NHKニュース おはよう日本 2014.06.05

おはようございます。
7時になりました。
四国で記録的な大雨です。
低気圧と前線の影響で、高知県西部では、この24時間で平年の6月1か月分の雨量を上回る雨が降り、一時、1万人余りに避難勧告が出ました。
あすにかけて、雨の範囲は東に広がり、西日本と東日本の太平洋側で激しい雨が降るおそれがあるため、気象庁は警戒を呼びかけています。
今から40分ほど前の三重県尾鷲市の様子です。
雨が激しく降っています。
西日本の太平洋側を中心に、雨が降り続いています。
きのうまで、九州に大雨をもたらした雨雲。
ゆっくりと東に移動し、昨夜から四国などで雨足が強まっています。
国道56号線の北側を流れる伊与木川があふれてきています。
2車線の道路がほとんど水に覆われてきています。
高知県西部の四万十町窪川では、昨夜10時前までの1時間に、67.5ミリの非常に激しい雨を観測。
けさまでの24時間に降った雨の量は500ミリを超え、平年の6月1か月分の雨量を上回る大雨になっています。
高知県では、土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があり、一時、1万人余りに避難勧告が出ました。
今も2つの市で7647人に避難勧告が出ています。
黒潮町かみかわぐちの町道です。
ご覧ください、道路脇の斜面が大きく崩れています。
そして土砂や木が完全に道路を塞いでいます。
一夜明けた現地では、土砂災害の被害が確認され始めています。
黒潮町では数か所で土砂が流れ出しているという情報があり、町が確認を急いでいます。
では大雨の見通しについて、気象情報担当の檜山さんです。
激しい雨が長く続きやすくなっています。
その原因はこちら、日本の上空の流れ、偏西風です。
今、上空では偏西風、大きく南北に蛇行している状態です。
こうなりますと、低気圧や高気圧の動きが遅くなります。
ということで湿った空気が同じような場所に流れ込み続けます。
また北海道も熱い空気が居座って、猛暑は長く続いています。
このあと、あすにかけても湿った空気、熱い空気、流れ込みがまだ続きそうです。
さらにあさって、北海道の暑さはだんだん収まってきますが、湿った空気はまだ関東などに流れ込む状態、続きそうです。
そこでこのあと、大雨に警戒が必要な時間帯を見ますと、四国や近畿南部、三重県、午前9時ごろまで非常に激しい雨のおそれがあります。
静岡県や関東地方はきょうの夕方以降、激しい雨となって、関東では日曜日ごろまで大雨となるおそれがあります。
そして雨雲の動き、予想をさらに詳しく見ましょう。
午前9時から動かします。
西日本の太平洋側、ピークは越えても、まだ局地的には日中もざっと降る可能性があり、油断はできません。
さらにこのあと、夕方以降は静岡県や関東地方で雨が激しく降る所が出てきそうです。
また上空、流れが蛇行していますと、予想よりもこういった影響が、さらに長引くおそれもありますから、常に最新情報を確認するようにしてください。
G7・先進7か国の首脳会議は、日本時間のきょう未明、ベルギーで始まり、安倍総理大臣を含む各国の首脳は、ウクライナ情勢などについて意見を交わしました。
安倍総理大臣は、ウクライナの安定に向けて、積極的な役割を果たす考えを示すとともに、緊張が高まる東シナ海や南シナ海の情勢などを取り上げ、事態の沈静化に向けて協力を呼びかけました。
現地から中継です。
今回の首脳会議は、日本を含むG7・先進7か国が、ロシアがウクライナ南部のクリミアを一方的に編入したことに抗議して、ロシアで開かれる予定だったG8サミット・主要国首脳会議に参加せず、ロシアを除外する形で、ベルギーの首都ブリュッセルで開きました。
首脳会議は日本時間のきょう未明に始まり、安倍総理大臣やアメリカのオバマ大統領らは夕食をとりながら、ウクライナ情勢をはじめとする外交課題について意見を交わしました。
