吉平がももに縁談を持ってきました。
(もも)おらお嫁に行くなら好きな人のところがいいなあ…。
これで大丈夫ずら。
(朝市)ももちゃんうまいね。
てっ!ももの朝市への気持ちに気付いたはなは茶飲み会を計画したのです。
(はな)ではただいまより合同パルピテーション会を行います。
(武)パ…パパパパパ…パル?はな意味分からんじゃん。
いいの分かんなくて。
さてはなの計画どおり朝市とももは急接近してくれるでしょうか?・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」ももちゃんカステラ食わねえけ?うめえよ。
武さんありがとう。
武ほんな気ぃ遣わんでいいから。
えっ?うめえなあ!本当だなあ。
ふんだけんど何でこの4人でえ?ほういやあこの顔ぶれって小学校の頃4人一緒に教室にいただよな。
ほういやああの石盤事件の時もこの顔ぶれじゃん。
てっ!本当だ。
石盤事件?ももちゃんはボコだったから覚えてねえら。
回想
(泣き声)
(本多)誰でえ!ボコ泣かしたは!朝市君でごいす。
朝市け。
はな…。
はなじゃねえ!こんひきょうもん!ほんな事があっただけ!あんときゃあとんだ目に遭ったさ。
お姉やん石盤でたたくなんてひでえじゃんけ!ありゃあもとはと言えば武が悪いだよ。
えっ?ほうだったかな。
おまんら2人で廊下立たされたじゃん。
あのあとしばらくはな口利いてくれなんだよな。
ふんだって朝市が本当の事言わんから。
ほいでやっとはなと仲直りしたと思ったら奉公行くって言いだして。
(武)朝市おまんあん時泣きそうな顔してたじゃん。
てっ!ガキん時の話ずら。
(武)はなが東京の女学校行くときゃあ本当に泣いてたら。
ハハハハ!
(朝市)武だって!
(武)ガキの時の話じゃんけ。
ほんなの覚えてねえじゃん。
(朝市)そしたらおらも覚えてねえ。
武!あ…おらちっと御不浄に。
ももちゃんもっとカステラ食えし。
武!あ…ここんちは広いから迷子になってしまうかも分からん。
一緒に来てくりょう。
…ったく一人で便所も行けねえだけ?はあ…甘えん坊なやつじゃん。
ももちゃんほら。
ありがとう。
うめえだ。
うめえ!おお便所はそっちじゃねえよ。
御不浄はもういい。
おらちっと急用を思い出した。
はあ?武うちまで送ってくりょう。
何ではなたれを送らんきゃならんでえ?いいから!えっ?おお…おい。
おまんおらと二人きりになりたかっただな。
ほれでこんな茶飲み会なんか開いただけ。
はあ?ほれならのっけから素直にほう言やあいいら。
まあおらにほれるのは分かるけんど地主と小作じゃ身分が違い過ぎて結婚はできんら。
いいから送れし。
(武)えっ?遅えな。
本当だね。
あっほういやあももちゃん北海道行く人と縁談があるだって?朝市さんどうすればいいと思う?ももちゃんならきっといいお嫁さんになるら。
ふんだけんど周りに流されて気が進まん結婚だけはしん方がいい。
朝市さんがほう言うなら絶対に断る。
お姉やんがおとうを説得するって約束してくれたし。
ほうか。
じゃあ大丈夫だ。
うん。
ほれにしても遅えな。
どけえ行ったずらお姉やん。
はなみてえなお姉やん持つとももちゃんも大変ずら。
急に突拍子もねえ事思いついたりするから。
ふんだけんどあんなに妹思いのお姉やんはどこにもいねえ。
おらお姉やん大好き。
ほうけ。
本当に遅えなあ。
あっ。
てっ!おまんらまだいただけ。
えっ?はなは?とっくに帰ったさ。
あいつは何を考えてるだか。
「送ってくれ」とか言ってうちの前までついてったらピシャッと戸を閉められただ。
…ったくはなたれの分際で。
送ってくれてありがとう。
ほれじゃ。
うん。
ももちゃんおらの顔何かついてるけ?ううん!今日は何だかへんてこな茶飲み会で疲れたじゃんね。
ううん。
おら最高に楽しかったさ!ほうけ。
ならいいけんど。
ほれじゃ。
(小声で)…という訳さ。
(吉平)ももは朝市の事が…。
ほれで縁談渋ってただか。
ほうだよ。
ああ…いや朝市は確かにいいやつだが森田君も負けず劣らずいいやつだ。
ももも会えばきっとよさが分かる。
おとう何で…朝市ならうちも近いし仕事ぶりは真面目だし昔っからよく知ってるし何の問題もねえら。
(吉平)ふじはどう思う?おかあもももと朝市が一緒になった方がいいと思うじゃんね。
(ふじ)そうさな〜…。
おかあはいつからおじぃやんになったでえ。
こっちは真剣に聞いてるだ。
2人ともももの事はそ〜っとしといてやれし。
おかあ…。
そんなある日の事。
(戸が開く音)
(寅次)安東先生郵便ずら。
ありがとうごいす。
てっ!
