生字幕放送でお伝えします
奥に見えるのは太平洋の大海原。
その海風が優しく育むフルーツが…。
ここ、茨城県の鉾田市です。
たくさんのハウスが美しく並んでいます。
ここで旬なのが甘いメロンなんです。
茨城はメロンの生産量日本一の産地なんです。
私たちは今、メロン畑にいます。
この日本一の産地その力が詰まった大注目の品種があります。
メロン王国・鉾田のニューフェース、その名もイバラキング。
地元ではイバキンと略して親しまれています。
イバラキングは糖度が高くて甘みはしっかり後味は、さっぱりしてるんです。
甘いけれどもさっぱりという、この2つの味を実現した理想のメロンといえるわけなんです。
日本一のメロンの産地こその一品なんですよね。
きょうはイバラキングを育む鉾田の土地の力を見ていきたいと思います。
もちろんメロン王国ならではのおいしい食べ方もご紹介します。
有野さん、イバラキング知ってましたか?
知らなかったですね。
おいしそうですね。
すごい、みずみずしい。
今、本当に食べ頃の季節を迎えています。
北海道の印象でしたけどね。
メロンって。
でも、生産量は日本一なんですよね、茨城県が。
まさに茨城を代表する品種にしようということで4年前に生まれたばかりなんですよ。
また子どもが好きそうな名前でいいですね。
確かに、そうですね。
強そう。
名前だけじゃないその味のよさをお伝えしていきますね。
このイバラキングなんですがなぜ注目株なのかその育つところを見ると分かりますよ。
メロンは1つのハウスにつき1品種ということで。
これ、季節を変えて春から秋にかけていろんな種類が季節を変えて出荷されるんですがまさに今、イバラキングは収穫目前というか収穫時期を迎えているんですね。
その大注目のイバラキングのハウス、こちらでございます。
こんにちは!
あだっちぃー、こんにちは!
おじゃまします。
見てください。
すごい、奥まで緑ですよね。
全部、イバラキングなんですよ。
イバラキングのビニールハウス?
そうです。
長いでしょ、このハウスね。
このハウス一棟で1000個ぐらいのイバラキングを収穫できるそうなんですよ。
しかも、これ半年かけてようやく収穫時期を迎えたんですよ。
今、ちょうど取り頃っていうところなんです。
いちご狩りとかみたいにメロン狩りとかやってないんですか?
地域によってはあるんですよ、町の中では。
こちらは、出荷専用でやってらっしゃいますので。
ここら辺見てください。
網目もすごいきれいですよね。
きれいに網目が。
これ、立派に育っているメロンなんです。
イバラキングは見た目の美しさ以上に味がとっても魅力なんですね。
メロンはしつこい甘さが口の残るのが苦手っていう方もいらっしゃいますよね。
でも、イバラキングはしっかり甘いのに、後味がさっぱりしているっていうのが特徴なんです。
その甘みと、さっぱり感どうして両立できたかといいますと特徴的な2つの品種の掛け合わせでうまれたんですね。
一つは足立さんがお持ちのこれも茨城の主力品種なんですがアンデスメロンといいます。
甘みが非常に強いおいしいメロンなんです。
一方で、こちらもう一つがアールスメロン。
一般的にはマスクメロンっていわれている王様ですね。
これは、どちらかというと上品でさっぱりとした甘さなんですがこの2つの系統を掛け合わせて生まれたのがイバラキングというわけなんですね。
いいとこを両方もらったと。
そうです。
だけどここまで20年かかって作ったんですって。
でも、できるって思ってたんでしょうね。
甘みと、さっぱりはバランス取るのも苦労しましたし味はよくても食感がいまいちということで試行錯誤を繰り返し4年前にやっと誕生しました。
しかも、有野さんイバラキングは値段も手ごろなんです。
実は1玉1000円を切る価格なんです。
切るの?
