Nスタ 2014.06.05

ベルギーの首都ブリュッセルで開幕したG7サミット。
もともとロシアのソチで開催される予定だったが、ロシアがウクライナのクリミアを併合したことに各国が抗議しG8からロシアを外した形で場所を変えて行われることに。
参加した各国首脳は、ウクライナの新しい大統領に選ばれたポロシェンコ氏を歓迎するとともに、ロシアのウクライナでの主権と領土の一体性の継続的な侵害を一致団結して非難し必要があれば、ロシアにさらなる制裁を強化する用意があるなどとする首脳声明を発表した。
今回の議題はウクライナ情勢が中心だったが、その中で安倍総理は中国を念頭に置いた東アジア情勢をめぐる議論を自らリードしたと強調した。
首脳声明では、中国を名指ししての批判はなかったが、東シナ海及び南シナ海での緊張を深く懸念している、威嚇、強制または力により領土または海洋に関する権利を主張するためのいかなる者によるいかなる一方的な試みにも反対するといった文言が盛り込まれた。
アジアから唯一の参加国として首脳声明に主張を反映させることには成功した格好。
注目されていたG7の首脳声明、名指しこそしませんでしたが、中国の海洋進出、そして北朝鮮による拉致、その両方が盛り込まれました。
ブリュッセルで取材中の岩田記者に聞きます。
この首脳声明は安倍総理にとって満足できるものだったのでしょうか?安倍総理にとっては確かに一定の成果を得たとは言えるんですが、G7の首脳の賛同を得て中国に対する包囲網をつくるという狙いどおりにはいきませんでした。
といいますのも、欧米各国の関心が想像以上にウクライナ情勢に集中していたからなんです。
G7初日の協議はおよそ2時間40分にわたり行われたが、そのほとんどの時間がウクライナ情勢の議論に費やされた。
安倍総理は、東アジア情勢については私が議論をリードしたと胸を張ったが、厳しい言い方をすれば、ヨーロッパ各国の関心は、自分たちの国に近いウクライナ一辺倒で遠いアジアのことなどは二の次だという現実を目の当たりにさせられたとも言える。
安倍総理は初日の協議で、普段の外交であれば繰り返し強調している積極的平和主義や集団的自衛権といった政権の取り組みについて説明するチャンスもなかった。
首脳声明に東シナ海及び南シナ海での緊張を深く懸念しているという言葉が盛り込まれたことは一定の成果だが、中国という名指しはせず、対立をあおるような表現は避けられた格好。
G7の意識がロシアへの対応に集中する中、各国からすれば中国の問題はシリアやイランなど世界の様々な問題の中の1つにすぎず、日本としてG7各国の関心をどうやってアジアに引きつけるのかという問題は今後も続く課題として残されました。
一方、中国はG7の首脳声明で中国を名指しした批判がなかったことに関連し国営の新華社通信が、安倍総理は今頃落胆しているだろうと論評しました。
新華社の論評ではG7サミットは東シナ海での日本の立場の主張に懸命な歯止めをかけ、日本の当局者やメディアに一撃を与えたと解説している。
こうした中、北京では今日から中国・アラブ諸国協力フォーラムが行われている。
両地域の協力関係強化を目的とするもので6回目となる今回は、クウェートのジャビル首相を初めアラブ諸国の閣僚らが大勢参加。
開幕式で習近平国家主席はシルクロードを引き合いに出し、こちらの大きな氷の塊。
アメリカ中西部で降ったヒョウなんです。
ご覧のように車の窓ガラスを割ったり、車体をへこませるなど大きな被害を出しました。
実はこのヒョウと日本列島で続く真夏日はどうやら関係がありそうなんです。
今週、猛烈な暑さに見舞われている北海道。
今日、全国で一番暑かったのも北海道東川、最高気温は34.7度。
33地点で30度以上の真夏日となった。
偏西風が蛇行している影響で北海道では連日、暑い日が続いていると見られているが、その偏西風の影響がアメリカでも起きていた。
野球ボールほどの大きさの巨大なヒョウ。
アメリカ中西部で昨日、激しい雷雨やヒョウにより車や家の窓ガラスが割れる被害が相次いだ。
