「GAIA」…それは息づく大きな生命体。
混沌の時代にも希望を見いだし再生を果たして未来へ向かう。
そこにきっと夜明けがやってくる。
つめかけた多くの報道陣の前である新商品の発表会が始まろうとしていました。
会場にはモスバーガーとミスタードーナツのロゴが。
それぞれのCMに出演中のマツコデラックスさんと忽那汐里さんも登場しました。
これが新商品。
モスバーガーが考えたのはこちら。
パンの代わりにドーナツを使い間に辛口のソーセージが挟んであります。
一方こちらミスタードーナツが考えたライスバーガー。
きな粉をまぶしたご飯の間につぶあんとカスタードなどが入っています。
そういう印象。
売りはボリューム満点のハンバーガーです。
店頭には豊富な種類のドーナツが棚一杯に並びます。
甘いもの好きの女性を中心に人気です。
こちらは午後のティータイムが店の賑わうピーク。
平日でも店内の客席はほぼ満席です。
それぞれ異なる主力商品とピーク時間。
これらを組み合わせれば相乗効果が生まれるのではないか。
模索が続いていました。
互いの強みを活かす。
その実験的な取り組みが広島で始まっていました。
広島駅から車で10分ほどの大型ショッピングモール。
その中にあるのがモスド。
一見通常のミスタードーナツのように見えますが…。
メニューを見るとモスバーガー。
更にその2つを自由に組み合わすセットメニューもあります。
平日の昼時店内は小さな子供を連れた母親たちで賑わっていました。
午後のティータイムを迎えると利用客に変化が。
甘いものとドリンクを求める女性たちが増え始めました。
学生や休憩中のOLが中心です。
この店ランチタイムからティータイムまで続いて賑わっていました。
狙いどおりの相乗効果が出ているようです。
このモスドを更に拡大しようとする動きが。
ミスタードーナツを運営するダスキンの幹部とモスフードサービスの幹部が話し合いを進めていました。
合体店舗生き残りをかけともに戦う企業。
そのさまざまな挑戦を追った。
これまでになかった意外な連携。
新たな客を取り込むその秘策とは…。
郵便局と手を組んだのはなんと老舗百貨店。
強力なタッグが生む新たな戦略とは…。
地方の暮らしを変える新しいビジネス。
日本の津々浦々で喜びの声が。
今日はですね4月にオープンして話題になってるという店がここ蒲田にあるということでやってきました。
こちらですねファミリーマート+カラオケと書いてあります。
ちょっとどんな店なのか行ってみましょう。
どうもこんにちは。
こんにちは。
カラオケとファミリーマートが一緒になってるという…。
そうなんです。
こっちは確かにカラオケボックスで…見せてもらっていいですか?はいじゃあカラオケボックスのほういってまわりましょう。
完全にカラオケボックスですね。
そうですね。
27部屋結構広いカラオケ…。
実はあるんです。
どうぞ。
ここはまた広い部屋ですね。
そうですね。
こちらのお部屋はですね持ち込み自由なんていうのはこれはどういうことですか?実はですねこちらはですねファミリーマートで買った商品をですね自由にこちらのほうに持ってきていただいてカラオケをしながら歌えるっていうようなところがポイントなんです。
そしてこの氷ジョッキもこれ貸し出しなんですか。
そうですね。
有料で。
グラスとフォークスプーンと。
はい。
10円なんて書いてありますけど。
へぇ〜かなり自由なスペースですね。
そうですね。
じゃあコンビニエンスストアのほうに…。
なるほど。
歌われる方が多いから…。
まさかのど飴っていうんじゃ…。
ホントだそうですねボイスケアのど飴。
あとですねお酒がだいたい…。
結構充実してますね。
洋酒はあまり並んでないですもんね普通コンビニにはね。
なぜファミリーマートとカラオケをくっつけようと思ったわけですか?今回カラオケと一緒に取り組みをするということに…。
まったく違う業種の企業が手を組む。
その裏で今何が起きているのだろうか
都内でいちばん南に位置する繁華街です。
その周りには下町情緒を残す住宅街が広がります。
江口さんが訪れたあのファミリーマート。
平日の店内を覗くと仕事帰りのOLやサラリーマンたちでいっぱいでした。
若い女性の2人組。
買ったのはそれをカラオケルームに持ち込みます。
(2人)乾杯!食べ物や飲み物はコンビニで買えるので普通のカラオケ店よりだいぶ安く済むそうです。
コンビニの多くはフランチャイズ。
この店の場合カラオケ大手の第一興商がオーナーです。