この中で安倍総理大臣は、中長期的にウクライナの安定実現に向けて、引き続きG7が協力すべきだ。
ウクライナに対する経済支援は、日本としても積極的な役割を果たしていきたいと述べました。
そして安倍総理大臣は、ロシアへの対応について、ロシアを責任ある国家として、国際社会の問題に関与させることが重要だと指摘しました。
さらに安倍総理大臣は、東シナ海や南シナ海で緊張が高まっていると指摘したうえで、力による現状変更は認められないという強いメッセージを出しており、ASEAN諸国の支持も受けている。
G7として航行や飛行の自由について、発信していく必要がある。
ウクライナの問題はほかの地域にも連動してくる可能性があるので、しっかり議論していく必要があると述べ、事態の沈静化に向けて、協力を呼びかけました。
首脳会議は日本時間の今夜まで2日間の日程で行われ、このあとの会合では世界経済、エネルギー政策などについて議論を行い、会議の成果を首脳宣言として採択することにしています。
安倍総理大臣は、初日の協議のあと、ウクライナ情勢について記者団に対し、次のように述べました。
今回のG7で主要なテーマとなったのは、ウクライナ情勢を受けたロシアへの対応です。
ヨーロッパの国々はロシアとの間で難しい問題に直面しています。
EU諸国が域外から輸入する天然ガスの40%近くを供給するロシア。
そのロシアは、ウクライナが天然ガスの代金を滞納していることを理由に、供給を停止すると警告。
EU諸国はウクライナ経由でも天然ガスの供給を受けているため、経済活動への影響を懸念しています。
事態打開のため、ロシアとウクライナ、それにEUの3者は、今週中にも改めて協議する予定で、今回のG7で、EU諸国はロシアとの対話や協力を模索する姿勢を見せています。
では、現地で取材している、ブリュッセル支局の市瀬支局長に聞きます。
ロシアに対する欧米各国の対応はどうなったんでしょうか?
制裁より対話に重心が移ってきているようなんです。
先ほど発表された首脳宣言でも、必要があれば制裁の強化もといった表現にとどまっています。
ロシアがクリミアを一方的に編入した直後に開かれた、ことし3月のG7に比べて、首脳のロシア批判はかなり抑制気味です。
その理由は2つあります。
ウクライナの大統領選挙はロシアの妨害もなく、先月、予定どおり実施されまして、新欧米派のポロシェンコ氏が当選しました。
さらにウクライナとの国境周辺に集結していたロシア軍の部隊は、その3分の2が撤退したと見られているんです。
その一方で、ウクライナ東部では、親ロシア派の武装集団が、徹底抗戦の構えを崩さず、混乱が続いています。
緊張を緩和するためには、親ロシア派を抑えることが緊急の課題となっていまして、そのためにはロシアの協力が欠かせません。
今回、議長役を務めたEUのファンロンパイ大統領は、次のように話しています。
ヨーロッパの首脳は、このG7のあと、フランスのノルマンディーで開かれることになっている、第2次世界大戦に関する式典に合わせて、ウクライナ危機が起きてから初めて、プーチン大統領と会談する予定です。
アメリカのオバマ大統領も、会談こそ現段階では設定されていませんが、そのプーチン大統領と顔を合わせることになります。
ウクライナの緊張緩和に向けて、各国首脳による外交が問われています。
そのウクライナ東部では、親ロシア派の武装集団が大量の弾薬や爆発物が保管されている、国境警備隊の基地を占拠し、これによって、武装集団がさらに攻勢をかける事態が懸念されています。
ウクライナ東部では、先月の大統領選挙のあと、親欧米路線を掲げるポロシェンコ氏の当選を認めない、親ロシア派の武装集団と、暫定政権側との戦闘が激しさを増しています。
武装集団は、ここ数日、ロシアとの国境に近いルガンスク州の国境警備隊の基地に対して数百人規模で襲撃を繰り返し、4日、この基地を占拠しました。
地元のメディアによりますと、基地には大量の弾薬や爆発物が保管されているということで、武装集団が弾薬などを手に入れて、さらに攻勢をかける事態が懸念されています。