(本多)安東…。
何でえ?
(緑川)びっくりさせるじゃねえ。
どうもすいません。
はなの心臓はドキドキ高鳴っていました。
9年間も絶交していたあの蓮子からです。
「踏繪」…。
「白蓮」…。
それは当時一世を風靡した竹久夢二が装丁を施した歌集でした。
(蓮子)「前略安東はな様。
以前『児童の友』という雑誌であなたの童話をお見かけ致しましたがあれ以来待てど暮らせどあなたの作品は一作も見かけません。
その間に私は歌集を出す事に相成りました。
あなたはいつになったら安東花子の名前で本を出すのですか?グズグズしているとおばあちゃんになってしまいますわよ。
ではごきげんよう。
さようなら」。
蓮様…。
はなの胸にはたまらない懐かしさと共に忘れかけていた物語への情熱がよみがえってきました。
余裕しゃくしゃくの手紙とは裏腹にそのころ蓮子は大層いらだっておりました。
(黒沢)失礼します。
黒沢さんお待ちしてたんです。
急用とは?教えて下さい。
何があったんですか?主人は今どこで何をしているんですか?私だけ蚊帳の外で新聞も読ませてもらえないんです。
黒沢さんなら教えて下さるわよね。
一体何があったのか話して下さい。
10日前ご主人の炭鉱でガス爆発が起きたんです。
何ですって?多くの犠牲者が出ました。
ご主人は事故の処理とけが人に対しての対応に追われています。
事故が起きてから炭鉱の労働者たちの衝突が激化し彼らは嘉納鉱業の社屋を取り囲んでいます。
私は嘉納の妻よ。
何も知らせてもらえないなんて…。
今から主人に会いに行くわ。
落ち着いて下さい!本当に危険な目に遭いますよ。
・社長を出せ!
(悲鳴)・嘉納伝助!・出てこんか!どこにおるとか!出てこんか!どこにおるとか!社長を出せ!社長!おい!ありゃあ嘉納伝助の女房ばい。
(黒沢)ここに社長はいません。
お帰り下さい。
とぼくんな!社長を出せ!そうじゃ社長を出せ!おい女!ごきげんよう。
私に何かご用でしょうか?ごきげんよう。
さようなら。
2014/06/03(火) 12:45〜13:00
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(56)「乙女よ、大志を抱け!」[解][字][デ][再]
はな(吉高由里子)は、もも(土屋太鳳)と朝市(窪田正孝)を近づけるため、武(矢本悠馬)も巻き込んで合同の茶飲み会を開く。はなはももと朝市をふたりきりにしようと…
詳細情報
番組内容
もも(土屋太鳳)の好きな人が朝市(窪田正孝)だと知ったはな(吉高由里子)は、ふたりを近づけるため、はな・もも・朝市・武(矢本悠馬)で合同の茶飲み会を開く。はなはももと朝市をふたりきりにするため、思惑に気づかない武をなんとか巻き込んで、こっそり家に帰る。そうとは知らず、朝市とふたり残されたももは…。そんなある日、小学校に小包が届き、はなは差出人を見て驚く。絶交していた蓮子(仲間由紀恵)からだった
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,窪田正孝,マキタスポーツ,土屋太鳳,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記
ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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