その一方で、日本では本格的な梅雨のシーズンを迎えつつある。
午前11時半過ぎの赤坂です。
気象庁は先ほど、関東甲信と北陸で梅雨入りしたと見られると発表しました。
関東甲信では平年より3日早く、去年より5日早い梅雨入りとなった。
また東北南部も午後2時半に気象庁が梅雨入りしたと見られると発表した。
おととい梅雨入りした四国では…激しい雨の中、崩れた土砂が道路を塞いでいる。
高知県ではおととい未明から降った激しい雨の影響で、各地で土砂崩れが発生。
四万十町窪川では今朝までの24時間で528.5ミリの雨が降り統計をとり始めて以来、最も多い雨量を記録した。
また、四万十市では道路が浸水するなどこの大雨の影響で四万十市など4つの市と町で一時およそ4900世帯、1万人に避難勧告が出された。
気象庁は明日夕方までに多いところで東海地方と関東甲信地方で150ミリの雨を予想していて土砂災害や河川の増水などに警戒するよう呼びかけている。
栃木県旧今市市の吉田有希ちゃん殺害事件で有希ちゃんの両親が先ほど、手書きのコメントを出しました。
何の罪もない有希の命を奪った犯人をどうしても許すことはできないと容疑者への怒りがつづられています。
こう始まる手記は、殺害された吉田有希ちゃんの両親が先ほど、明らかにしたもの。
手記は母親の手書きで現在の心情や容疑者への怒りがつづられている。
今、勝又容疑者が警察署から出てきました。
ゆっくりとした足どりで警察車両に乗り込みます。
有希ちゃん殺害の疑いで今朝送検された勝又拓哉容疑者。
わずかに報道陣に目を向けた後、伏し目がちに警察車両に乗り込んだ。
勝又容疑者は、2005年12月、栃木県の旧今市市、現在の日光市で有希ちゃんを連れ去り、殺害した疑いが持たれている。
勝又容疑者は事件発生当時、連れ去り現場から20kmほど離れた鹿沼市にあるこの神社の近くにあるアパートでひとり暮らしをしていました。
勝又容疑者は中学校を卒業後定職にはついていなかったと言う。
義理の父親だった男性は、その後、勝又容疑者が引きこもりのような生活を送っていたと話す。
勝又容疑者は、有希ちゃんをいたずら目的で連れ去ったという趣旨の供述をしているが、その後の捜査関係者への取材で勝又容疑者が、有希ちゃんを抱き上げて無理やり連れ去ったと供述していることが新たにわかった。
ただ、嘘をついて車に乗せたという趣旨の話もしていて、あいまいな供述を繰り返しているため警察は慎重に捜査している。
また、勝又容疑者が事件発生直後に警察から任意の事情聴取を受けた後数カ月のうちに当時乗っていた白い乗用車を廃車にしていたこともわかった。
この車は勝又容疑者が供述した遺体遺棄現場までの経路にある複数の防犯カメラに映っていて、その画像は、今回の逮捕の決め手の1つとなっている。
警察は、勝又容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあると見て調べを進めている。
島根県の竹島と沖縄県の尖閣諸島。
今日、これらの島をめぐって2つの会合が開かれました。
韓国、中国との関係改善の兆しはありませんが、問題解決のヒントは見つかったのでしょうか。
今日、都内で開かれた超党派議員らによる竹島の返還を求める集会。
政府代表として出席した後藤田内閣府副大臣が竹島は日本固有の領土だと改めて強調した。
これに対し、韓国外務省は挑発だとする論評を発表。
後藤田副大臣の発言は雲をつかむような主張だとした上で、このような主張を中断しないなら日韓関係の改善も遠のくだろうと厳しく非難している。
韓国外務省はまた、日本大使館の道上尚史統括行使を呼び、抗議した。
一方、長崎では日中関係について有識者が意見を交わす会合が開かれ、トウ・カセン元国務委員が尖閣問題に言及した。
会合は明日までで冷え込んだ日中関係改善の糸口をつかむため、民間レベルの議論が交わされる。