切っちゃいます。
すごいね。
マスクメロンだと3000円ぐらい3倍ぐらいするんですけどもこれは、お手頃価格なんだけども味はいいというね。
それで、きょうはメロンのおいしい見分け方を教えてもらうためにイバラキングの収穫を体験させていただきたいと思います。
先ほど元気にごあいさついただきました鉾田のメロン名人農家の大森さんです。
よろしくお願いします。
大森さん、お店でメロンを見分けるときにも使えるおいしいメロンの見分け方っていうのを教えてください。
分かりました。
大きく分けて2つのポイントがあるんですけど1つ目のポイントとしましてお店にたくさんメロンが並んでいると思うんですけどこういった網目の、きめ細かい均一なものを選ぶようにそれが一つのポイントになります。
有野さん、網目がきれいなものって、中の肉質もきめ細かいそうなんですね。
あと、2つ目のポイントとしましてたくさんある中でちょっと、軽く触ってあまり強く触らないでほしいんですけども軽く触って弾力の感じるものあ、やわらかいなって感じたらそれがやっぱりお店で選ぶポイントですかね。
ちょっとしたことでおいしいものが見分けられるんですね。
ちょっと弾力あるほうが中が、肉が熟してる証拠なんですって。
そのポイントを踏まえて。
私、取ってみたいです。
やってみましょうか。
いいですよ。
今、勉強しましたから。
あだっちぃ今のポイントで選んでみてください。
選んでみます。
ここら辺きれいだけどな。
あっちか。
ここら辺、きれいじゃないですか。
大森さん、この辺きれいじゃないですか?
いい感じですね。
さすが。
これ、網目めちゃめちゃきれいですよ。
こういった均一なものがね。
これ、いいんじゃないですかね。
私、きましたよ。
まだ生育、収穫前なのでどうしても今、硬いんですけどもこれから追熟すればやわらかく食べ頃になりますので今は、硬いです。
甘くなるやつや。
これはもう糖度は十分、のってますので。
じゃあ、切ってみましょうか。
これ、どうやって切ればいいですか?
はさみを水平に。
いきますよ。
えい!大森さん、どうですか?
上手にできました。
大森さん、優しいです。
見てください、こうやってどこを見ても網目が、すごいきれいですよね。
重くて、すごいずっしりしていていいですよ、このメロン。
先ほど言ったように収穫したてというのは食べ頃ではなくてやっぱり5日から1週間ほど追熟したのが一番いいんですね。
せっかくなので食べ頃のイバラキングを切っていただきました。
すごいおいしそう!すいません有野さんお先にいただいちゃいます。
どうぞ。
いただきます。
うん!おいしい!でも、本当に甘くておいしくて、あと、でもしつこくない。
後味がさっぱりしてるっていうのが本当においしいです。
何個でもいけちゃう。
大森さんあだっちぃー、褒めてますよ。
ありがとうございます。
一生懸命育てたかいがありましたよ。
イバラキングの味のよさを引き出すのは農家の繊細な育て方にあるんですよね。
愛情たっぷりかけて目を離さないそして、特に大切なのはハウスの温度管理なんです。
温度管理がとても大事なんですね。
ハウスの中で大体苗を育てるのが大体2月ごろなんです。
そのころというのがハウスがちょうど快適な温度なんですけどもこれが春先以降は逆に暑くなりすぎるんですね。
暑くなると、メロンは体力を消耗してしまいます。
しかも、イバキンちゃんは暑がりの、わがままなんですよ。
成長力は強いのでほかのメロンよりも3度ほど涼しくしないといけないんです。
一体、これをどうやって涼しくするのかといったところで大森さん、お願いします。
ちょっと待ってください。
軽快に大森さんが外に向かっていきます。
外に仕掛けがあります。
大森さんハンドルを回し始めます。
見てて!
見て、見て。
分かりますか。
開いてる!