第一興商は営業権を得る代わりに毎月売り上げの一部をファミリーマートに支払う仕組みです。
第一興商にはどんなメリットがあるのでしょうか。
こちらはビッグエコー。
第一興商が運営する一般的なカラオケ店です。
店には接客を担当するスタッフに加え料理を作るスタッフもいます。
更に厨房設備も必要です。
しかしファミリーマートとの共同店舗ではこうしたスタッフや設備のコストが大幅に抑えられるといいます。
再び蒲田の店。
店長の熊坂陽介さんは第一興商の社員。
そのメリットを実感していました。
平日の昼時。
この店をいちばん利用している意外な人たちが現れました。
まず1人。
いらっしゃいませこんにちは。
こんにちは。
続いては4人組。
こちらは7人の団体さん。
実は昼間の主役はこうした高齢者の方々なのです。
こちらは1人カラオケ。
ランドマークのサンシャイン60にファミリーマートの本社があります。
カラオケとのコラボをすすめてきたのがこの人。
ファミリーマートがカラオケと手を組んだ理由のひとつは昼間に来る高齢者の囲い込みでした。
長年ファミリーマートはコンビニ業界で3位の座に甘んじてきました。
その打開策として力を入れているのが異業種とのコラボなのです。
2012年からはドラッグストアのヒグチと24時間営業の共同店舗をスタート。
更に去年大阪でスーパーマーケットのイズミヤと共同店舗をオープン。
コンビニがこうしたコラボをすすめるのはなぜなのか?流通業界に詳しい専門紙の編集長は…。
宇佐美さんたち店舗開発のメンバーが向かったのは…。
蒲田の共同店舗を運営する第一興商の本社。
失礼します。
おはようございます。
宇佐美さんが配っているのはファミリーマートが集計したオープン1か月の売り上げデータ。
売り上げは予想以上に好調でした。
宇佐美さん思わず笑みが。
しかしあるデータを報告するとき…。
宇佐美さんの表情が変わりました。
いったいどうしたのか?ここはファミリーマートがカラオケとコラボした1号店です。
4月にオープンし昼は高齢者でいっぱい。
夜はサラリーマンやOLで賑わい売り上げは好調です。
しかしファミリーマートの店舗開発の責任者宇佐美さんは…。
なぜか表情が冴えません。
見ていたのは社外秘の年齢別売り上げデータでした。
実はカラオケを利用する高齢者は多いのにコンビニの売り上げでなぜ高齢者はコンビニで買い物をしないのか?宇佐美さんは第一興商の担当者と蒲田の店へ向かいました。
宇佐美さん店頭で様子をうかがうと…。
この日も次々と高齢者がカラオケにやってきます。
しかし何も買わずにカラオケルームへ。
こちらの客も。
皆カラオケルームに直行してしまいます。
部屋を訪ねてみると…。
テーブルには持ち込んだ買い物袋が置いてありました。
中を見せてもらうと他の店で買ってきた弁当でした。
こちらの人も。
この前もそうだったから。
持ち込み自由のため駅前のスーパーで好みの弁当を買ってきていました。
こうした高齢者にどうしたらファミリーマートの商品を買ってもらえるのか?宇佐美さんあるものに注目しました。
カラオケルームにあるこのオススメメニュー。
ファミリーマートで人気があるから揚げやフライドポテトが目立ちます。
カラオケ店の定番メニューです。
店で出すメニューについてはフランチャイズのオーナーである第一興商が決めていました。
5月下旬ファミリーマート本社。
この日新しいメニューのサンプルができあがってきました。
それがこちら。
一番目立つ位置に2種類のサラダと高齢者に人気の肉じゃが。
更に…。
宇佐美さんは高齢者にうけそうな商品を更に盛り込むように提案しました。
数日後。
カラオケルームを覗いてみるとこちらの高齢者が買ってきたのはおでん。
それにサラダ。
メニューがリニューアルされていたのです。
サラダや肉じゃが。
おでんもしっかり載っていました。
高齢者へのアピールが少しずつ実を結びはじめました。
ファミリーマートは今後カラオケとの共同店舗を30店に増やす計画です。
早朝。
宇佐美さんはすでに次のコラボを仕掛けていました。
瀬戸内海に面した人口3万8,000人あまりの高齢化が進む町です。
宇佐美さんが向かった先は…。
ファミリーマートプラスAコープ。
今度はJA全農が運営するスーパーAコープと手を組むというのです。
その1号店がこの日開店します。
ここはもともとスーパーのAコープでした。
スーパーならではの生鮮食料品が充実。
ファミリーマートで人気のオリジナルスイーツも並んでいました。
どうぞ!
