(岡本玲)
年々人口が減り寂れていく町をなんとか立て直そうとある大イベントが企画された
地元のそばを名物として売り出し町に元気を取り戻そうというのだ
軒を連ねるテントではそば打ち職人たちが客前でその腕を競い合う。
中には「そば打ちの神様」として知られる名人高橋さんの姿も
そんな名人たちに囲まれて一人の新米職人がそばを打つ
町おこしの新たな担い手として去年そば打ち職人の道に挑み始めた。
しかしその修業は厳しかった
そばのコシに欠かせない「練り」ではうまく力が加えられない
麺の厚みを決める「延し」をやってみても…
薄かったり厚かったり
果たして新米職人は客をうならせる事ができるのか!?
(拍手)始まりました「明日はどっちだ」。
前回から引き続き新人そば職人の棚橋さんと救急医の市川さんの奮闘ぶりをお届けしたいと思います。
たくさんの方の前で打たなあかん。
2日間で3万人。
見せるそばの作り方をしなきゃいけないんでしょ。
(笑い声)まっすぐなそばという事でね。
見てくれからちゃんと…。
くみ取れずすみません。
渋谷すばるがどこに向かってるのか分からへんようになってきてるから。
由佳さんは朝7時から人けのない道を走っていた
なんでやろ体力づくりで?本気やな。
そば打ちにスタミナが必要ってどういう事か?
去年の秋から師匠の店で修業を始めた由佳さん
実はそばまつりを目前にして最後の「包丁」でつまずいていた
長時間切っていると腕の力がなくなり手元がくるうのだ
均一感が出えへんのか。
師匠にチェックしてもらうと…
厳しいねぇ。
確かに太さがバラバラ。
明らかにスタミナ不足だった。
更にそれを痛感させられたのがこの日。
そばまつりの前哨戦として100人ものそば通を集めた試食会。
周りの厳しい目にさらされて打ち続けた結果…
見られると緊張もするしね。
切り方がボロボロに
100人分でもう手が痛い様子だ。
こんな事では3万人が来るそばまつりで打ち続ける事はできない
「包丁」の修業に通う日が続く。
由佳さんを支えるのは生まれ育った町への思いだ
一人前の職人となって人を集め寂れていく地元を元気にしたい
そろそろ応援に行きますか!
何の写真?これ。
のどかやねぇ。
早速店へ。
「包丁」の難しさ身をもって味わって下さいよ
あっどうも。
由佳さん?
(由佳)はじめまして。
どうもはじめまして渋谷と申します。
よろしくお願いします。
お邪魔します。
(渋谷廣木)はじめまして。
では師匠に教えてもらって挑戦!
こう合わせます。
いいですか?はい。
同じ目線で今見てます。
(廣木)包丁を入れます。
寄せます。
さあできるのか?
うわぁ。
(廣木)切れてる切れてる。
ちょっと切れた。
(笑い声)俺らでも分かるもんな合ってないの。
じゃあ由佳さんはどれほど上達したのか?
(包丁を入れる音)
難しいのはこれを人前でやり続ける事
当日は3万人以上のお客さんがやって来るぞ〜!
そう大事なのは100%の力を出しきったと思えるかどうかだ
また練習が始まった
自分に自信が持てるまでやるしかない
そしていよいよ2日間にわたるそばまつりが始まった
お客さんを迎える準備は整った。
すると…
そこにはもう大行列のテントが
やっぱお目当てなんじゃない?
中で打っていたのはそば通なら知らぬ者はいない名人高橋さん。
その技を一目見ようとみんな興味津々取り囲む
評判が評判を生むんやろうな。
一方新米職人由佳さんの周りは…?
お客さんの姿がない
しゃあないよ初めは。
しかしここでテンションを下げたらそばの出来に関わる。
丁寧に打ち続けるのみだ
すると1人…
更にもう1人…
いえいえ全然。
しばらくするとどんどん人が集まり始めた
この視線の中でもちゃんと打てなくては
気張らなあかんね。
めっちゃ見られてる。
まずは「延し」で厚みを均等にする
どうです?そば通たちのこの厳しいチェック!
うわぁ!
ちゃんと打たなきゃ!
いよいよここから課題の「包丁」だ
程よい太さにそろえられるか
これ緊張感あるわ!
師匠も見てるぞ〜!
(包丁を入れる音)
すると…
(棚橋)おお〜!これうれしい。
すげぇ!
思わず顔がほころぶ
でも問題は味。
由佳さんのそばどうです…?
なかなか高評価!しかしお客さんはまだまだ並んでる。
一番の課題スタミナが問われるのはこれからだ
うれしい悲鳴やんでも。
これまでそばを最も多く打ったのはあの試食会。
一日で100人分。
この日はお昼の時点で既にその数を超えた
未知の世界!
それでもお客さんは引きも切らない。
ついには300人分を超えた。
するとやはり…
そりゃなくなってくるよ。
ここが一人前になれるかどうかの瀬戸際。
ふんばりどころだ
同じ事やり続けるんやもんな。
しかもクオリティー変えずにね。
そんな時一人のお客さんが…
すごいね。
「さすがプロ」。
何よりの褒め言葉だ
それ聞いたらでもまた頑張れるんちゃう?
そんな由佳さんを師匠がある場所に連れていってくれた
名人高橋さんのところだ
目の当たりにした究極のそば打ち。
グッと見入る由佳さんに名人がくれた言葉は…
その境地にたどりつけるかは分からない。
今はただ打ち続けるしかない
ええ〜!感化されたね。
二日に及んだそばまつり。
由佳さんは800人分以上を打ちきった
長い修業の道のりこれからも応援してますよ!