ハウスの横が開いてますよね。
これは開けて、外気を取り込んで温度を下げるんです。
ビニールハウスってあっためるもんやと思ってたら風通しもよくないとあかんのや。
そうなんですよ。
しかも有野さん大事なのはこのビニールハウスの風なんです。
必ず風向きが見られるようになってるんですけどどちらから風が吹いて冷たい風なのか熱い風なのかその強さを見ながらこの窓を開ける広さとか幅を微妙に調整してらっしゃるということで。
人間と一緒で体感気温みたいなものがすごく大事なんですって。
開けたことによって外から涼しい風が入ってきていますよ。
きょうも30度を超えてますからほぼ全開で開けてらっしゃいます。
大事なのは1日の温度というのも目安が必要なんです。
こちら、見てください。
1日にイバラキングに必要な目安なんですが大体、午前で28度以下。
午後で25度くらい。
そして有野さん夜になると12度。
このぐらいの寒暖差がないといけないんです。
昼はあったかくして夜は冷やすと。
そうなんです。
というのも、昼間はねしっかり日光を浴びて光合成を促して実に糖分を蓄えると。
逆に、夜になると蓄えた糖分をあまり消費したくないですから涼しくしてあげる。
そうすることによって甘いメロンにする必要があるんですね。
しかも、温度を気にして1日最低でも4回、ハウスを見にくるんですよ。
ほっといちゃ育ちませんね。
温度管理って大変ですか。
一番大変な作業でね。
本当に定植、植えてから本当に気が抜けない。
天気の悪い日は閉めなくちゃならない。
暑ければ空を見ながら今みたいにハウスを開けなくちゃならない。
本当に、もうメロンを植えたら旅行もできないですよ。
遠出ができないし。
晴れ時々曇りなんていう天気は大変なんです。
一番、大変ですね。
開けたり閉めたり…。
こういうふうに農家の大森さんの努力があっておいしいメロンになるわけなんですがその努力を最大限まだ引き出すものがありましてそれが、鉾田の土地の力が必要なんですよ。
メロンがご機嫌に育つ場所なんです。
この鉾田市の周辺を見ていただきますと本当に土地が広いですね。
関東平野の中にあります。
周りには高い山や丘がないんですね。
遮るものもないのでお日様が出ると気温が上がりやすいんです。
ハウスの中のメロンは昼間に太陽をいっぱい浴びます。
つまり、光合成して糖分をたっぷり蓄えるんです。
一方、東側も2kmほどのところにはすぐそばに太平洋があります。
夜になりますと太平洋、海から風が今度は吹いてくるんです。
これがですねメロンに必要な涼しさをキープするんです。
メロンには最高の環境がそろうので鉾田市はメロンのハウスがいっぱいなんです。
400軒近くの農家があるんですよ。
そして、その土地の力もう一つ、あるんです。
それがメロンの育つ土。
関東ローム層の土なんですよ。
こちらに、たっぷり土を取っていただきましたけれど。
すごい、さらさらですよね。
こちら、関東ローム層の土は水はけがよくて栄養豊富なんです。
だから、メロンって半年かけてこの土で育てますから水はけがいい、腐りにくい土はいいですし安定した環境で半年間、栽培できるんですね。
この土地だったからこそ日本一のメロンの産地となっているということなんです。
有野さんこの日本一の産地で生まれるメロン。
この地域ならではの当然、食べ方で愛されてもおります。
こちらへ来てください。
また、おいしい食べ方あるんでしょうね。
あります。
きょうは、農家の女性の皆さんに特別にキッチンを用意していただきました。
ありがとうございます。
まず、有野さんきょうの主役のイバラキング。
こちらありますけどもこれを、この甘さとさっぱり味を生かした驚きの食べ方が地元ではあるんです。
このイバラキングどこにいくのかというと…。
え!
見てください。
大量投入!これ、イバラキングのメロンカレーなんです。
これ、おいしくなるんですよね?
メロンの甘みが隠し味になります。
そうすると、すごくとてもまろやかなカレーでおいしいですよ。
有野さん、普通3〜4分ほど煮込むといいんですが今、下のほうから取っていただいたのかな。
これ、初めて?足立さん。
初めての光景で今、戸惑っております。
せっかくなんでメロンのところをいただきます。
うん!おいしい!なんか、メロンが、このカレーの味を邪魔してなくてでも、いい感じで甘みを出してるから子どもとかが大好きそうな味になってます。
お子さんは大好きですか。
大好きです。
お子さんも食べますか?