東京女子医大で鎮静剤を大量に投与された男の子が死亡した問題で、謝罪や会見を行わない経営サイドに対し医学部長らが異例の批判を行いました。
東京女子医大病院では今年2月、首の腫瘍の手術を受けた2歳の男の子が人工呼吸中の子どもへの使用が禁止されている鎮静剤、プロポフォールを大人の許容量のおよそ2.7倍投与され死亡する事故が起きている。
高桑医学部長らは、問題の鎮静剤が条件に反し、5年あまりで60人の子どもに投与されていたことを明らかにした上で謝罪や説明が行われていないとして学校法人の理事長らを批判した。
学校法人側は、医学部長らの会見はあくまで私的な会見とコメントしている。
今日午前、青森県大鰐町で山火事が発生した。
今のところケガ人などの情報は入っていないが青森県は火の勢いが収まらないとして自衛隊に災害派遣を要請した。
自衛隊のヘリコプターと隣接する岩手、秋田の防災ヘリなどが消火に当たっている。
気象台によると、大鰐町には午前中から乾燥注意報が出されているとのこと。
自民・公明両党は、生活必需品などの消費税率を低く抑える軽減税率を実行する際に、どの品目に適用するかを議論するため8つの案を公表した。
食料と飲料が対象で、すべての品目に適用すると税率1%当たり6600億円、税収が減るほか米だけに限った場合、200億円の減収にとどまるなどとしている。
プロ野球・読売巨人軍の球団代表の解任をめぐる裁判で今日、清武英利元代表と読売新聞グループ本社の渡邉恒雄会長双方の尋問が行われました。
渡邉会長は清武君の妄想だなどと反論しました。
ことの発端は3年前。
当時、読売巨人軍の球団代表だった清武氏は突如、コーチ人事に不当に介入したとグループトップの渡邉恒雄会長を批判した。
これに対し、巨人軍側は清武氏を解任した上で、虚偽の事実を公表したなどとして1億円の賠償を求め提訴。
清武氏は逆に不当解任と主張し、およそ6000万円の賠償を求め反訴した。
東京地裁で開かれた今日の裁判には、清武氏と渡邉会長の双方が出廷。
渡邉会長は、清武氏側の主張についてコーチの人事案を受け取っただけで、了承した認識はない、清武氏の虚偽、妄想だなどと反論した。
一方、清武氏は球団では一取締役にすぎない渡邉氏によるコーチ人事への介入は問題だと考えていた、自分が解任される理由はないと主張した。
日本維新の会の分裂騒動。
石原氏につくか、橋下氏につくか、はたまた無所属か。
最後まで態度を決めかねていたのが、こちら、アントニオ猪木議員です。
果たして猪木議員の決断は?葉巻に火をつけるのは、日本維新の会のアントニオ猪木参議院議員。
昨日午後11時頃、自身のツイッターにこんな書き込みが。
維新の会の分党騒動から1週間。
今日、石原氏側か橋下氏側かどちらのグループに所属するかを決める期限を迎えた。
今日午前、片山政調会長は、橋下氏側に行くことを決めた。
この時点で態度を明かしていないのはたった1人。
猪木氏だけ。
期限は今日の午後5時。
リミット4時間前には…猪木氏が態度を決めかねている理由は、自身がこだわる北朝鮮問題にあると見られている。
北朝鮮に独自のパイプを持つ猪木氏はこれまで何度も訪朝している。
去年11月には、後に処刑されたチャン・ソンテク氏と面会。
しかし、国会の許可を得ていなかったため、30日間登院停止の懲罰を受ける事態に。
さらに、橋下共同代表からも苦言が猪木氏は政党に所属することで活動が制限されることを懸念しているものと見られている。
無所属、つまり離党も考えたという猪木氏。
しかし、猪木氏は比例代表選出のため、離党した場合は、議席を返上すべきとの指摘を受ける可能性もある。
午後には石原氏側の中田氏が訪れてラブコール。
そして、残り1時間あまりとなった午後4時前。
猪木氏がいたのは石原氏の部屋。
署名を済ませ、石原氏とともに行動する道を選んだ。
これで62人のうち橋下氏側が37人、2014/06/05(木) 17:50〜18:15
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