(拍手)朝9時オープン。
待ちわびた客が次々と入ってきます。
こちらのお客さん早速ファミリーマートの弁当をお買い上げ。
一方こちらの女性は弁当に菓子シュークリーム…。
更に新鮮なとうもろこしも。
Aコープのときは午後7時に閉まっていましたがこの共同店舗は24時間営業になります。
一方郵便局と老舗百貨店が手を組みこれまでにない共同作戦を始めていました。
まったく違う業種の企業が手を組みお互いの強みと弱みを補完し合う。
そうしたケースがいくつかあります。
有名なところではこちらのビックカメラとユニクロです。
ビックカメラはユニクロの若い女性客を取り込みたい。
ユニクロはビックカメラの家電を見にきた男性客を取り込みたい。
そんな両方の思惑が一致して誕生したのがこちらのビックロです。
こちらの店内の写真ですが掃除機が女性用の服と一緒にディスプレーされてることがわかります。
こうした共同のディスプレーなどによって集客の効果が出ているようです。
他にはフィットネスクラブのティップネスと放課後に子供を預かる学童保育サービスが手を組んでいます。
フィットネスクラブとしては客層を子供にも広げたい。
学童保育側は運動教室を提供することで特色を出したい。
そんな両者の狙いが一致して新しいスタイルの施設が誕生したそうです。
そして新たにまた2つの企業が激しい競争に勝ち抜くための共同作戦を始めています。
東京から車で1時間半。
あるお宅を訪ねました。
夫に先立たれ今は子供と3人暮らしです。
村田さん最近お気に入りのカタログ通販があるといいます。
買ったばかりの商品を着て見せてくれました。
ピンクのジャケットにスカーフ。
更にポシェットも。
趣味の旅行用に買いました。
この日もその通販から商品が届いていました。
村田さんはひと月あまりの間にその通販で11品10万円ほど買っていました。
村田さんお気に入りのカタログ。
そこには「郵便局と三越」という文字が…。
4月日本郵便と三越伊勢丹ホールディングスは…。
日本郵便にもこれまでカタログ通販はありました。
扱うのは地方の名産品でほとんどが食品。
そこで食品以外の商品を増やそうとしていたのです。
一方三越伊勢丹ホールディングス。
百貨店市場が縮小するなか新たな事業を模索していたのです。
この両者が設立した共同出資会社が…。
新たに作ったカタログがこちら。
三越の商品調達力を活かし衣料品や生活用品を取り揃えました。
これらをある会議が始まろうとしていました。
集まっていたのはスーツ姿の日本郵便の社員たち。
そこに現れたカジュアルなジャケット姿の男性。
三越伊勢丹グループから来たバイヤーです。
衣料品のプロが販売ノウハウを持たない日本郵便の社員にレクチャーしていきます。
こちらは人気の更に…。
販売のコツも伝授します。
札幌から車で1時間半ほどの町です。
教わったノウハウはこうした地方にも伝わっているのか?おはようございます。
(一同)おはようございます。
朝礼が始まりました。
この郵便局の以上です。
あのロングブラウスの売り込みを呼びかけました。
9時オープン。
河合さん早速カタログを手に動き出しました。
天気の話から切り出しすかさずブラウスをすすめます。
しかし購入してもらえませんでした。
続いていつも郵便局を利用しているなじみの客。
商品を変えてみます。
すすめたのは枕。
素材や形状にこだわったという人気ナンバーワンの商品だそうです。
河合さん熱心に説明を続けます。
すると…。
購入を決めてくれました。
決め手は何だったのか?地域に根ざした郵便局の強みが活かされていました。
しかし2社のタッグがスタートしてからおよそ1か月。
思わぬ課題が浮き彫りになっていました。
4月から全国の郵便局で日本郵便と三越伊勢丹が組んだ新しいカタログ通販が始まりました。
窓口で三越のカタログ商品を申し込むことができます。
スタートからおよそ1か月が経ちこれまでを総括する会議が開かれました。
すると三越伊勢丹側の幹部からある課題が指摘されたのです。
これまでの三越のカタログ通販は百貨店をよく利用する今度は日本郵便側の幹部が提案です。
早速バイヤーたちがこれまでより若い層に向けた商品開発に動き出していました。
この日はアパレルメーカーとの打ち合わせ。