また大統領選挙のあと、戦闘が起きていたドネツクの国際空港は4日、航行の安全が確保できないとして、今月いっぱい閉鎖することを発表しました。
ウクライナの暫定政権は、東部の親ロシア派の武装集団に対する軍事作戦で、これまでに双方合わせて180人以上が死亡し、300人近くがけがをしたことを明らかにしていますが、依然として、東部では戦闘が収まる兆しは見られません。
9年前、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生だった女の子が連れ去られて殺害され、おととい、32歳の男が殺人の疑いで逮捕された事件についてです。
男のパソコンに大量に保管されていた画像の一部が消去されていたことが分かり、警察はデータの復元を進め、事件に関係するものがないか、詳しく調べています。
この事件で逮捕された、栃木県鹿沼市の無職、勝又拓哉容疑者は、9年前の平成17年12月、栃木県の旧今市市、今の日光市で小学1年生だった吉田有希ちゃんを下校途中に連れ去り、刃物で刺して殺害したとして、殺人の疑いが持たれています。
これまでの調べに対し、勝又容疑者は容疑を認め、女の子を車で連れ去ったあと、いったん自宅に連れていき、その後、騒がれたので殺害したなどと供述しているということです。
その後の調べで、勝又容疑者の自宅から押収したパソコンには、インターネットを通じてダウンロードしたものも含め、大量の画像が保管されていましたが、一部が消去されていたことが、警察への取材で分かりました。
警察によりますと、データは復元が可能で、これまでに不鮮明で誰かは特定できないものの、女の子の顔を写したと見られる画像も見つかったということです。
警察はデータの復元を進め、事件に関係するものがないか、詳しく調べています。
政府の教育再生実行会議は、小中一貫教育学校を制度化し、小学校を6年、中学校を3年とする区切りを自治体ごとに弾力的に設定できるようにすることや、小学校就学前の5歳児の教育を義務化することを検討するなどとした、提言の素案をまとめました。
政府の教育再生実行会議は、小学校から大学までの教育の在り方や、幼児教育の充実に向けた議論を進めていて、この中では、小学校から中学校に進学する際に、新しい環境になじめず不登校になる、いわゆる中1ギャップなどの課題が指摘されています。
教育再生実行会議がまとめた提言の素案では、子どもの心身の発達に応じた教育ができるよう、小中一貫教育学校を制度化し、小学校を6年、中学校を3年とする区切りを、自治体ごとに4・3・2や、5・4などの年数に、弾力的に設定できるようにするとしています。
そしてこれに合わせて教員免許の制度も見直し、小学校と中学校など複数の学校で指導できる免許状を設けるなど、必要な改革を行うとしています。
また、幼児教育を充実させるため、幼稚園や保育所などに通う3歳児から5歳児の教育の無償化を段階的に進めたうえで、小学校就学前の5歳児の教育を義務化することを検討するとしています。
さらに、高校を卒業した生徒に実践的な職業教育を行う、新たな高等教育機関を創設するとしています。
教育再生実行会議は、この素案をもとに議論を進めたうえで、来月にも提言を取りまとめ、安倍総理大臣に提出することにしています。
続いて、インターネット上で振り込みや残高照会ができるネットバンキングについてです。
店舗に行かずに済む便利さから利用が広がっていますが、今、預金を奪われる被害が急増しています。
被害額はことし1月からの4か月ほどで14億円余りと、すでに過去最悪だった去年1年間を上回りました。
ネットバンキングそのものの信頼を揺るがす深刻な事態ですが、その背景にあるのは、コンピューターウイルスを使った手口の巧妙化です。
札幌市の土木資材メーカーです。
インターネットバンキングを通じて、口座から預金が奪われました。
その額は2000万円。
パソコンがコンピューターウイルスに感染したのが原因でした。
