大正4年の第1回大会で秋田中学が準優勝。
しかし、そのあと東北勢は決勝進出すらできない時期が長く続きました。
時代が平成に入ると決勝には、たびたび進出。
しかし。
後にプロで活躍する選手たちも優勝旗をかけて戦いましたが悲願達成はなりませんでした。
東北の学校が全国の人たちをテレビの前に、くぎづけにした試合があります。
訪ねたのは太田幸司さん。
45年前、あの試合を演じた青森・三沢高校のエースです。
昭和44年、夏の決勝。
太田さんのいた三沢は松山商業と対戦。
東北勢では第1回大会以来54年ぶりの決勝でした。
愛媛の伝統校相手に延長18回、262球の熱投。
0対0で引き分け決勝では初の再試合となりました。
準優勝もその活躍は社会現象になりました。
三沢の名前を全国に知らしめた選手たちを地元の人たちは熱狂的に迎えました。
太田さんのもとには全国からファンレターが届き一躍、甲子園のアイドルになったのです。
元祖です。
荒木君だってすごかったじゃない。
いろんな歴史のアイドル列伝には絶対に入ってくる。
あのころは今と違って純情でしたからね。
女の子にキャーキャー言われると顔を赤くしてね。
どうしたらいいか分からなかったですよね。
松山商業は、このとき甲子園で、すでに優勝5回。
三沢は当時、甲子園ではなかなか勝てなかった青森県の学校です。
雪国という環境を言い訳にしたくないと冬場に雪の上を走り込んだ太田さん。
炎天下の決勝。
すべての試合に完投していましたが球威は回を追うごとに増し太田さんは経験のない不思議な感覚にとらわれたといいます。
試合は0対0のまま延長に入り15回三沢に大きなチャンスが訪れます。
ワンアウト満塁一打サヨナラの場面で9番・立花選手。
フルスイングで痛烈な打球。
腰が、ぷっと上がりましたもん。
やったーって思ってね。
ピッチャーが飛びついてグラブに当てた打球。
ショートの正面に転がり三沢のサヨナラ勝ちはなりませんでした。
16回も再びワンアウト満塁のチャンス。
今度は、スクイズで攻めました。
しかし、相手バッテリーに外されてしまいます。
三沢の作戦は伝統校、松山商業に見破られていたのです。
後に松山のナインと話したらサインが、みんなばれていたと。
ちなみに、どんなサイン。
わりと、こうこう。
簡単な、そんな3つくらいしかサインなかった。
息詰まる延長戦。
太田さんはどんな思いで投げ続けていたのか。
延長18回ですけど。
延長18回、4時間16分の熱戦。
歴史に残る名勝負となりました。
再試合は2対4で敗退。
試合後、太田さんはチームメートの列から離れ1人でマウンドへ向かいました。
初優勝は逃したが完全燃焼できた。
自分が投げ続けたマウンドの土を持って帰ろうと考えたのです。
羨ましいですね。
僕には、そこまでの。
プロでも何年かやらせてもらったけどそんな無欲で、がーっと投げて力抜いて投げた球がびゅーっといく。
そんな経験一度もなかったですね。
ああいうものは自分がやろうとしてできるものじゃないな。
そういう環境に自分がおってそういうことができたのは野球人生の中でも幸せだと思いますね。
2014/06/02(月) 18:10〜19:00
NHK総合1・神戸
ニュースKOBE発▽津波の実験施設公開▽とっておき兵庫・ばらとともに生きる▽気象
▽津波の実験施設公開 ▽とっておき兵庫 “ばら作り37年”ばらとともに生きる姫路の女性の花園 ▽関西のスポーツ ▽県内の気象情報 キャスター:内藤雄介、垂水千佳
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▽津波の実験施設公開 ▽とっておき兵庫 “ばら作り37年”ばらとともに生きる姫路の女性の花園 ▽関西のスポーツ ▽県内の詳しい気象情報 キャスター:内藤雄介、垂水千佳
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ニュース/報道 – ローカル・地域
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