NHK高校講座 科学と人間生活「いろいろな微生物」 2014.06.05

(田中山根)よいしょ〜。

(山根)さあ今回のテーマはですね…ちょっと何か懐かしい感じしますよね。
(田中)やったね微生物見る授業。
こうのぞいて何かチョロチョロ動いてるみたいな。
あれ楽しいよね。
あれ楽しかったよね。
学校の近くの溝から水くんできてそれを見るといるんだよね。
私はミカヅキモを観察してスケッチしたんですけど本当に三日月形してるんですよね。
不思議な形してるよね。
微生物っていろんなさ…。
ミジンコが見えた時テンション上がったよね。
もうちょっと脚みたいなの付けりゃよかったのに手で…。
ちょっと鳥みたいなんだよね口が。
ミジンコの動きで次のコーナー行くよ。
掃除機みたいだよね。
自動掃除機。
先っぽはけばだってるからね。
じゃあさ微生物って小さい生き物という事でいいの?生物の分類学的にはこれが微生物という区分はないんですよ。
ないの?はい。
一般的に…そう呼んでるんですよね。
微生物って知ってる?知ってるよ。
ミジンコとかゾウリムシとかでしょ。
ああいう微生物がさもし巨大化したら超怖いよな。
あ〜まあ確かにちょっと怖いかもしれないね。
ゾウリムシがさ普通の草履ぐらいになったら怖いよな。
全然怖くない。
俺もっと東京タワーとかぐらいでっかくなるのかと思った。
普通の草履サイズだったら全然…。
草履で踏めるぐらいだし…。
うるさいな!お前体はでかいのに心の器は微生物だな。
フフフフ…。
受けてる受けてる。
いや滑ってるよ。
(2人)はいジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャンガシャンガジャンガジャンガジャンガジャンガジャジャ〜ン。
じゃあね今日はお二人に見せたいものがあるんです。
何?何ですか?ちょっと微生物。
お〜見れるの?うん。
おっ。
よいしょよいしょ。
科学番組みたいだね。
顕微鏡を使って僕のコケ…コケがあるんですがそちらに。
ありますね。
今日持ってきました。
そのコケにいる微生物を見てみようと…。
こん中に微生物いる?いなかったら全カットだよここ。
取りますよ。
おお。
かけらにさせて。
俺だって…。
あ〜!あっ!あ〜!そん中にいるかな。
もったいない。
(ため息)それをどうすんの?さあ!微生物が水の中に出てくる。
お〜いい感じに出来た。
プレパラートセットしま〜す。
あ〜いますいます!うわ〜すげえ!
(山根岡野)本当だ!何かかわいいですね。
これ何だろう。
これねクマムシですよ。
名前聞いた事あるけど。
ノソノソしてて本当に熊みたいな動き方ですよね。
(岡野田中)かわいい。
下に目があるの分かります?点々と。
あっはい。
すごいかわいい顔してるんですけども実はこんなかわいい顔してものすごいやつでたるの状態になれば死なないんですよ。
たるの状態?たるの状態って何?コケに多く住んでいるクマムシ。
水に溶けた酸素を体の表面から直接取り込んで呼吸している。
水なしでは生きていけない微生物なのだ。
ではコケが乾燥したら?体の組織を壊さずに自らが乾燥する乾眠と呼ばれる状態になる。
1時間ほどでご覧のとおり。
まるでたるのようだ。
この姿になれば砂漠や南極などの厳しい環境でも耐えられるといわれている。
そして雨が降ると…。
水分を吸収し脚や体が次第に伸び始める。
20分ほどですっかり元の姿に。
したたかに生き抜くすべを身につけているのだ。
微生物にはいろいろな種類がある。
シイタケやマツタケなどのキノコは体が菌糸で出来ている菌類。
コンクリートにも微生物がいる。
これは…オレンジや白い部分は菌類。
緑色は藻類だ。
このように菌類と藻類が共生しているものを…水をかけると…藻類は光合成をする。
一方菌類は藻類が光合成で作り出した栄養をもらう。
ふだん何気なく通り過ぎるこんな所にも微生物が生きているのだ。
微生物ってコケとかコンクリートとか案外私たちの身近な所にいるんですね。
うん。
まあでも生活する上じゃあんまり関係ないんじゃない?コンクリートにいても。