こうした被害は、個人の場合は原則、補償されます。
しかし、企業では補償されないケースが多く、この会社の2000万円も戻ってはきませんでした。
より厳しい対策を施していても、被害は起き始めています。
大阪の食品会社です。
肉の加工や販売などを行っています。
取り引き用の口座から、知らないうちに800万円が不正に送金されていました。
この会社は、安全性が高いとされる、電子証明書という対策を導入していました。
証明書が入ったパソコンだけでしか、銀行と取り引きできない仕組みです。
万一、パスワードを盗まれても、別のパソコンからは取り引きできないはずでした。
ところが、何者かがウイルスを使って、会社のパソコンを遠隔操作。
不正送金を行ったと見られています。
犯人の口座が凍結されたため、たまたま800万円は戻ってきましたが、この会社はそれ以降、ネットバンキングの利用を取りやめました。
東京のセキュリティー会社です。
不正送金の手口の一つを再現してもらいました。
ウイルスに感染したパソコンで、ネットバンキングを利用すると、別の画面が表示されます。
この偽の画面にパスワードなどを入力すると、情報を盗まれてしまいます。
またパスワードなどを入力させたあと、ロード中といった画面を表示させ、その間に不正送金を行うウイルスも確認されています。
こうしたネットバンキングの被害を防ぐために、専門家は次のような対策を呼びかけています。
1つは、ウイルス対策ソフトを導入すること。
そして2つ目は、パソコンの基本ソフトだけではなく、導入しているすべてのソフトを最新の状態にすることです。
特にこちら、ジャバですとか、文書ファイルなどを扱うためのアドビ・リーダー、それにフラッシュプレーヤーといったソフトの欠陥が多く悪用されています。
入れてる方、多いと思うんですが、パソコンの画面にソフトの更新を呼びかけるこのような通知を見かけたら、素早く更新作業を行うことが重要です。
では次です。
政府は、社会保障制度改革の取り組み状況を検証したうえで、中長期的な課題を議論してもらうための有識者会議を、今週にも発足させることになりました。
議長には、慶応義塾の塾長の清家篤氏が就任する見込みです。
社会保障制度改革を巡って、政府は去年8月に取りまとめられた、社会保障制度改革国民会議の報告書で示された方向性を踏まえ、医療、介護、年金といった各分野での制度改正などの取り組みを進めています。
こうした中、政府は改革の取り組み状況を検証したうえで、中長期的な課題を議論してもらうための有識者会議、社会保障制度改革推進会議を今週にも発足させることになりました。
委員には慶応義塾の塾長の清家篤氏、学習院大学経済学部長の遠藤久夫氏、慶應義塾大学教授の土居丈朗氏など、社会保障や財政の専門家ら11人が内定しました。
11人のうち8人は、議論の継続性を重視するため、国民会議の委員から選ばれていて、新しい会議の議長には、国民会議で会長を務めた清家氏が就任する見込みです。
そして会議では、現在進められている医療機関の役割分担などの取り組みの検証や、人口減少が進む中での社会保障制度の在り方などが議論されることになりそうです。
韓国できのう行われた統一地方選挙は、接戦となった選挙区では与党候補の優位が目立っています。
パク・クネ政権は旅客船沈没事故の対応で逆風に直面したものの、ひとまず、国民の信任を得る形となりました。
韓国の統一地方選挙は、きのう夕方に投票が終了したあと、今も開票作業が進められています。
17の主要な選挙のうち、首都ソウルの市長選挙で、最大野党・新政治民主連合の現職、パク・ウォンスン候補が、与党・セヌリ党のチョン・モンジュン候補を破って再選を決めました。
これに対し、伝統的に与党の支持者が多い南部の市と道では、与党候補が圧勝しています。
そして接戦となったプサン市長や、ソウル郊外のインチョン市長、それにキョンギ道知事の選挙では、与党候補が優位に立っており、17の主要な選挙における与野党の勝敗の割合は、選挙前とほぼ変わらない見通しで、全体として与党が善戦しています。