いやいやいやすごい頑張った!ようやったんちゃいますか?めっちゃいい目してたし。
見てるお客さんにプロは違うなとか言われてさ。
(笑い声)テンションがいきなりマックスでこられて…。
めっちゃすぐ来た!ありがとうございます。
お忙しい中来て頂いて。
(拍手)こちらこそよろしくお願いします。
ほんまに打って下さるんですか?そうです。
これはもう楽しみやね。
期待してますので。
ありがとうございます。
お願いします。
やっぱスタミナはつきました?だいぶ。
何かコツつかんだって事?
(棚橋)そうですね。
なんか体の動きみたいな…。
素人から見たらさ簡単そうに見えんねんで。
はい。
(笑い声)意地悪やこれは。
(笑い声)正解!
(棚橋)緊張するなぁ…。
ここちょっと見せどころじゃない?
(包丁を入れる音)
(棚橋)ほんとですか?すげぇすげぇ!もううまそう。
うん。
さあじゃあいただきます。
輝いてるね。
どうですか?ありがとうございます。
(笑い声)ほんまにうまい。
(笑い声)今も師匠のもとでまだ修業しながら…。
毎日やってます。
由佳ちゃんが思うこれを超えたら一人前やなって思うラインってどういうとこやろ?そうですね。
はい。
そこは一分一秒を争う命の現場。
医師たちの強力な武器がこれ
大事故に遭った人や心肺停止に陥り生死の境をさまよう患者もいる。
病院へ運ぶ間も…ヘリの中で医師が懸命に命をつなぐ。
そんなギリギリの救命救急の現場にこの春一人の女性が飛び込んだ
2年間の研修を終えたばかりの新米救急医だ
市川さんが緊張するのも無理はなかった
ここにはありとあらゆる症状の重症患者が運ばれてくる。
医師たちは磨き抜かれた技術と確かな判断力で迅速に処置していかなくてはならない
しかし経験の少ない市川さんはたじろいでしまいうまく動けない
市川さんに求められていたのはどんな患者にも向き合い処置する覚悟だった。
なぜなら…
1か月後には「フライトドクター」となってヘリに乗らなければならないのだ。
残された時間は少ない。
果たして間に合うのか!?
市川さんが勤務するのは千葉県にある総合病院
厳しい現場でもまれる中励みにしていたのは徐々に回復していく患者さんの姿だ
5日ほど前交通事故に遭いヘリで運ばれてきた女性も少しずつ元気に
そのさなかヘリがまた患者を運んできた
市川さんが駆けつける。
スタッフ総出の処置がもう始まっていた
患者は交通事故でかなりの重症だという
胸を開いて懸命に出血箇所を探す
市川さんも自分にできる事はないかと必要な器具を準備するが…
あまりに症状が重い場合適切な判断が下せない
結局輸血を手伝う事で精いっぱい。
救急医らしい事はあまりできなかった
できなければドクターヘリには乗れない
患者のために懸命に働く父を尊敬していたが医師は大変だと諭され一旦は別の道法律の世界を志した。
…がやはり父の姿が忘れられない
もともと遅れて入った世界。
挽回する事には慣れている。
だからこの日も…
借りたのは骨折などの処置に関する専門書
仕事の合間を見つけては知識を頭にたたき込んでいく
先輩たちに早く追いつきたい
そんな市川さんにこの夜初めての仕事が任された。
救命救急センターでの当直だ
町の病院では経験もあるがここには生死に関わる患者もやって来る
まずはグイッと燃料補給
するとやはりこの夜も…
運ばれてきた患者は20代後半の男性。
軽自動車で走行中別の車に追突されガードレールに突っ込んだらしい。
かなりの大事故だ。
顔には激しい擦り傷。
更に大きなケガが見つかった
左足の大たい骨がぽっきりと折れていた
よかった。
生きててなぁ。
難しい処置が必要なようだ
はあ〜すごいな。
行うのは直達牽引。
折れた部分がずれて痛みや出血がひどくならないように骨に金属を通し引っ張っておくのだ
骨に穴を開けるドリルを市川さんが手にした
これすごい映像やな。
その箇所には血管や神経も通っている
失敗は許されない
うわっすっごい音してるやん。
慎重に慎重に骨に穴を開けていく
傍らで見ていた先輩医師が様子をチェックする。
市川さんの処置はどうか?
患者が運ばれてきてから2時間初めての仕事を見事1人でやりきった
どうでした?市川さん
全ての仕事が終わった時にはもう夜明け
この夜新米救急医としてまた一つハードルを越えた
ドクターヘリに乗るその日まであと3週間余り
すごい世界やなほんまに。
骨にドリルで穴開けてたで。
治療やからなでも。
カリカリカリ…いうて。
そうそう。
2014/06/03(火) 22:55〜23:20
NHK総合1・神戸
応援ドキュメント 明日はどっちだ #46[字]
関ジャニ∞が頑張る人々を応援する連続ドキュメンタリー。今回は「空を飛べ!新人救急医」の2回目、そして「そば打ち職人を目指す27歳女子」の3回目。
詳細情報
番組内容
舞台女優から転身し、故郷の栃木県那須烏山市でそば打ち職人の修業を始めた棚橋由佳さん。その腕が試される大舞台がやってきた。数万人が訪れるそば祭りだ。はたして、そば通たちをうならせることができるのか?▽日本医科大学千葉北総病院・救命救急センターで、1か月後にドクターヘリに乗ることになった新人救急医の市川頼子さん。問われるのはどんな重傷の患者に対しても、物おじせず、適切に対処できる判断力と技術だ!
出演者
【出演】渋谷すばる,村上信五,横山裕,【語り】岡本玲
ジャンル :
ドキュメンタリー/教養 – ドキュメンタリー全般
バラエティ – トークバラエティ
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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サンプリングレート : 48kHz
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