食べます。
ちょっと甘口だから。
でも、いい感じの甘さなんで本当にカレーの味にぴったりなんですよ。
さらに産地ならではカレー以外のものもメロン、使っているんですが有野さんこれが、メロンなんです。
これ、摘果メロンといいまして実を大きくするためにメロンというのは途中で間引くんですね。
その残ったメロン、子どもですね。
これを使うんです。
これは、地元ではもったいないということでむだなくお漬物にしているんです。
お漬物にもいろんな種類があるんですよ。
浅漬けだったりしょうゆ漬けでみそ漬けっていうのもあるんです。
鉾田のおふくろの味となっているんです。
見た目きれいでしょう。
しょうがのいい香りが。
では、ちょっと私が早速、味見を…。
浅漬け大好きなんです。
いただきます。
うん、聞こえますか。
すっごいコリコリしててすごい、おいしいんですよ。
でも、ほんのり後味にメロンの香りはするんですがしょうがの味がマッチングしてて本当、漬物として、おいしいです。
うりの歯応えのほうが残ってんねや。
みそ漬けって珍しいですよね。
色はきれいに残ってますけど。
いただきます。
また違った味で…。
なんだろう…深みがあります。
漬物に。
めっちゃこれもおいしい!白ごはんと合いますね、これ。
食べたい!
これ作っていただきましたのが大森さんの奥様です。
真由美さんです。
こちらの浅漬けとかお漬物ってよく食べられるんですか?
春になると、みんなこうして食べるんですよ。
春になると摘果する時期だからですよね。
もったいないので。
自分も本当に妻のこの漬物を食べて毎日の仕事を頑張れるんですよ。
なんかせりふみたいでしたけど…。
でも、爽やかでおいしいですよね。
有野さん、せっかくなのでこのメロンなんですがきゅうりに近いということでサラダにも、地元では使えているという。
本当に万能な野菜になってます。
果物というよりね。
さらに、きょうはメロンの産地ならではの今度はテクニックを教えてもらいましょう。
美しくて食べやすい切り方を教えていただきます。
4分の1にカットしたものをさらに8分の1にカットします。
それを斜めに切りまして皮の部分は厚めに切ります。
なんと、ぜいたくな。
この厚み。
食べる量よりも多いぐらい残してます。
切り込みを入れただけで見て頂戴。
きれい!
おしゃれになるんです。
有野さん、こちらにあるのはイバラキングを中心に今、鉾田で旬のメロンたちなんですね。
緑のアンデスメロンがあったり赤のクインシーメロンがありまして黄色のキンショウメロンこれ、さっぱりしておいしいそうなんですよ。
まだ秋に向けて品種はありますので本当にメロン。
ぜひ、鉾田のメロン王国ですから力を結集したメロンたちですから秋まで大丈夫ですよ。
ぜひ、皆さんにもメロンを味わいに来てほしいなと思いますね。
ありがとうございました。
(鐘の音)2014/06/02(月) 12:20〜12:45
NHK総合1・神戸
ひるブラ「海風が育む メロン畑〜茨城県鉾田(ほこた)市〜」[字]
茨城県は日本の4分の1のメロンを作る日本一の産地だ。注目は、上品な甘みが特徴の県オリジナル品種「イバラキング」。海風が育むメロン畑を満喫する。
詳細情報
番組内容
【ゲスト】足立梨花,【コメンテーター】有野晋哉,【司会】藤崎弘士 〜茨城県鉾田(ほこた)市から中継〜
出演者
【ゲスト】足立梨花,【コメンテーター】有野晋哉,【司会】藤崎弘士
ジャンル :
バラエティ – 旅バラエティ
情報/ワイドショー – 暮らし・住まい
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
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