今回の選挙では、4月に起きた旅客船沈没事故の対応を巡って、政府への強い批判が巻き起こり、与党に逆風となっていました。
しかし、先月下旬にパク・クネ大統領が国民に対して謝罪したのを受けて、与党は選挙戦終盤で巻き返しを図り、選挙はパク・クネ政権に対する中間評価と位置づけられていました。
今回の選挙が今後の政権運営に及ぼす影響について、ヨンセ大学ヤン・スンハム教授は、次のように述べました。
一方で、ヤン・スンハム教授は国民が強く求めている事故や災害の安全対策にどれだけ取り組むかが、政権への支持を大きく左右すると指摘しました。
次は独自の技術や製品で事業を起こすベンチャー企業についてです。
1990年代後半から盛り上がったベンチャーブームは、その後、ITバブルの崩壊などで一気に冷え込みました。
しかし、こちらご覧ください。
ここ5年間で新たに株式を公開した会社の数なんですが、徐々に増えて、去年は5年前の3倍近くになっています。
今、再びベンチャーブームがやって来たともいわれています。
今回、以前と大きく違う点があります。
キーワードは大手企業です。
これまでベンチャーとの連携に消極的だといわれてきた大手企業が、熱い視線を送っているのです。
朝7時の東京・新宿。
おはようございます。
オフィスビルに続々と人が集まります。
毎週開かれる朝会です。
始まったのは、ベンチャー企業によるプレゼンテーション。
毎週、5つのベンチャーが自社の技術や商品を売り込みます。
食い入るように見つめるのは。
大手企業で、新規事業などを担当する管理職クラスです。
メーカー、商社から金融機関まで、およそ60社が毎週、参加します。
社員4人のこのベンチャー企業が売り込んでいるのは、排せつ物をセンサーで検知するシート。
介護市場を狙った商品化をアピールします。
ベンチャーと大手企業の、いわばお見合いの場として、去年から始まったこの朝会。
ここで連携が決まった事業は、この1年余りで50例以上に上ります。
背景にあるのは、長年、商品の自社開発にこだわってきた大手企業の持つ危機感です。
文房具や事務用品などを扱う大手メーカーです。
執行役員の伊藤羊一さんは、これまで30回以上、朝会に参加してきました。
この会社では企業のペーパーレス化で、ノートやファイルの需要が減る中、IT技術を使った商品や事業に力を入れています。
しかし、ノウハウがないため、自社開発に頼っていては、コストも時間もかかってしまうといいます。
そうした中、注目したのがベンチャー企業の開発力です。
去年、あるベンチャー企業が持っていた技術を、商品化したのがこちら。
インターネット上で資料を見せ合いながら、会議ができるシステムです。
自治体など、大手の顧客の開拓につながりました。
伊藤さんは今、朝会で出会った企業を含め、ベンチャー4社と連携を進めています。
この日訪ねたベンチャー企業は、チラシやポスターなどを効率よく印刷できるシステムを持っています。
伊藤さんの会社はことし2月、およそ2億円を出資して業務提携。
今は具体的な事業プランを話し合っています。
早くも来月から、このベンチャーのシステムを活用した新商品を販売します。
自社開発からベンチャーに目を向け始めた大手企業。
専門家は、こうした動きが今後も加速すると指摘します。
大手企業からの追い風を受け、急激に事業を拡大するベンチャー企業も現れています。
松田雅也さん33歳です。
たった一人で起業し、3年前、あるシステムを開発しました。
飲食店で使う魚の注文システムです。
店の料理人がタブレット端末を使い、全国の産地から魚を取り寄せることができます。
去年、このシステムを大手企業が集まる朝会で売り込んだところ、大きな反響がありました。
すぐに物流会社などから1億5000万円の出資を受けることが決まりました。
さらにことしに入って、大手クレジット会社との提携も決まりました。