いやいや…。
すごい関係あるよ。
よく風邪ひくじゃん。
う〜ん…。
それも微生物なの?微生物のしわざですよ。
食中毒とか病気…。
考えてみりゃまああるかな。
置いといたペットボトルの残ってるジュースの上に膜みたいなカビが生えてたりとか。
ありますね。
そんなのないよ。
あるよね。
あります。
部室とか生徒会室に…。
置きっぱなしになってるやつ。
でもね不思議だよね。
あれさペットボトルを蓋閉めてるのに何かカビのようなやつが生えてくるって事はさ…確かに。
あん中で…この疑問を実験で明らかにした人物がいる。
フランスの…1861年に行った…2つのフラスコを用意する。
1つは口が開いているもの。
もう一つは口を細長くして曲げ空気中の微生物を入りにくくしたもの。
この2つに…これでフラスコの中には微生物がいない状態になった。
口が開いているフラスコのスープだけが腐ってしまった。
実験から生物は生物からしか生まれない事が明らかになった。
生物は生物からしか生まれない。
突然発生する事はないんですね。
まあそうだね。
だからパンとかもカビがこう…ここら辺に舞ってるやつが付いてカビがどんどん増えちゃうという事だよね。
そこら中にいるんだよ。
この辺にもこの辺にも…。
ここら辺多いな。
何で私に付けたがるんですか?いやいや。
だからそこら中にあって口の中に取り入れちゃったりしてる可能性もある。
完全に入ってるよね。
入ってますね。
そうですよ。
何で大丈夫なんだろう?あっ!そういえばさっき山根に…。
これ渡してくれって言われたんだけど。
何これ?これ何か知らない。
何ですか?あ〜これ。
「山根様細菌在中」。
何それ?実験したのよ昨日。
調べてみる事にした。
何ですか?細菌の実験って…。
別に手そんなに汚くないですけど。
早速実験開始。
微生物を培養するための…菌付いてないと思うけどね。
別の…はいOK!できました。
こっちはきれいですから。
菌全くないです。
これを…うわ〜すげえ!うわ〜!うわ〜!うわ〜汚え!洗ってるバージョンでも付いてんじゃん。
これ一個一個が…。
塊あるでしょ。
これコロニーっていって…これ何なの?カビなのかな。
何かしらの菌がぶわっと増えたんですよ。
洗っててもこんなに付いてるんですね。
今汚いもん見るような目で見たでしょ。
いやいや…。
そんな事ないですよ。
本当?普通に身の回りにはこのぐらい菌がいるんです。
優しいな。
お前がテレビで汚いイメージ付いて終わるの嫌だからな。
うわっ優しい。
ちょっと泣いちゃうわ俺。
いや単純にどんな女の子でもこれパチッとやって増やしたらこのぐらいは付いてるんで…。
手洗ったらこのぐらいは減る訳ですから。
だいぶ減るね。
これが増え続けると病気を引き起こす原因にもなるという事なんです。
大量に集まると人に危害を及ぼす微生物がいる。
鶏牛豚などの腸内にいる…人の体内で増殖すると高熱を伴った激しい腹痛や下痢の原因になる。
大腸菌の一種で少数の菌でも病気を引き起こす。
これはO157が腸の細胞を破壊し…症状が重い場合こん睡状態になる事もある。
実はウィルスも微生物の仲間。
インフルエンザウィルスは毎年のように猛威を振るう。
エイズはヒト免疫不全ウィルスHIVが免疫に関わる細胞を破壊する病気。
医学が発達している今でも根本的な治療は難しい。
医学の分野では人と菌との闘いがずっと続いてたって事だよね。
うん。
身の回り見てもさ抗菌グッズってめちゃめちゃあるよね。
最近あるね。
ありますね。
抗菌タオルとかさ抗菌ボールペン。
私自身もこのくらいのサイズのアルコール消毒液持ち歩いてます。
え〜!じゃあもうそれこそさ…全部抹殺したらいいのに。
いやいや。
それは違うんですよ。
できるでしょ人間なら。
違います。
確かに病気をもたらすウィルスや菌はいますけど…どういう事よ。
生活排水など汚れた水をきれいにする施設…これは水の汚れを処理する…水の中には活性汚泥という微生物をたくさん含んだ泥が入っている。
活性汚泥には200種類以上の微生物がいる。
細菌や菌類が水に溶けた汚れを取り込み分解するのだ。