提案されたのはラグビー用のシャツを女性向けにアレンジしたものです。
三越出身のバイヤーが試作品を確認。
アクティブな女性向けにもっと動きやすい商品にしたいという指摘。
メーカー側は提案し直すことになりました。
東京文京区にあるアパレルメーカー。
この会社は長年三越のカタログ通販に商品を提供してきました。
あのシャツの改良に取り組んでいました。
品質への要求が高い40代50代の女性のニーズに応えられるのか。
違うもんねちょっとね。
厚さもね。
30種類以上の中から生地を選びました。
ご苦労さまでした。
果たして出来は?アクティブな女性向けというシャツが完成。
宮城社長は全国の郵便局で販売されることに期待感を持っていました。
地元の郵便局でカタログ通販の営業を担当する河合さん。
この日は郵便局を飛び出し車に乗り込みました。
カタログを届けたい人がいるというのです。
向かったのは山の中。
この日は郵便局を飛び出しあるお宅に向かいます。
山道を走ることおよそ15分。
いつもどうもお世話になります。
いいえご苦労さまです。
日本郵便の通販で食品を購入している常連客です。
河合さんたちは松本さんにいくつかの商品を紹介しに来たのです。
ないです。
これは三越との共同カタログで販売している布団クリーナー。
ダニを吸い取るコンパクトな商品で価格は11,315円。
わかりやすいようにとこの日は特別に商品を持ち込んで説明しました。
すると松本さん。
松本さん購入を決めました。
ちょうど欲しかったような商品だったのです。
ありがとうございます。
河合さん三越とのカタログ通販に大きな可能性を感じていました。
2つの企業が手を組むことで地方の人々の暮らしまで変えていくのかもしれません。
競争の激しい業界では単独で生き残ることがなかなか難しくなってきているようです。
2つの企業が手を組み足りない部分を補い合う。
そうすることで新たな価値を生み出し1+1を3にする。
こうしたスタイルは今後も増えていくのかもしれません。
2014/06/03(火) 22:00〜22:54
テレビ大阪1
ガイアの夜明け【今を生き抜く!共同戦線】[字]
大手百貨店と郵便局…コンビニとカラオケ…意外な共同作戦で客が殺到!?強みを活かし、弱みを補完する…その戦略の裏側とは?今夜、2代目ナレーター「杉本哲太」が登場!
詳細情報
番組内容
増税などの向かい風が吹く中、いま単なるコラボというレベルを超えて、さまざまな企業が生き残るための共同戦線を張っている。ファミリーマートと第一興商が手を組み、一体型店舗をオープン。出店競争が激しい業界でお互い得意とする客層を取り込もうという狙いだ。さらに、三越伊勢丹HDと日本郵便という異色の企業がタッグを組んだ。百貨店のブランド力と郵便局のネットワーク網が融合することで生まれる、新ビジネスの結果は?
番組内容続き
モスバーガーとミスタードーナツも一体型店舗をオープン。それぞれ異なる主力商品とピーク時間を組み合わせ、相乗効果を狙うという。果たして狙い通り、相乗効果は得られるのか?
互いの強みを生かしながら弱みを補い合って時代を生き抜こうとする企業の取り組みを追う。
出演者
【案内人】江口洋介
【ナレーター】杉本哲太
音楽
【音楽】新井誠志
【テーマ曲】オープニング曲「鼓動〜ガイアの夜明け」(作曲/岸利至)/エンディング曲「夜空の花」(作曲/新井誠志)
「ガイア」とは
ギリシャ神話に登場する「大地の女神」を意味し、後にノーベル賞作家のウイリアム・ゴールディングが「地球」を指して“ガイア”と呼んだことから「ガイア=地球」という解釈が定着している。「ガイアの夜明け」という番組タイトルには、地球規模で経済事象を捉えることで21世紀の新たな日本像を模索すること、そして低迷する経済状況からの再生=「夜明け」を目指す現在の日本を描くという意味合いが込められている。
関連情報
◆ホームページ
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◆公式Twitter
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ジャンル :
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