その顧客を紹介してもらい、ことし中にシステムの利用店舗を2000店以上に増やそうと狙っています。
一気に広がるビジネスチャンス。
松田さん1人だった社員は36人に増え、年末には60人を超える予定です。
松田さんはベンチャーを支える環境が変わりつつあると感じています。
早稲田大学大学院の長谷川教授によりますと、大手企業とベンチャーの提携では、上下関係ではなく、対等な関係を築くことが大切です。
大手企業に技術やアイデアだけ吸い上げられて、ベンチャー企業の成長が妨げられることがないよう、専門家が支援する仕組みなどが求められるということです。
スポーツ、西堀アナウンサーです。
おはようございます。
あと7日に迫ってきました、サッカーのワールドカップについてですね。
まず日本代表です。
強化試合のコスタリカ戦の勝利から一夜明け、本番に向けて再び動きだしました。
コスタリカ戦で逆転勝利を収めた日本代表。
疲労を考慮して、ストレッチやランニングなど、軽めのメニューで調整しました。
和やかな雰囲気ですね。
日本代表は大会前、最後の強化試合でザンビアと戦ったあと、ブラジル入りし、初戦のコートジボワール戦に備えます。
厳しい。
もう本番に向かって表情も引き締まってましたね。
そうですね。
しっかりコンディションを高めていってほしいと思いますね。
一方、ブラジルでは世界中からのサポーターたちを歓迎しようと、巨大なアートが登場しました。
サンパウロの空の玄関口、コンゴーニャス空港の壁に出現したのがこちらです。
ウオールアートと呼ばれる壁画。
長さはなんと300メートル。
描かれているのは、ブラジルがワールドカップで優勝したときの名場面です。
1958年、ブラジルに初めての優勝をもたらしたペレ。
ロナウド、シュート!
2002年、日韓大会で得点王になったロナウドの姿もあります。
パウロ・コンセンチーノさん。
この絵を描いたウオールアーティストです。
20年以上、モダンアートを描いてきたコンセンチーノさん。
8年前、サッカーを通じてウオールアートと出会いました。
コンセンチーノさんの代表作。
かつてカズ、三浦知良選手も所属したブラジルの強豪チーム、サントスFCの壁画です。
作品が街の一部として息づく、スケールの大きな世界にのめり込んでいきました。
ワールドカップの成功に貢献したい。
コンセンチーノさんは、ブラジルの過去5回の優勝をテーマにした、300メートルの壁画の制作を決意し、3か月かけて先月、完成させました。
開幕も近づき、取って置きの場所に案内してくれました。
長い絵の先にある白い壁。
そこにはある思いが込められていました。
それはブラジルの6回目の優勝です。
日本への応援もしてくれましたけど、あの白い壁にブラジル選手の活躍が、躍動感あふれる絵が描かれるかどうかというのもまた楽しみですね。
注目されますね。
一方でブラジルでは、大会に反対するデモも相次いでますよね。
そうなんですよね。
大会反対ということで言いますと、サンパウロ市内ではこんな壁画も注目されています。
食事で出されたサッカーボール、困惑する男性。
この絵は、人はサッカーボールを食べることはできないと、政府の予算の使いみちを批判する絵なんです。
ウオールアートの世界も、賛成と反対が入り交じるブラジルの現状を反映しているといえます。
ここまでスポーツでした。
続いて気象情報です。
きょうは広い範囲で雨になりそうですが、東京・渋谷、今はどんな様子でしょうか?渡辺さん。
灰色の雲が厚く垂れ込めています。
こちら、東京・渋谷、まだ雨は降っていないんですけれども、これまでに九州から東海地方にかけて、広く梅雨入りしています。
こちら関東甲信地方の梅雨入りももうまもなくといったところです。
今回、梅雨入り早々、大雨になっていますよね。
きょうも四国から関東地方にかけて、その大雨に注意、警戒が必要なんです。
梅雨入り早々、四国や九州では大雨になっている所があります。
