(テーマ音楽)
(江守徹)ブラジル中央のセラードと呼ばれる大草原にあるエマス国立公園。
気温40度厳しい乾燥地帯です。
その乾いた草原に不思議な光景が広がっています。
地面から突き出した無数の塔。
これ実は白アリのアリ塚なのです。
白アリの食料は豊富な草原の枯れ草です。
のっそりと近づいてきたのは…。
中南米だけに生息するオオアリクイです。
アリがたくさんいそうなアリ塚に狙いを定め大きな爪で硬い土の壁を壊し始めました。
穴をあけるとそこから長い舌をすばやく出し入れして中のアリを絡めとります。
これがアリクイの狙っているシロアリたち。
アリ塚の中は通路が張り巡らされ要さいのようになっています。
白くて小さいアリは働きアリ。
大きな頭と牙を持つのは兵隊アリ。
番奥には女王アリもいます。
アリクイに壊された穴はすぐ修理します。
白アリのだ液などで土が固まり土器のように硬いアリ塚がつくられるのです。
せっかく修理したのに穴だらけのアリ塚。
これはアリクイがあけた穴ではありません。
鳥が出てきました。
アリ塚を巣にしているキツツキの仲間アリツカゲラ。
高い木がない草原で鳥たちはアリ塚を上手に利用しています。
草原のハンターアナホリフクロウはアリ塚を見張り台にして獲物を探しています。
アリ塚には虫も住みついています。
ヒカリコメツキムシです。
アリ塚の周りに小さな虫が飛び始めました。
羽の生えた白アリが出てきました。
アリ塚の中がいっぱいになると新しい巣をつくるために働きアリの部が羽アリになり飛び立っていくのです。
そのアリ塚に不思議なことが起こりました。
アリ塚が光を放ち始めたのです。
幻想的な光景です。
体何が光っているのでしょうか。
光の正体はヒカリコメツキムシの幼虫でした。
近づいてくる羽アリを穴に引き込みました。
虫には光に集まる習性があります。
ヒカリコメツキムシの幼虫は餌を取るために自ら光を放っていたのです。
幻想的な光の裏で繰り広げられている小さな命の駆け引き。
大草原の塔は生き物たちのドラマの舞台でした。
2014/06/03(火) 04:15〜04:20
NHK総合1・神戸
シリーズ世界遺産100「セラード自然保護地域〜ブラジル〜」[字]
不思議なアリ塚の光 ▽自然遺産 【語り】江守徹 【テーマ音楽】久石譲
詳細情報
番組内容
不思議なアリ塚の光 ▽自然遺産 【語り】江守徹 【テーマ音楽】久石譲
出演者
【語り】江守徹
音楽
【テーマ音楽】久石譲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – 歴史・紀行
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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