そして急速に増えていくと…。
少し大きな微生物たちがそれらを食べる。
増え過ぎた細菌や菌類は適当に間引かれる事で活動が活発となり汚れを分解する働きを維持できる。
私たちが毎日生み出す大量の汚れた水は微生物の働きできれいな水に生まれ変わるのだ。
微生物を利用した取り組みが行われているという。
こんにちは。
笹村です。
農業を営む笹村さんを訪ねた。
今ねそこに段ボールコンポストというのがあるんでちょっと見て下さい。
(岡野)はい。
これがねそうなんです。
この中に微生物がいるんですか?そうです。
(岡野)へえ〜。
笹村さんは毎日三角コーナー1つ分およそ500gの生ごみをこの土の中に捨てている。
(笹村)今日出た生ごみをここへこう入れちゃいます。
(岡野)はい。
(笹村)それでここへこう…。
(岡野)え〜!すごいですね。
温度が高いのは微生物が活発に活動している証拠だという。
微生物は本当に何でも分解してしまうのだろうか。
これが2週間前に実験をした段ボールコンポストなんです。
笹村さんは……を捨てた。
…も捨てた。
中調べてみてもいいですか?
(笹村)ええどうぞ。
捨てたごみはどうなっているのだろう。
(岡野)何も残ってないですね。
えっすごい!これ何か残ってますね。
あっ何か見つけた。
(岡野)これは何ですか?
(笹村)それがね…
(岡野)植物の知恵ですね。
すごい。
笹村さんは小田原市と協力して段ボールコンポストを市民に無料配布している。
その名も…現在クラブのメンバーはおよそ2,000世帯だ。
(岡野)よろしくお願いします。
お願いします。
仲本さんもメンバーの一人。
ごみの量が月に10kgも減ってごみ捨てが楽になったそうだ。
ほかには何かいい事とかありました?ほかには…
(岡野)それはいいですね。
はい。
実はコンポストとはたい肥という意味。
段ボールコンポストで作られたたい肥は栄養たっぷり。
町の花壇でも活用されている。
段ボールコンポストはごみも出ないし簡単だし究極のエコですよね。
微生物の底力だなと思いました。
植物の恵みを私たちが食べ食べたごみを微生物が分解する。
そして分解したものをまた植物に返す。
この町ではとてもいい循環ができている。
微生物ってすごいやつ多いからイメージ上がったな。
確かにね。
俺たちもコンビ名もうちょっとイメージアップしていかなきゃいけないんじゃないのか?コンビ名のイメージをアップするって…。
だから俺らもアンガーカビとかさ。
アンガーカビ?あんまりいいイメージないけどな。
クマムシダラケーズは?クマムシダラ…2人しかいないし。
じゃあワムッシュは?ワムシ…ザワムシ。
嫌だよ。
何で50音順で「あ」から「わ」にいかないといけないの?じゃあもうシンプルにクールポコにするわ。
いやいやクールポコ。
いるから。
後輩で。
いるの?2014/06/05(木) 14:00〜14:20
NHKEテレ1大阪
NHK高校講座 科学と人間生活「いろいろな微生物」[字]

私たちの暮らしと科学はどのようにかかわっているのだろうか?アンガールズの2人の素朴な疑問から、人類と科学の長くて深い関わりを明らかにしていく。

詳細情報
番組内容
顕微鏡を使って、はじめてその存在がわかる生物を微生物という。微生物にはアメーバやミカヅキモなどの原生生物や、菌類・細菌類など、さまざまな種類が含まれている。微生物は、どこにでもいる。例えば一見何もいないように見えるコケの中にも、クマムシという微生物が暮らしている。私たち人間にとって微生物は、時に有益で、また時にやっかいな存在だ。暮らしと微生物の関わりについて、実験や観察を通して学んでいく。
出演者
【出演】岡野真也,【司会】アンガールズ

ジャンル :
趣味/教育 – 中学生・高校生
バラエティ – その他
趣味/教育 – 生涯教育・資格

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz

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