特に四国・高知県四万十町窪川では、この24時間で500ミリを超える大雨になっていて、今もなお、土砂災害の危険性が高くなっています。
四国ではピークが過ぎても、今後、雨が断続的に強まりそうです。
そして大雨の範囲は、東へこのあと、移っていきます。
朝8時の雨の予想です。
このあともうしばらくの間、朝の時間帯は四国、近畿、東海で非常に激しい雨の降るおそれがあります。
動かして見ていきましょう。
日中も断続的に太平洋側で雨足が強まりそうです。
関東甲信や静岡も、今夜には激しい雨の降るおそれがあります。
あす朝までに予想される雨の量は、四国から関東甲信の多い所で、100ミリから200ミリ。
土砂災害や川の氾濫、浸水に警戒してください。
では、きょうの予報です。
気象情報でした。
この時間、新しく入ったニュースです。
上から3つ目、先ほど入った映像です。
9年前、栃木県の旧今市市で、小学1年生だった女の子が連れ去られて殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された栃木県鹿沼市の勝又拓哉容疑者は、先ほど、午前7時半過ぎ、検察庁に向かうため、車で警察署を出ました。
先ほど入ってきた映像です。
小学校が6年、中学校が3年。
その区切りを弾力的に設定できるとした提言の素案をまとめました。
小学校から大学までの教育の在り方や、幼児教育の充実に向け議論を進めている政府の教育再生実行会議。
小中一貫教育学校を制度化し、小学校を6年、中学校を3年とする区切りを、自治体ごとに弾力的に設定できるようにするとした提言の素案をまとめました。
また、幼児教育についても3歳児から5歳児の教育の無償化を段階的に進めたうえで、小学校就学前の5歳児の教育を義務化することを検討するなどとしています。
教育再生実行会議は来月にも提言を取りまとめ、安倍総理大臣に提出することにしています。
集団的自衛権の行使を巡り、公明党が限定的に容認しても、いずれ拡大しかねないと懸念していることを受け、自民党内では、憲法解釈の変更を閣議決定する際、集団的自衛権を行使できる具体例を盛り込んだ指針を作ることで、公明党に理解を求める案が出ています。
あれから25年。
香港では市民らが抑圧をやめるよう訴えました。
北京で民主化運動が武力で鎮圧されて大勢の死傷者が出た天安門事件から、きのうで25年。
天安門広場周辺は、当局により厳戒態勢が敷かれました。
中国外務省の報道官は記者会見で、中国政府の見解が変わらないことを強調。
当時の指導部の対応が正しかったという立場を改めて示しました。
一方、香港では民主化運動を支援した人たちが作る団体が、大規模な追悼式を開き、中国政府に対して、遺族などへの抑圧をやめるよう訴えました。
2014/06/05(木) 07:00〜07:45
NHK総合1・神戸
NHKニュース おはよう日本[字]

▼四国・近畿・東海中心に大雨“土砂災害などに注意を”▼G7首脳会議 開幕▼ネットバンキングの不正送金 過去最悪に▼大手企業が熱い視線 “べンチャーブーム”再来

詳細情報
番組内容
▼四国や近畿・東海を中心に、5日にかけて局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。最新の情報をお伝えします。▼ネットバンキングの不正送金事件の被害総額が去年1年間の被害をすでに上回りました。巧妙化する手口や対策についてお伝えします。▼いま、新たな「ベンチャーブーム」が起きています。大手企業がその開発力に注目。双方の“お見合い”が活発に行われています。
出演者
【キャスター】阿部渉,鈴木奈穂子,【スポーツキャスター】西堀裕美,【気象キャスター】渡辺蘭

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ニュース/報道 – 定時・総合
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