、今、旬で話題の人はもちろん、海外で評価を得ている人、大きな発見・発明を成し遂げた人、日本に感動を与えた人…、と多彩な顔ぶれ。
番組内容2
「日本のトップランナー」であり「先駆者」であり「成功者」でもある彼らが、何を語り、何を想うのかが番組の見どころです。また、この番組では司会者をおかず、あくまでゲスト達の、気負わないトークのみで番組を構成します。ある種、原点回帰とも言うべきシンプルな構成で、ゲストの顔ぶれと興味深いトーク内容を楽しむ番組。
日曜朝のリラックスした時間にフィットする、上質の番組をお届けします!
出演者
小泉今日子 
中井貴一 
宮本理江子

ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – インタビュー・討論
バラエティ – トークバラエティ
趣味/教育 – その他

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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